2016年6月8日水曜日

175 タコスと夕焼け

2016年6月8日水曜日


30歳まであと1ヶ月きった。

きょうは、帽さんの帰りが早いという。帽さんのすきなものを夜ごはんにしようとかんがえる。
夏の夕方、土日のスーパーの帰りに川沿いの石畳のところでタコスをたべながら缶ビールをのむというのがお決まりのときがあった。その時間がなんともいえずすきである。そこに漂う風をすぐに思い出せるくらい。「タコスたべたいなーとふっと思ったんだよね」とすこし前に言っていたな。川沿いでたべていたのは、ドンタコスだった。
高山なおみさんの『ごはん』という本をきのうからまた改めてぱらぱらとめくっている。そういえば、あったよタコライス。きょうの夜ごはんはきまり。本はタコライスだけれど、帽さんのつまみになるようにタコスチップス(?)で包むものに。

なぜこんなにはりきっているのかわからないけれど予報外れの晴天がさらに盛りあげる。ルートを考え、まずは近所の安いスーパーでスパイスを買おうと歩く。けれど、のんさんがうとうとしはじめて、スーパーのBGMで起きてしまうのはかわいそうだからと寄るのをやめる。駅前まで歩き、いくつかのお店にて品定め。駅前のお店はすこし高い。スパイスもいくつか買うとなるといいお値段だ。やっぱりあのスーパーに寄ったらよかったかなとなんどもぐるぐるした。醤油やお味噌など調味料はすこし高くても自然食品のところで揃えていて高いと感じないのに、スパイスに対してのこのけちけちしたきもちはなんなのだろう。

のんさんがふとんに思いきりお乳をもどしたシーツ、もうくたくただから引退のお風呂マットなど新調するものもリュックにつめて、太陽を浴びながらつるさんの八百屋さんにも寄って帰宅。

買い物にじかんをかけすぎてごはんの支度がほとんどできていないまま帽さん帰宅の時間だ。川沿いへ行く前にたかくんに借りていたものを返したらいっしょに行こうと、ビールと炭酸水を持って行く。あいこちゃんとすーさんも合流して、6人で夕暮れを味わう。たいようがいるうちに家に帰る、それだけで救われるきもちがあると思った。


夜ごはんは、豆乳味噌煮、胡麻サラダ、タコス。
サルサソース以外帽さんにつくってもらってしまった。うまくいかないな。
高山さんレシピは、ほんとうにどれもおいしい。タコスもとびきりだった。

お風呂にはいっているあいだ、のんさんが起きたようで、泣き声が聞こえた。帽さんがうたっている。わたしものんさんが泣いてどうしようもないとうたをうたう。困るとうたをうたうのだ。のんさんもうたっているのだろうか。

ふり向くと身体ごとよこを向いている。しばらくしたら寝返りをしようとして泣いて起きた。眠りながら寝返りするのか。これはたいへんだ。

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