二〇一六年十一月十二日土曜日
晴れ
きょうは、登山に行く帽さん。いっしょに行く光明さんが公園の入り口までお迎え。お下がりにえほんをおすそ分けしてくれるというので、お見送りと預かりにゆくのとで、ひさしぶりに外に出た。
帽 (これからうちゅうに行ってくるから。にんげんの世界とはしばらくはなれてくるよ。)
のん (う ・ っっちゅ !)
帽 (ははは。そうかそうだね。のんさんはずっとうちゅうにいるみたいだものね。まいにちにんげんになりたくないよーって泣いているかもしれないもんね。)
いってらっしゃいと言うと、のんさんはちいさくてのひらをさわさわ揺らした。帽さんを見つけるとうれしそうに駆け寄るこのごろ、来週の週末はゆっくりいっしょに過ごせるといいね。
たいようのひかりと風を浴び ずにはいられなくなって、えほんを置いてしゃぼん玉を持ってそのままお散歩。わたしが話す言葉に (うん)と頷いてくれるのんさん。喋る音がふえて、わたしの知っている言葉に時々きこえるようになってきた。
ひきこもっているあいだも、木々は休まず風に吹かれてそこにいて慎ましくちゃんと冬支度をしていた。にんげんでいうとこのロマンスグレー。いちょうはピッカーン眩しいきいろ。あたまが赤くおなかが緑の木。すっかり公園はイロトリドリな季節へと変わっていた。まいにち横にいるとなだらかに変化を感じるけれど、目をはなすとあっという間にみえる。それにしてもあったかい。高い鳥の声がサラウンドにちりばめられて、そよそよと風は吹いて、青空とたいようがおおきくハグしてる。ここは十分うちゅうだな。とポエジースイッチをおされてきもちよく筆がすすむ。
ドクドクドクと血がたぎっているような、エネルギーがはみ出ているようないちょうの木に思わずシャッターをきる。DNAの螺旋がむき出しになっているようにみえる。色っぽさすらかんじる。青空多めに枝の端っこをきりとる。そんな写真が幾つもある。ここにうちゅうをかんじちゃうんだなあ、わたしは。ああ、ホレボレ。
夜ごはんは、ステーキ(!)、アスパラガスのソテー、トマト、えびマカロニグラタン、松前漬け、ごはん。
母の家に来て、ごちそうごちそう。愛、ほかほか。
リモコン押しながらシャウト、のんさん。
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