お酒をのむひとも少なく
お喋りもにがてな親族にはひろすぎる会食の部屋
きもちが鎮まってゆきにくい形式への緊張
儀式への感心と、一方でこんなときにはただただゆっくりとこじんまりと狭い部屋でぎゅうぎゅうに、黒い服なんて脱ぎ捨てたらいいのにというきもちになった
車いすに乗る彼のうしろ姿
父と三人のこどもが並んで座るうしろ姿
病院でさすった彼女の手の感触
車いすに乗る際ふんばるために握る彼の手の感触
彼の肌のつめたさ
五人兄弟の二番目である彼女
四番目の妹は彼女と同じ目をしていた
彼女よりすこし細いシルエットだけれどよく似ていて彼女の妹を見ると、彼女に会えているようだった
夜ごはんは、家でつくった醤油ラーメン(もやし玉ねぎ大蒜を炒めたもの、焼豚)。
帽さんがつくってくれた。なんだかとってもおいしかったな。帽さんがラーメンたべたいと言って、味噌がいいなと言いつつ冷凍庫にあったのは醤油。
ひと口目をずずっとすすった瞬間あ、きょうのごはんはこれだった。ラーメンなのも、醤油なのも、正解だ、と思った。
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