目が覚めて
ふとんでまどろんでいると
まどの外から
いくつものからすの鳴き声が聞こえる
かーかー
あーあー
からすもそれぞれいろんなふうに鳴く
きもちよく調和されていて
はじめは気がつかなかった
ピンとが合っていくと聞こえる
からす界のロックシンガーかしらというしゃがれた声があった
ぎーぎーというような
ぎあーぎあーというような
みみで聞こえたこれを
文字にするってなんてむずかしいのだろう
どうにも変換できないが
きっとからす界では何年かにひとりの逸材だなんて言われている
異質な声と鳴き方の名シンガーだろうなんて朝からもくもく考えているのがきもちよかった
なんだかきょうは、なつやすみだった
ふたりでなんでもなくのんびりと過ごして
まだ蝉は鳴いていて
扇風機をまわしている
帽さんとこうえんへお散歩
帽さんはビール
わたしはなんとなくのみたくなったノンアンコールビール
そしてアメリカンドッグを2つ買って歩いた
「夏がおわるまえに蝉が鳴いているこの道を歩こう」と帽さんは言ってくじら山のうらっかわの道を歩く
お盆休みなどなかったのだけれど
きょうのおかげでなつやすみをしたきもちになった
むしむしとしつつも
涼しい風が吹きはじめている
ことしの夏の店じまいがはじまっている
夜ごはんは、いく子さんとどっちゃんと4人でランサーンへ行った
駅から家への帰り道
電線を2ひきのハクビシンが歩いているのを帽さんが見つけた
見ていたら
ことばをかくようになっているからか
よしもとばななさんの「もしもし下北沢」を読みおえたばかりだからか
なんだかとってもロマンチックなものに見えた
-ふたり連なりつなわたりする 夜のお散歩-
このキーワードたちだけでひとつものがたりが生まれそうである
どうぶつひとつひとつにこんなエピソードでおはなしをつけてこどもに話したりしたらなんだかいいな、なんて思った
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