2016年12月18日日曜日
2016年12月1日木曜日
三五一
二〇一六年十二月一日木曜日
雨のち晴れ
twitterやinstagramで、師走という文字をいくつもみるこのごろ。そうか、一日がやって来るから書いているひとがたくさんいたのだなときょうになってわかった。わたしのきもちはすでにすっかり十二月のなかにいた。まいにち、日記に日にちを書いているのになあ。
ともが来てくれた。おいしいいちじくのタルトを作って。ともに出会って、もうかれこれ十二年くらい。彼女はなんというか家族に近い。のんさんと過ごしてくれているあいだに、とお風呂を掃除したり、洗い物をしたり、洗濯物を取り込んだり。親しき中にも礼儀あり、なのだけれど、気がついたら母が来てくれたときのようなリラックスっぷりでじぶんで驚いた。いてくれるだけでありがたい。
夜ごはんは、やさい炒め、あにさんに教わった煮物、豆乳スープ(生姜、琥珀茸、白菜、さつまいも、玉ねぎ、人参)、納豆、ごはん。
帽さんは打ち合わせとのみかいなので、ひとりごはん。目をつむり、噛みしめて味わえるしあわせよ。
2016年11月30日水曜日
三五〇
二〇一六年十一月三十日木曜日
晴れと曇り
帽さんのおつかいにゆくの日。
今週末は、帽さんのともだちの結婚式。中学時代からの仲。部活も、職種も、名前の漢字も同じ(よみかたは異なる)。そのころからいまも、毎年夏になるといっしょにキャンプへゆく彼は、わたしとのんさんのことも招待してくれた。いざ、松本へなのだ。
いままでは、ふだんのじぶんとかけ離れすぎて、よそよそしいままよそのひとになってしまって式というものに進むきもちを持てていなかった。すすまないきもちは、身につけるものもすすまないものを選んでしまう。このくらいでいい、と。けれども、洋服も化粧もちょうどよい距離感をさがせばいいのだなということにようやく気がついた。それからというもの、いつでも呼んでくださってというきもちでいる。�帽さんもこのごろそんなきもちになったようで、ちょうどよいネクタイとシャツを探していると、出発二日前に打ち明けられる。(よかったら、みてきてもらえないかな。)がってん!
そんなこんなで、こんにちは未知の世界ネクタイ・シャツ編。
わたしが知っているネクタイのお店は、ひとつだけ。そこはちょうど吉祥寺に店舗をオープンしたと。お客はのんさんとわたしだけ。式といったらこうでないとというルールがさっぱりだったので聞きながら、ああでもないこうでもない。マネキンさんにひとつひとつ合わせてもらう。帽さんが選びそうなシンプルなものと、わたしが選ぶあそびのあるものと、むむむと悩んで最終決定権をのんさんに託す。(ああ)と手を置いたのは後者。じぶんでは選ばないだろうけれどきっとつけたらいいかおになるさ。
のんさんの授乳とおむつ替えがてら東急へ。ふらっとメンズのシャツとネクタイのコーナーに立ち寄るとシルバーのネクタイが何重にも層になっている。遠目だとひとつのかたまりにみえるほどに同じ。これがいわゆるなのね、と知る。この中から選ぶなんて、いやはやいやはやちょう難題だ。あのネクタイにしてほんとうよかったと思うのだった。シャツの襟の話を聞き、気になるものはフォーマルコーナーにありますと連れて行ってもらう。わたしには未知の領域、フォーマルの宇宙にてずっとずっと年輪の輪をふやしているのをかんじる父より年上であろうおじさまがとても丁寧に接客してくださった。S・M・Lなんていうざっくりしたサイズ感ではなく、首まわり・腕の長さ・丈の長さの組み合わせからぴったりのサイズをみつける。そんなことも知らずに来てしまったわたしに、身長と普段着ているサイズを聞き、うーんうーんといっしょに考えてくださるおじさま。となりのコーナーのおばちゃま(おじさまよりは若い)にも、この方はカジュアルにもいた経験があるから(S・M・Lとここでの測り方とどちらもわかっている強い味方)と相談してくださって、これにしましょうとサイズをみつけられたことをいっしょに喜んでくださった。深くてひろいうみにぽわわーんとやってきてしまったわたしにも寄りそってくれる、執事もすてきになさいそうなこんな方がしずかなフロアにいるのだ。お喋りしながらサイズをさがしている時間はなんだかたのしかったなあ。
夜ごはんは、わかめの柚子味噌のっけ、やさい炒め(生姜、たまご、琥珀茸、きゃべつ、蕪の葉、蕪、玉ねぎ、人参)、あにさんに教わった煮物(ぶた肉、里芋、蓮根、大蒜、さつまいも)、ごはん。
2016年11月29日火曜日
三四九
二〇一六年十一月二十九日火曜日
晴れ
ふとした思いつきで連絡をする。すぐに返ってくるときは、そういうときだと会いにゆく。つくった柚子のジャムと柚子の味噌を新聞紙に包んで。制作三昧の日々だろうからとおせっかいまん母心、なんとなくサンドイッチも買ってゆく。
玄関をあけてくれたいくこさんをみて思い出した。ああ、つくるってそうだった。手をうごかすというのは、手をうごかすだけではないということ。それだけじゃなくってむき身状態。生まれたての赤子のごとくほわほわで、もうなにを言われたって泣きそうになったりするような、こころがそとがわに出てしまっているような、すべてがぴりりとしみやすい、あたまからだぜんぶまるごとうちゅうの中。短距離走をはしるときに息をとめて、すぽっと入り込み潜る。つくるってそうだった。
そんな中に、例えるならば裸足にビーサンなのんさんとわたしが入ってしまった。制作のお邪魔にならぬようはやくお暇しようとそれくらいでとまっていた想像力、おでこにぺしんと手のひらあてる。
のんさんは着いて早々うんちくんをするというリラックスっぷりで、テーブル(もともと帽さんがつかっていたものを、いくこさんたちがもらってくれてここにいる)のまわりをくるりと探検していた。テーブルをつかっていないいないばあをしたり、カホンをたたいたり、くつろぎたのしんでいた。
そんな中に、例えるならば裸足にビーサンなのんさんとわたしが入ってしまった。制作のお邪魔にならぬようはやくお暇しようとそれくらいでとまっていた想像力、おでこにぺしんと手のひらあてる。
のんさんは着いて早々うんちくんをするというリラックスっぷりで、テーブル(もともと帽さんがつかっていたものを、いくこさんたちがもらってくれてここにいる)のまわりをくるりと探検していた。テーブルをつかっていないいないばあをしたり、カホンをたたいたり、くつろぎたのしんでいた。
またねと手をふる。のんさんはみえなくなったころ、手をふっていた。そのあと届いたメールの言葉をよんでほっとした。ああ会いに行ってよかったのだ。
夜ごはんは、くるみ和え、水炊き、しめのうどん。
すーさん二歳のたんじょうび。はっぴいはっぴいばーすでい。
2016年11月28日月曜日
三四八
二〇一六年十一月二十八日月曜日
晴れ つめたい風ぴゅーぴゅー
ねむくてねむくてねむくてねむくて。どろっとでろっと、音でいうとそんなふうに布団のなか。
こうえんにて、おむすびをたべるけれど思いの外つめたい北風。三鷹市星と森と絵本の家(どうしてもなまえが覚えられない。いまも、検索。)へ行くことにした、バスに乗って。シンプルでしずかに粛々と誠実にそこにいる場所。平屋の家を改築して、カテゴリーごとに本棚にならぶえほん・年ごとの展示をたのしむことができる。十二畳ほどある畳の部屋にはちゃぶ台とつくえがぽつんといるだけ。古い家ならではの部屋と部屋をつなぐ長い廊下。本棚が並ぶ部屋の床にはホットカーペットが敷いてある。のんさんくらいの子にも、床はあたたかくただただ縦横無尽にはいはいしまくることができる寛大なところなのだ。置いてあるえほんは、つよい偏りはないようにみえる。あってほしいもある、出会いもある。けれど図書館というほどの量ではなく、量と質が適当だなと思う。
閉館まで一時間くらいの時間帯。娘さんが二十代の親子、四�人グループの三十代の女性たち、二才の女の子とお母さん、四才くらいの男の子とお母さん、二才くらいの男の子とお母さんが二組、そしてのんさんとわたし。はいはいをしているのはのんさんだけ、最年少だった。のんさんには線引きがない。気になるひとのあしもとでとまり見上げてみたり、走っていく男の子を追いかけてみたり、えほんをひろげてよんでいる親子のもとへ入っていったり。彼女のその線を引かない軽やかさがほんとうにすきだ。ほかのこたちは、たまたまみんなひと見知りというか照れ屋さんだったり驚いたりして、のんさんの急な訪問にバリアをはる子が多かった。ここは公の場だけれど線がサインペンほどの濃さで引かれたプライベートの中にいるというかんじがした。お母さんとの甘い時間を味わっている。それは成長段階によるものなのか、性格によるものなのか。
わたしもひと見知りと親にいわれて育った。このごろ思うのは、ひと見知りのようなもののおおきな要因は不安なのではないかということ。のんさんは、いまのまま安心してどこまでもずんずんゆくといいなと思う。
夜ごはんは、くるみ和え(小松菜、人参)、水炊き(椎茸、白菜、大根、麩、豆腐)、ごはん。
2016年11月27日日曜日
三四七
二〇一六年十一月二十七日日曜日
晴れのち曇りのち雨
いつのまにか二度寝をしていた。この土日は、のんさんが目覚めたころ起きているのにいつのまにか眠っていて、帽さんとのんさんが朝食をたべおえたころ受けとって授乳をしながらそのまままた眠る、をしていた。起きたころには、帽さんは仕事へ出発していた。このごろ(わたしのなかで)流行っている化粧をして、床掃除をして、おひるごはんの準備をして授乳。よきタイミングであのこは、やって来た。6Bあたりの先がまあるくなった鉛筆でほんわりと描いたような、いつもより輪郭がやわらかいあのこが玄関をひらくと歩いてきた。いつも、(ああ、いいなあ。)というものを身に纏っている。好みが似ているということもあるけれど、じぶんにぴたりと来るしっくりとともにきもちよくいられるものをひとつひとつよく選んでいるのがわかる。そして、それはとてもよく似合っている。だいすきな友人のひとり。
話しながら、じぶんのなかにいるうまいこと言葉にならない、通称(もももん)が形を現していく。
それがとてもささいなことだとしても、無下な行動にちくりとして、かなしくなったり、一瞬の笑みにふわあっとしあわせをかんじてその日のビールが格別においしかったり。それはめまぐるしくて、不器用で、誠実。ポップにユーモアをわすれずに、ぽんっと一石投じられたら。 その波紋をどこまで響かせられるかしら。
話したあとに、ひさびさにぼんやりを手書きでかくときもちよくするりと正直な言葉が出てくる。のんさんが起きて、とちゅうになってしまったけれど、ああきもちのよい時間だった。
夜ごはんは、ミートソーススパゲッティー、生のりごはん。
帽さんのつくるごはん、ああおいしい。ごはんをたべながら、スイッチのはいったわたしは(もももん)の前向きなたのしい解決策をどうしたらいいもんかと帽さんに投げかける。帽さんはきのうとしくんと話したことで思い出した根っこの話をしたり。それらは、すべてつながっていて、いつもどおりといえばいつもどおりの会話をした。眠くて文章がほわわわわ。
2016年11月26日土曜日
三四六
二〇一六年十一月二十六日土曜日
晴れ
風がつめたくて、日なたでも肩があがってしまう寒さ。北風小僧の寒太郎さんはついにここにいましょうというきもちになったみたい。
あたらしい日記を書く場に載せる自己紹介とタイトルをかんがえているこのごろ。さくっと、ぱっと決めたいところなのに、うむむ行ったり来たりすすまないな。キーワードをならべたり、ちいさく文を書いてみたり、していると、真心ブラザーズの突風が流れてくる。あのうたが、なによりも自己紹介だなと思う。時間がかかってもうまく言葉にしたいものです。
夜ごはんは、真鯛のお刺身、あん肝、おひたし、ツナサラダ、ピザ。
あいこちゃんたちといっしょにごはん。おいしいねおいしいねと大ヒットだったようだ、ワイン。
2016年11月25日金曜日
三四五
二〇一六年十一月二十五日金曜日
晴れ
今朝のこうえんは、まあなんて幻想的。どこのお山に来たのかしらと、脳内再生北の国から。恥ずかしくたって隠れられない面と向かって赤面反射しておはようたいようがまあるくいる。川や土からのぼる湯気もあいまって照らされたわたしたちはすべて神々しい。霜の纏う草っぱらと雪のつもる草っぱらがずっとずっと向こうまでつづいてゆく。大陸とうみのようでどんなボートで漕いでゆこうかと思う。出勤している男性も、まっしろでおおきな犬さんのさんぽをしているおじいさんも、ショッキングピンクのジャージのおばさまも、 (まぁぁぁぁ)と声をもらしてカシャと鳴らした。ジャージのおばさまは、うみの中へはいってゆく。二本、木のならぶ先頭に立ってぴんと指先まで伸ばしてストレッチしている。そこはえほんの舞台だった。靄の中の向こう金色たいようの水滴カーテンに包まれて、彼女は色をうしなってシルエットになってゆく。まるでティンカーベル。ちいさなちいさな妖精にみえてしまう。眠ったら忘れてしまいそうだから、眠いけれど布団の中で二度寝の前に綴っておこう。
夜ごはんは、しらすと野菜の炒めもの、ブロッコリーのつくだ煮、鰯のかばやき、ごはん。これらをワンプレートに。
2016年11月24日木曜日
三四四
二〇一六年十一月二十四日木曜日
雪しんしん
きょうは(布団のぬくぬくが)とってもあったかいなあ、なぜかしらと、思いながらしばらく包まり、洗濯物干してくれていったんだなあ、と眺める。雪って予報だったけど、、と思い出して、帽さんはスイスイと無事着いたかなあと交通機関のことを思う。カーテンをあけると庭の(おやま)に積雪。風にふかれてふわふわと雪がふっていた。あらら、しっかり降っている。のんさんを呼んで、網戸越しに雪降る庭をみた。その表情は、とくべつ変わることはなかったのだけれど、あたらしい事象にハテナがたくさんならんでいたかもしれないし、思わず口があいちゃうようなおどろきでいっぱいだったのかもしれない。なんでも表情にかいてあると思ったらおおまちがいだ。
東京・埼玉・神奈川と住んできたのは雪の稀なエリア。雪降る窓の向こうに、うきうきるんとする。きっとそれは家で過ごしているからだと床掃除をしながら思う。交通機関が気になって、帰れるかしらと気になって、雪が降ったらたいへんだとここ数年思うことが多かった。うきうきるんがうれしい。そう思えることがうれしい。
昼ごはんをたべ終えたころ、ちゃぽんちゃぽんと音がしている。雨に変わったかしらと玄関をひらく。さっきの調子でふわふわとまだまだのんびり降りてきていた。ちゃぽんちゃぽんの正体やいかに。
犬は庭かけまわり猫はこたつでまるくなる。こんな日は家でぬくぬくと思っていたけれどわたしの中にはほんのり犬もいるらしく、のんさんにはじめての雪をみせたくもなってダウンを着せる。ほんのすこしの公園さんぽ。
公園は数人のあしあとでランダムストライプ。まっしろけとはいかないけれど、一面雪で覆われていた。はじめて雪をみた日だーというのと、雪だ雪だーというので、けいたいでんわでカシャカシャ写真を撮る。いつもはすぐに手ではらう帽子をきょうはすんなりかぶったのんさんはじっと見つめていた。まっしろな地面、見上げたらいる傘、わたしのかお。(おはなししているようにみえます)とあさこさんは写真をみて言っていた。そうかもしれない。彼女は、おしりをつけたら濡れること、つめたいことをまだ知らない。このまっしろがなんなのかわからないけれど公園なのだからおりたいというようだった。ひとりでゆきだるまをつくって写真を撮る二十代前半男性とまっくろダウンの中年男性とわたしたちだけがゆき降る公園にいた。
家に帰ってきて、どこかにくっついてきた葉っぱがひらり。(はっぱ)とわたしが言うと、(ぱっぱっぱ)とのんさんが言う。ああ、いつもこうしてまねているんだな、思う。ここまで近づけられるようになってきているのだ。
夜ごはんは、ロールキャベツ半分、白いスープ(大蒜、椎茸、青梗菜、ブロッコリーの芯、さつまいも、じゃがいも、玉ねぎ、人参、手羽元)、鰯のかばやき丼。
2016年11月23日水曜日
三四三
二〇一六年十一月二十三日水曜日
曇り
帽さんのしたいことは、本棚の整理。わたしのしたいことは、柚子ジャムと柚子味噌と金柑黒糖煮をつくること。ということでおうちでのんびりと過ごす。のんさんは目覚めて、帽さんをぼうっとみつめて、ああ帽さんがいるとうれしそうにわたしに目で喋った。
るんるんのんさんは、お昼寝もせずにるんるん。柚子の皮、ふさ、果汁と種をわけて、皮やふさを刻む。地道で時間のかかる作業を途中でやめることなくつづけられることがうれしくなって、噛みしめるように大事にゆっくり刻んだ。ジャムや煮豆づくりって気が合うみたい。
夜ごはんは、大根と人参と手羽元の煮物、ロールキャベツ、ごはん。
たまきさんの引き出物でいただいたバームクーヘンをおいしくいただいた。はあ、おいしかった。
2016年11月22日火曜日
三四二
二〇一六年十一月二十二日火曜日
晴れ (とてもとてもあたたかい。)
お昼寝から起きたのんさんとおむすび持って公園へ。日向はぽかぽか。しらすと梅を和えて海苔で和えたおむすびをカゴから出し、見せると(それは!)ときもち目を見ひらいた。食いしんぼうばんざい。ちいさなちいさなのんさんおむすびをちいさなちいさなひと口で、ぱくりごくりぺろりと、三/四ほどたべた。
すこしはなれたところでバドミントンをはじめたカップル。くまさんのようなフォルムの男のひと。友人星野さんがふた回りほどおおきくなったような女のひと。ごはんをおいしそうにたべる姿、あわてて転ぶようすが浮かぶ。とても愛らしい。仮にくま夫と星野さんということにする。
カン
星野さん(あ゛ー、ごめん。)
星野さん(でも、たのしいね!)
くま夫(たのしいね!)
カン
くま夫(いま、俺本気出してるから。)
星野さん(え!なにそれすごい。オーバーサーブ?どうやるのどうやるの。)
くま夫(れんしゅうしていいよ。)
星野さん(あ゛あ゛。いまのはちがった。)
カン
くま夫(なるほど。風があるから。)
星野さん(あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー)
*十mくらい離れていた気がするけれど、すぐ近くに。どんどん横へ移動している。
星野さん(あ、いくよーと言わないで打っちゃった。ごめん。)
くま夫(だいじょうぶ。ちゃんと見てたから。)
星野さん(あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー。ごめん。)
*くま夫さんダッシュして追いつかず
くま夫(いまのは、追いつけたね。ごめん。ごめん。)
星野さん(ダッシュしてくれたね。走ってくれてありがとう。)
おなかいっぱいむねいっぱい。もう愛燦々。背伸びした少年のような部分が表出しつつもやさしいくま夫と公園のそとまで(あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー)と声がだだ漏れするような飾り気のなさとやさしさしかない言葉がこぼれるするりん星野さん。愛たっぷりで、ツンがひとつも見当たらないするりん。きもちがよくて。ああ、またここでバトミントンをぜひとも。そのよこでまた聞かせてほしいなピュアバトミントン。
夜ごはんは、コールスロー、ロールキャベツ(生クリーム仕立て)、ごはん。
2016年11月21日月曜日
三四一
二〇一六年十一月二十一日月曜日
曇りのち雨
日記を書く場所を変えようかしらと考えている。
ここにしてみようかな、というところはあるのだけれどタイトルが浮かばなくてまだここに書き続けている。
あるひとに、わたしは二つなまえを持っていくということを最近言っていただいた。そのひとつになったらと思うなまえを考えてみたりもしている、時々。
今月号のpopeye。大竹伸朗さんの話されていること、いま読めてよかったなと思う。帽さんも、今朝読んで言葉が頭の中をぐるぐるしながら過ごしたと話していた。それは、このまえのラジオでヒロトさんマーシーさんが話されていて受けとったものととても近い。いま、わたしのアンテナ、帽さんのアンテナはそういったものを拾うようなチューニングになっているみたい。
夜ごはんは、手羽元と大根と人参の煮物、コールスロー(きゃべつ、帆立の缶詰、人参、レタス)、野菜炒め卵とじ、お鍋、ごはん。
よなよな日記を書いたりしながら、METAFIVEの出演したラジオを聞く。このひとたちの話している温度と湿度と深さがここちよい。
曇りのち雨
日記を書く場所を変えようかしらと考えている。
ここにしてみようかな、というところはあるのだけれどタイトルが浮かばなくてまだここに書き続けている。
あるひとに、わたしは二つなまえを持っていくということを最近言っていただいた。そのひとつになったらと思うなまえを考えてみたりもしている、時々。
今月号のpopeye。大竹伸朗さんの話されていること、いま読めてよかったなと思う。帽さんも、今朝読んで言葉が頭の中をぐるぐるしながら過ごしたと話していた。それは、このまえのラジオでヒロトさんマーシーさんが話されていて受けとったものととても近い。いま、わたしのアンテナ、帽さんのアンテナはそういったものを拾うようなチューニングになっているみたい。
夜ごはんは、手羽元と大根と人参の煮物、コールスロー(きゃべつ、帆立の缶詰、人参、レタス)、野菜炒め卵とじ、お鍋、ごはん。
よなよな日記を書いたりしながら、METAFIVEの出演したラジオを聞く。このひとたちの話している温度と湿度と深さがここちよい。
2016年11月20日日曜日
三四〇
二〇一六年十一月二十日日曜日
曇り
六時ころ授乳で目を覚ます。携帯でいくつかの言葉を眺めて、日記を書いている。
なぜだかどうしてだか、生きている日々の残り時間のことを思った。代用をなくして、好きとやりたいこととだいすきなひとでぎゅうぎゅうにしなくてはと。そっちへもっと向かうために選ばなくては、思わなくては、はじめなくては、と。
結婚式のためにひさびさに揃えた化粧品。赤い紅も背伸びして浮くということもなくなった。朱色のネイルも、きもちをルンとさせる。こういうところから生きるは充ち満ちる。放っておいて埃まみれなんて、パタパタはたきましょ。化粧にしても洋服にしても、わたしという素材の召ませ、どれほどなものか。まだ見ぬ幾重もの顔に出会いたい出会わなくてはと欲が出る。
あの雑誌を改めて、すみずみまで読み返し再生ボタンを押す。ネイルと口紅のある人生を、と。
あの雑誌を改めて、すみずみまで読み返し再生ボタンを押す。ネイルと口紅のある人生を、と。
帽さんの仕事場へ廃材を運ぶのに同行。のんさんは帽さんがふり返るたびににんまり顏でわたしのことをみる。
夜ごはんは、野菜炒め卵とじ(大蒜、生姜、きゃべつ、青梗菜、蕪、玉ねぎ、人参)、冷奴、お鍋のつづき、ごはん。
スーパーの帰り道に話したアイデアのこと、ぼんやりとした不安のことを話したり、のんさんの写真や動画を眺めてふふふと笑う夜。
2016年11月19日土曜日
三三九
二〇一六年十一月十九日土曜日
雨のち曇り
大学の先輩、たまきさんの結婚式。
新郎によるはじまりの挨拶。顔はたしかにたまきさんで、はてこんな声をしていたかしらと思う。物理的に距離が離れると疎遠になってしまうわたし。
日々のんさんと帽さんと笑うそれとはまた違う種類の、笑うをたくさんした。頬っぺたがいつもはゆかぬような高いところへハイペースに持ち上げられる。高速エレベーター。ゆみさん、おおしまさん、としひこさん、背中を追いつづけた、そこにそのひとたちがいるだけでもお。さいこーなのだ。ゆるゆるしゅるるとわたしもあにーもあいこちゃんも、きっとけいこちゃんひろこちゃんすすむくんも先輩といるときのあのときにいたわたしたちの顔になっていただろう。掬って掬って、零したものもひろうくらいにいる時間を満喫しようとそわそわしつづけた。落ちつきなく右を向いてひだりを向いた。こんな日に夜遊びできないなんて。
新郎によるはじまりの挨拶。顔はたしかにたまきさんで、はてこんな声をしていたかしらと思う。物理的に距離が離れると疎遠になってしまうわたし。
日々のんさんと帽さんと笑うそれとはまた違う種類の、笑うをたくさんした。頬っぺたがいつもはゆかぬような高いところへハイペースに持ち上げられる。高速エレベーター。ゆみさん、おおしまさん、としひこさん、背中を追いつづけた、そこにそのひとたちがいるだけでもお。さいこーなのだ。ゆるゆるしゅるるとわたしもあにーもあいこちゃんも、きっとけいこちゃんひろこちゃんすすむくんも先輩といるときのあのときにいたわたしたちの顔になっていただろう。掬って掬って、零したものもひろうくらいにいる時間を満喫しようとそわそわしつづけた。落ちつきなく右を向いてひだりを向いた。こんな日に夜遊びできないなんて。
会のおしまい、マイク越しにもおおきく発声する真面目さとすこし舌ったらずな話し方を聞きながらああそうだそうだたまきさんだと思う。わたしの時間の中に、とまっていた彼というものが鮮やかに色づいて血が通い再生されたようだった。
あいこちゃんと帰宅。いつもとは違う格好をして、いつもの駅に降りる。タクシーを降りて、公園の匂いを嗅ぐ。土と草と木と、鼻がすこしツンとする。ああ、とわたしは帰って来た。帽さんとのんさんがそこにいて、ほのあかるいわが家。
夜ごはんは、お鍋のつづき (白菜の甘みがおいしくておいしくてサイコー)、青菜炒め、おかか和え、納豆、ごはん。
2016年11月18日金曜日
三三八
二〇一六年十一月十八日金曜日
晴れ
きょうの二度寝は深く長く、目を覚ましたらのんさんのさかさ顏が真上にあった。 (おーい、朝だよ。おーい。おーい。)そんな表情で布団に潜るわたしの顔を覗く。目が合うと、ふわあとにんまりがおになり目に口に手をのばす。口の中だっておかまいなし。のんさんに線引きはなく、衝動と好奇心と確かめたいというきもち。
きのう、電車の中で近くに立っていた二十代半ばの男性二人組の方を、ひきつり笑いをしてひょっこり覗いていた。のんさんもようすをうかがうのだなあ。
にっこりして、にっこりが返ってきたら手をのばす。のんさんのひとへの線引きは、いまこのくらいのよう。
にっこりして、にっこりが返ってきたら手をのばす。のんさんのひとへの線引きは、いまこのくらいのよう。
きょうも、日が差しこんできたのであかるいうちにとおむすび握って公園へ行く。手があたたかい。眠たいようできのうほどは駆け回らずに帰って来る。サカサカ足元が鳴る。のんさんの視界に映る色彩が鮮やかで、道に向かって身体を乗り出し、手をのばす。眠気のことをようやく思い出して二十分後くらいしてようやく眠る。
近づいて見上げたり、すこし離れて眺めたり。だいすきなラクウショウさんは、おとといまで緑の葉でいたのに、すっかり茶の葉で全身を覆っていた。
緑をベースにぽつりぽつりと橙、黄、茶が混じり、ぼわんとしたふっくらシルエットの木々。洋服をつくるなら、まずはこんなワンピースがいい。道端をデザイナーにして、洋服をつくったらたのしそうだ。
四本ほどの木は束になって、おおきなおおきな焼きおにぎりの木にみえる。こんなことをのんさんとお喋りしたら、会話がえほんになりそうだ。
緑をベースにぽつりぽつりと橙、黄、茶が混じり、ぼわんとしたふっくらシルエットの木々。洋服をつくるなら、まずはこんなワンピースがいい。道端をデザイナーにして、洋服をつくったらたのしそうだ。
四本ほどの木は束になって、おおきなおおきな焼きおにぎりの木にみえる。こんなことをのんさんとお喋りしたら、会話がえほんになりそうだ。
夜ごはんは、青菜炒め、おかか和え、豆乳ミルク鍋(椎茸、えのき茸、青梗菜、白菜、大根、玉ねぎ、ごぼう)、ごはん。
夕方からはつねつのんさん。すこしでも深く長く眠れますようにと祈る祈る。
2016年11月17日木曜日
三三七
二〇一六年十一月十八日木曜日
晴れ
晴れてとてもとてもあたたかい。
こんな日だからあたたかいうちに公園へーと、おむすび握って向かったのでした。
でんぐり返しを十回したって気づかれやしない、さらに十回したってまだまだ入り口が近い、のんさんの目にはどんな場所にみえるのかしら。写真に写したらどこかの惑星に舞い降りたようだった。おむすびをふたりでほおばった。のんさんはよくたべるたべる。のんさん用のちいさなおむすびを今度は用意した方がいいみたい。
(ヨイショ)。気のせいかなと思っていたけれど、きょうもまたきこえた(ヨイショ)。
わたしがいちばん言っていることばは、ヨイショなのだろうか。このままだとはじめて喋ることばがヨイショになってしまうしまう。母の記憶だと、わたしは(アカアカ)と(カブカブ)。帽さんは(アナ)というのがはじめて喋ったことばなのだそうだ。(ウンゲー)がはじめてことばといえば、そうなのだけれど。聞いたことばをまねて喋るひとつ目はなにになるのでしょう。(ヨイショ)になるのか、はてさて。
夜ごはんは、湯豆腐、おかか和え、アボカド、豆乳味噌煮、ぶりの照り焼き、ごはん。
晴れ
晴れてとてもとてもあたたかい。
こんな日だからあたたかいうちに公園へーと、おむすび握って向かったのでした。
でんぐり返しを十回したって気づかれやしない、さらに十回したってまだまだ入り口が近い、のんさんの目にはどんな場所にみえるのかしら。写真に写したらどこかの惑星に舞い降りたようだった。おむすびをふたりでほおばった。のんさんはよくたべるたべる。のんさん用のちいさなおむすびを今度は用意した方がいいみたい。
(ヨイショ)。気のせいかなと思っていたけれど、きょうもまたきこえた(ヨイショ)。
わたしがいちばん言っていることばは、ヨイショなのだろうか。このままだとはじめて喋ることばがヨイショになってしまうしまう。母の記憶だと、わたしは(アカアカ)と(カブカブ)。帽さんは(アナ)というのがはじめて喋ったことばなのだそうだ。(ウンゲー)がはじめてことばといえば、そうなのだけれど。聞いたことばをまねて喋るひとつ目はなにになるのでしょう。(ヨイショ)になるのか、はてさて。
夜ごはんは、湯豆腐、おかか和え、アボカド、豆乳味噌煮、ぶりの照り焼き、ごはん。
2016年11月16日水曜日
三三六
二〇一六年十一月十六日水曜日
曇り
あったかそうなセーターを着ているよう。
ふかふかとして黄色から朱色へと段々と移りゆく、なんともすてきな色味のセーター。
寒くなってきたものね、なんて思うけれど、霜がおりて雪も降るようなそのときになにも纏わずいるのだ。こどもを寒さから逃すように、次の季節へ葉書を出す。 (そちらはどうですか。桜は咲いているのかな。) (この葉書が届いていますように。) (まったく寒くてやんなっちゃうよ。)きっと長くはない呟きのような便りが送られている。いちょうの木に手をのばすと、ほろっと枝から離れてのんさんに送られた。
そうして公園を散歩しててくてくのそのそたどり着いた目的地は定休日だった。うぴゅん。。
夜ごはんは、ぶりの照り焼き、温やっこ、青菜の炒めもの、とりひき肉のぺったんこ焼き、ごはん。
おそく、リズムができてしまっているのかしら。夜のんさんがなかなか眠らなくなって、うーむうーむ。
曇り
あったかそうなセーターを着ているよう。
ふかふかとして黄色から朱色へと段々と移りゆく、なんともすてきな色味のセーター。
寒くなってきたものね、なんて思うけれど、霜がおりて雪も降るようなそのときになにも纏わずいるのだ。こどもを寒さから逃すように、次の季節へ葉書を出す。 (そちらはどうですか。桜は咲いているのかな。) (この葉書が届いていますように。) (まったく寒くてやんなっちゃうよ。)きっと長くはない呟きのような便りが送られている。いちょうの木に手をのばすと、ほろっと枝から離れてのんさんに送られた。
そうして公園を散歩しててくてくのそのそたどり着いた目的地は定休日だった。うぴゅん。。
夜ごはんは、ぶりの照り焼き、温やっこ、青菜の炒めもの、とりひき肉のぺったんこ焼き、ごはん。
おそく、リズムができてしまっているのかしら。夜のんさんがなかなか眠らなくなって、うーむうーむ。
2016年11月15日火曜日
三三五
二〇一六年十一月十五日火曜日
曇りと晴れと
予防接種へのつっこみをあたまの片隅で恐れているわたしがきっといて、どの病院ならよいかしらと悩んだりぽんっと忘れたりのんさんが風邪をひいたりしているあいだに十一ヶ月を迎えようとしていて、あわててあわてて電話をかけた。
妊娠の気配がするころ、そして妊娠していますおめでとうとおしえてくれた病院が、とびらをどかっとひらいて迎えてくれた。
かわいいおばさま看護師さんは三名ほどの診察券を並べながらなんども順番を確かめている。のんさんの名前をほめてくれたりさらしの抱っこ紐に感心してくれたり、ほかの方にも気になることがあると声をかけるにんげんとにんげんのコミュニケーションをする方で、その存在にぴんっと伸ばしていた背筋がまあるく猫背にもどったと思う。待っているあいだ、ガラスのとびらはすこし外がくぐもってみえる。ここの雰囲気と相まって向かいにあるタクシーの帰ってくるおうちも映画でみた寅さんのいる時代のようにみえてくる。病院内にある観葉植物はピンとしているわけでもなくて、長年いる夫婦みたいにすこしくたっとしながらともにいる。そのかんじも、ふーっというきもちにさせてくれた。
呼ばれて、診察室へ入るとにこおっと笑い顔、白髪の先生がすわっている。ぜんぶオーケーよという表情。のんさんはじーっと顔をみている。
先生(機嫌がいいのかな。おとなしいね。)(いやあ、まったく泣かないもんな。)
のんさんはひとを信じている。ようすはうかがうけれどこころをひらいている。このまま、この調子でいてもらえたらいいな、と思う。
先生(なあんにももんだいありません。このままの育て方で育ててください。)
洋服を着せて、抱っこ紐をして、もう一度、(とっても良好だからいまの育て方でだいじょうぶ。このまま育ててください。)とゆっくり伝えてくれた。
はじめからここに来たらよかったんだな。検診をして、安心する言葉をゆっくり伝えてくれるところ。町医者に通っちゃうおばあちゃんはこういうきもちをもらいにゆくのだろうか。
よくがんばったとご褒美に駅前でおいしいお弁当を買って、お買いものをして帰宅。
ルン。
夜ごはんは、青菜炒め、にしんのお刺身、とりひき肉とごぼうのぺったんこ焼き、ごはん。
2016年11月14日月曜日
三三四
二〇一六年十一月十四日月曜日
曇り
捨てる神あれば、拾う神あり。そしてだいたいは拾う神が気の合う相手。ヨカッタヨカッタあぶなかったよ、ふう。
母と化粧品を、ふふふ。
どんないろかみるために、顔につけてもらう。
唇一周スティックがまわるだけで、旅に出ていた乙女ひょっこりそろりうふふと顔出して、あらまあこんなに化けるのか。(わたしと)離れていってしまうことをかんじて、ひとつめくってもひとつめくって・・・素っぴんとなったいま。けれども、その化け具合はわたしと離れず乙女を呼びもどすきもちのよい風を吹かせるものだった。
分厚い唇に紅をひくとぷっくり浮いてわらえてしまってそれもにがてな理由だったけれど、薄化粧に赤い紅をまたよきかな。
放棄せずに、ちょうどよいを探しながら紅をひく日々をふやしていこうかと思うのだった。
夜ごはんは、豆乳味噌煮込み、重ね煮のお味噌汁、うな重弁当。
曇り
捨てる神あれば、拾う神あり。そしてだいたいは拾う神が気の合う相手。ヨカッタヨカッタあぶなかったよ、ふう。
母と化粧品を、ふふふ。
どんないろかみるために、顔につけてもらう。
唇一周スティックがまわるだけで、旅に出ていた乙女ひょっこりそろりうふふと顔出して、あらまあこんなに化けるのか。(わたしと)離れていってしまうことをかんじて、ひとつめくってもひとつめくって・・・素っぴんとなったいま。けれども、その化け具合はわたしと離れず乙女を呼びもどすきもちのよい風を吹かせるものだった。
分厚い唇に紅をひくとぷっくり浮いてわらえてしまってそれもにがてな理由だったけれど、薄化粧に赤い紅をまたよきかな。
放棄せずに、ちょうどよいを探しながら紅をひく日々をふやしていこうかと思うのだった。
夜ごはんは、豆乳味噌煮込み、重ね煮のお味噌汁、うな重弁当。
2016年11月13日日曜日
三三三
二〇一六年十一月十三日日曜日
晴れ
うらはらはらはら。
マスク男子がたくさんいたけれどこれは流行りなのかしら。風邪気味なのかしら。すっぴんを隠したいのかしら。なんだろう。なんだろう。
弟といるあいだの母は、すこし後ろをてくてく歩いていた。
じゃあねとした後、母は眠たそうにしておなかがへったといっしょにうどんをたべた。
恋をしたかわいい女の子をみているような、儚さくよくよためいきまじりそんなものを母からかんじたのだった。
夜ごはんは、水炊き、チンジャオロース、ごはん。
本日も、お泊まりのため母ごはん。
晴れ
うらはらはらはら。
マスク男子がたくさんいたけれどこれは流行りなのかしら。風邪気味なのかしら。すっぴんを隠したいのかしら。なんだろう。なんだろう。
弟といるあいだの母は、すこし後ろをてくてく歩いていた。
じゃあねとした後、母は眠たそうにしておなかがへったといっしょにうどんをたべた。
恋をしたかわいい女の子をみているような、儚さくよくよためいきまじりそんなものを母からかんじたのだった。
夜ごはんは、水炊き、チンジャオロース、ごはん。
本日も、お泊まりのため母ごはん。
2016年11月12日土曜日
三三二
二〇一六年十一月十二日土曜日
晴れ
きょうは、登山に行く帽さん。いっしょに行く光明さんが公園の入り口までお迎え。お下がりにえほんをおすそ分けしてくれるというので、お見送りと預かりにゆくのとで、ひさしぶりに外に出た。
帽 (これからうちゅうに行ってくるから。にんげんの世界とはしばらくはなれてくるよ。)
のん (う ・ っっちゅ !)
帽 (ははは。そうかそうだね。のんさんはずっとうちゅうにいるみたいだものね。まいにちにんげんになりたくないよーって泣いているかもしれないもんね。)
いってらっしゃいと言うと、のんさんはちいさくてのひらをさわさわ揺らした。帽さんを見つけるとうれしそうに駆け寄るこのごろ、来週の週末はゆっくりいっしょに過ごせるといいね。
たいようのひかりと風を浴び ずにはいられなくなって、えほんを置いてしゃぼん玉を持ってそのままお散歩。わたしが話す言葉に (うん)と頷いてくれるのんさん。喋る音がふえて、わたしの知っている言葉に時々きこえるようになってきた。
ひきこもっているあいだも、木々は休まず風に吹かれてそこにいて慎ましくちゃんと冬支度をしていた。にんげんでいうとこのロマンスグレー。いちょうはピッカーン眩しいきいろ。あたまが赤くおなかが緑の木。すっかり公園はイロトリドリな季節へと変わっていた。まいにち横にいるとなだらかに変化を感じるけれど、目をはなすとあっという間にみえる。それにしてもあったかい。高い鳥の声がサラウンドにちりばめられて、そよそよと風は吹いて、青空とたいようがおおきくハグしてる。ここは十分うちゅうだな。とポエジースイッチをおされてきもちよく筆がすすむ。
ドクドクドクと血がたぎっているような、エネルギーがはみ出ているようないちょうの木に思わずシャッターをきる。DNAの螺旋がむき出しになっているようにみえる。色っぽさすらかんじる。青空多めに枝の端っこをきりとる。そんな写真が幾つもある。ここにうちゅうをかんじちゃうんだなあ、わたしは。ああ、ホレボレ。
夜ごはんは、ステーキ(!)、アスパラガスのソテー、トマト、えびマカロニグラタン、松前漬け、ごはん。
母の家に来て、ごちそうごちそう。愛、ほかほか。
リモコン押しながらシャウト、のんさん。
晴れ
きょうは、登山に行く帽さん。いっしょに行く光明さんが公園の入り口までお迎え。お下がりにえほんをおすそ分けしてくれるというので、お見送りと預かりにゆくのとで、ひさしぶりに外に出た。
帽 (これからうちゅうに行ってくるから。にんげんの世界とはしばらくはなれてくるよ。)
のん (う ・ っっちゅ !)
帽 (ははは。そうかそうだね。のんさんはずっとうちゅうにいるみたいだものね。まいにちにんげんになりたくないよーって泣いているかもしれないもんね。)
いってらっしゃいと言うと、のんさんはちいさくてのひらをさわさわ揺らした。帽さんを見つけるとうれしそうに駆け寄るこのごろ、来週の週末はゆっくりいっしょに過ごせるといいね。
たいようのひかりと風を浴び ずにはいられなくなって、えほんを置いてしゃぼん玉を持ってそのままお散歩。わたしが話す言葉に (うん)と頷いてくれるのんさん。喋る音がふえて、わたしの知っている言葉に時々きこえるようになってきた。
ひきこもっているあいだも、木々は休まず風に吹かれてそこにいて慎ましくちゃんと冬支度をしていた。にんげんでいうとこのロマンスグレー。いちょうはピッカーン眩しいきいろ。あたまが赤くおなかが緑の木。すっかり公園はイロトリドリな季節へと変わっていた。まいにち横にいるとなだらかに変化を感じるけれど、目をはなすとあっという間にみえる。それにしてもあったかい。高い鳥の声がサラウンドにちりばめられて、そよそよと風は吹いて、青空とたいようがおおきくハグしてる。ここは十分うちゅうだな。とポエジースイッチをおされてきもちよく筆がすすむ。
ドクドクドクと血がたぎっているような、エネルギーがはみ出ているようないちょうの木に思わずシャッターをきる。DNAの螺旋がむき出しになっているようにみえる。色っぽさすらかんじる。青空多めに枝の端っこをきりとる。そんな写真が幾つもある。ここにうちゅうをかんじちゃうんだなあ、わたしは。ああ、ホレボレ。
夜ごはんは、ステーキ(!)、アスパラガスのソテー、トマト、えびマカロニグラタン、松前漬け、ごはん。
母の家に来て、ごちそうごちそう。愛、ほかほか。
リモコン押しながらシャウト、のんさん。
2016年11月11日金曜日
三三一
二〇一六年十一月十一日金曜日
雨
まだまだつづくのんたろうさんの風邪。
今朝はどしゃぶり。のんさんがおなかにいたきょねんより寒さがはやくやって来ているような気がする。そして、雨も多いような。
せめてもと、窓からしゃぼん玉をとばす。鼻をたらしながらも、にんまりと手をのばす。
風邪っぴきなかまのすーさんもすこしやって来ておやつの柿とふかし芋をもぐもぐと。
すーさんが帰って、ふっとのんさんをみる。しずかにお皿にのこった柿に手をのばしていた。するり、ぽたり、ぬるり、ぺとぺと、すべらせつかみそこねながらも、ひとり口にほおばっていた。おいしい?ときくとほほえむ。
夜ごはんは、おかか和え、かに焼売、お野菜の豆乳味噌煮込み (大蒜、生姜、椎茸、青梗菜、ブロッコリー、蕪、さつまいも、人参、ごぼう、鶏肉)、ごはん。
雨
まだまだつづくのんたろうさんの風邪。
今朝はどしゃぶり。のんさんがおなかにいたきょねんより寒さがはやくやって来ているような気がする。そして、雨も多いような。
せめてもと、窓からしゃぼん玉をとばす。鼻をたらしながらも、にんまりと手をのばす。
風邪っぴきなかまのすーさんもすこしやって来ておやつの柿とふかし芋をもぐもぐと。
すーさんが帰って、ふっとのんさんをみる。しずかにお皿にのこった柿に手をのばしていた。するり、ぽたり、ぬるり、ぺとぺと、すべらせつかみそこねながらも、ひとり口にほおばっていた。おいしい?ときくとほほえむ。
夜ごはんは、おかか和え、かに焼売、お野菜の豆乳味噌煮込み (大蒜、生姜、椎茸、青梗菜、ブロッコリー、蕪、さつまいも、人参、ごぼう、鶏肉)、ごはん。
2016年11月10日木曜日
三三〇
二〇一六年十一月十日木曜日
曇り
いつもよりはやく起きたら、お味噌汁はつくれて朝食もひとりでたべられて、それによってふっくらしたこころでのんさんにおはようを言う。安心してにまあっとわらう。ひとりの時間に家事がすすむと、のんさんといるときにこころもしっかりのんさんに向く。すーさんはお手本。のんさんとあそぶとき、それだけをかんがえてめいいっぱいたのしむ。あっちにいって、次はこっちにいって、わらっているかたしかめて、また次のこと。なんて誠実で、なんてクリエイティブで、という書き方をするとちょっとちがうのだけれど、こどもはこどもとのあそびかたをおしえてくれるお手本。
灯油をいれてもらって、再配達のにもつを受け取って、集荷に来てもらい荷物を預ける。ただ家にいるだけといえばそうなのだけれど、ふーっよくやったというきもち。時間が決まっている予定がならぶとすーっとうすく緊張感が上を向いてもふりむいてもポリポリしていてもいる。そこからの解放はふーっとやりとげたきもちにさせる。
ストローデビューをしたのんさん。はじめはぶくぶくしたけれどすぐにちゅるるるる。いつものコップをはじめて飲みほした。これまでのみにくかったのね、そうかそうか。
きょうはすきまができるたびに、ほぼ日の鶴瓶さんと糸井さんとの対談を読んでいた。
https://www.1101.com/tsurube3/2011-01-01.html
夜ごはんは、青菜と人参のおかか和え、しょうが焼き(きゃべつたっぷり)、重ね煮のお味噌汁、ごはん。
帽さんが帰って来て、帽さんのお手玉にげらげらわらって安心したのかな、すーっと眠る。
帽さん(おとなは見通しがもてるけれど、のんさんにはそれがわからないからどんなことが起きるか予想できなくてあわてたり不安が押し寄せたりするんだろうね。)
曇り
いつもよりはやく起きたら、お味噌汁はつくれて朝食もひとりでたべられて、それによってふっくらしたこころでのんさんにおはようを言う。安心してにまあっとわらう。ひとりの時間に家事がすすむと、のんさんといるときにこころもしっかりのんさんに向く。すーさんはお手本。のんさんとあそぶとき、それだけをかんがえてめいいっぱいたのしむ。あっちにいって、次はこっちにいって、わらっているかたしかめて、また次のこと。なんて誠実で、なんてクリエイティブで、という書き方をするとちょっとちがうのだけれど、こどもはこどもとのあそびかたをおしえてくれるお手本。
灯油をいれてもらって、再配達のにもつを受け取って、集荷に来てもらい荷物を預ける。ただ家にいるだけといえばそうなのだけれど、ふーっよくやったというきもち。時間が決まっている予定がならぶとすーっとうすく緊張感が上を向いてもふりむいてもポリポリしていてもいる。そこからの解放はふーっとやりとげたきもちにさせる。
ストローデビューをしたのんさん。はじめはぶくぶくしたけれどすぐにちゅるるるる。いつものコップをはじめて飲みほした。これまでのみにくかったのね、そうかそうか。
きょうはすきまができるたびに、ほぼ日の鶴瓶さんと糸井さんとの対談を読んでいた。
https://www.1101.com/tsurube3/2011-01-01.html
夜ごはんは、青菜と人参のおかか和え、しょうが焼き(きゃべつたっぷり)、重ね煮のお味噌汁、ごはん。
帽さんが帰って来て、帽さんのお手玉にげらげらわらって安心したのかな、すーっと眠る。
帽さん(おとなは見通しがもてるけれど、のんさんにはそれがわからないからどんなことが起きるか予想できなくてあわてたり不安が押し寄せたりするんだろうね。)
2016年11月9日水曜日
三二九
二〇一六年十一月九日水曜日
晴れ
ハナミズとタンがおるのかな、まだグズリンのんさん。
夕方、授乳をしているとすーさんの声が窓の向こうからきこえる。
びくっと、目をひらいたのんさん。(すーさん、、かな)のんさんこころの声。
すーさんのお下がりでいただいていた洋服の中で、のんさんにはちいさくなった洋服をあいこちゃんにお返ししようとまとめていたので、声をかける。
すーさんは、靴をぬぐーと言ってすこしあそんでゆくことに。
のんさんは、ぴっかーん。
すーさんも、ぎひひぐへへとわらいがお。
すーさんはのんさんになにか教えようとしてくれたり、(こっちだよー)と声をかけたり。のんさんはうれしそうについていく。テンポがずれていたりちぐはぐ、気がついたら各々に異なることをしつつ楽しげに過ごしたり、またかおを合わせてわらったり。ふたりだけの会話もしていた。
すーさんがやって来て、のんさんはまあるくなったなあ。
これできょうはすーっと眠れるんじゃないかな。そんな気がする。
ありがとう、すーさん。
夜ごはんは、キムチ豆乳味噌鍋 into きしめん、ごはん。
晴れ
ハナミズとタンがおるのかな、まだグズリンのんさん。
夕方、授乳をしているとすーさんの声が窓の向こうからきこえる。
びくっと、目をひらいたのんさん。(すーさん、、かな)のんさんこころの声。
すーさんのお下がりでいただいていた洋服の中で、のんさんにはちいさくなった洋服をあいこちゃんにお返ししようとまとめていたので、声をかける。
すーさんは、靴をぬぐーと言ってすこしあそんでゆくことに。
のんさんは、ぴっかーん。
すーさんも、ぎひひぐへへとわらいがお。
すーさんはのんさんになにか教えようとしてくれたり、(こっちだよー)と声をかけたり。のんさんはうれしそうについていく。テンポがずれていたりちぐはぐ、気がついたら各々に異なることをしつつ楽しげに過ごしたり、またかおを合わせてわらったり。ふたりだけの会話もしていた。
すーさんがやって来て、のんさんはまあるくなったなあ。
これできょうはすーっと眠れるんじゃないかな。そんな気がする。
ありがとう、すーさん。
夜ごはんは、キムチ豆乳味噌鍋 into きしめん、ごはん。
2016年11月8日火曜日
三二八
二〇一六年十一月八日火曜日
曇り
radikoのタイムフリーとってもとっても。
一週間何度も聞けたらもっともっと。
きのう聞いた伊集院光さん×ヒロトさん×マーシーさん。
(感動にしばられていたらいい)
(しんでもいいんだよ)
ことばのまわりに纏うことばにならないものたちをずしりとかんじる。
置いてきてしまったものがあるなあ。そっちにゆけるように、このことばを話していた声とともに持ってゆこうと。
クリーニング屋さんにおおきなガラガラ(キャリアケース)を連れて、毛布を取りにすこし外出。のんさんは目をまあるくして外の景色をみていた。寒くてもあったかくして外にいっしょに出るです、ね。そうしましょう。
夜ごはんは、キムチ豆乳味噌鍋、牛タン、ごはん。
きのうよりぐずりんのんさん。眠る前に帽さんと布団でころがってげらげらわらっていた。きっと、たぶん、それがよかった。安心したのだと思う。帽さんがお風呂にはいっているあいだに、すーっと眠った。
曇り
radikoのタイムフリーとってもとっても。
一週間何度も聞けたらもっともっと。
きのう聞いた伊集院光さん×ヒロトさん×マーシーさん。
(感動にしばられていたらいい)
(しんでもいいんだよ)
ことばのまわりに纏うことばにならないものたちをずしりとかんじる。
置いてきてしまったものがあるなあ。そっちにゆけるように、このことばを話していた声とともに持ってゆこうと。
クリーニング屋さんにおおきなガラガラ(キャリアケース)を連れて、毛布を取りにすこし外出。のんさんは目をまあるくして外の景色をみていた。寒くてもあったかくして外にいっしょに出るです、ね。そうしましょう。
夜ごはんは、キムチ豆乳味噌鍋、牛タン、ごはん。
きのうよりぐずりんのんさん。眠る前に帽さんと布団でころがってげらげらわらっていた。きっと、たぶん、それがよかった。安心したのだと思う。帽さんがお風呂にはいっているあいだに、すーっと眠った。
2016年11月7日月曜日
三二七
二〇一六年十一月七日月曜日
晴れ
朝、帽さんを見送ったとき、手をふったような仕草をみせた。はなれてゆくことに気がつくと、かなしそうな表情になりヒィィンと声を出した。
のんさんの熱は下がったみたい。まだハナミズ子さん。そとの寒さを家にいてもかんじるくらいだからおうちで過ごすことにする。
夜ごはんは、豆乳味噌鍋、ごはん。
いつもは九時ころには眠るのだけれど、帽さんが帰ってきてうれしいのかしら、十一時過ぎまで起きていた。寝かせようとしなかったら何時まで起きていたかしらというくらいに。
夜中の二時半ころ起きたのんさんはギャー、ビー、と過呼吸になっているような泣き方。帽さんも起きるほどの泣きっぷり。わたしでもわかるのだからのんさんには無意識にでもはっきりわかる。もれだすいらいら、抱き上げられるときの右手にぎゅっとこもるぴりり。きっとそれらが夜泣きやはなられなくなる原因のひとつ。許しておくれ、許してやっておくれとまあるく包む。口の中のきもちわるさ(口内炎かな)、こわいゆめもあるかもしれない。すりおろしたりんごを二口くらいたべてお茶をのんで、そっと落ちついたきもちになったのをかんじてから布団にころり。安心しておっぱいをのんで眠った。眠れてよかった、よかった。
晴れ
朝、帽さんを見送ったとき、手をふったような仕草をみせた。はなれてゆくことに気がつくと、かなしそうな表情になりヒィィンと声を出した。
のんさんの熱は下がったみたい。まだハナミズ子さん。そとの寒さを家にいてもかんじるくらいだからおうちで過ごすことにする。
夜ごはんは、豆乳味噌鍋、ごはん。
いつもは九時ころには眠るのだけれど、帽さんが帰ってきてうれしいのかしら、十一時過ぎまで起きていた。寝かせようとしなかったら何時まで起きていたかしらというくらいに。
夜中の二時半ころ起きたのんさんはギャー、ビー、と過呼吸になっているような泣き方。帽さんも起きるほどの泣きっぷり。わたしでもわかるのだからのんさんには無意識にでもはっきりわかる。もれだすいらいら、抱き上げられるときの右手にぎゅっとこもるぴりり。きっとそれらが夜泣きやはなられなくなる原因のひとつ。許しておくれ、許してやっておくれとまあるく包む。口の中のきもちわるさ(口内炎かな)、こわいゆめもあるかもしれない。すりおろしたりんごを二口くらいたべてお茶をのんで、そっと落ちついたきもちになったのをかんじてから布団にころり。安心しておっぱいをのんで眠った。眠れてよかった、よかった。
2016年11月6日日曜日
三二六
二〇一六年十一月六日日曜日
晴れ(風がつよい)
きょうはばあちゃんのたんじょうびだ、と日記を書くとき改めて思い出して、ぼんやりと思う。痛みを和らげるために失われた意識。なにか伝えたかったんじゃないかなとか、なにか話せたらなにを話したんだろうとか、それが痛みで苦しいかおになったとしても、、なんて思ってしまう。いちばん愛したひとたちが悔いていなければそれでいいと思うけれど、いちばんびっくりしたのはばあちゃんなんじゃないかな。
きょうははらっぱ祭り二日目。パエリア屋さんで出店する日。きのうの夜から発熱ののんさん。鼻づまりや喉の痛みかな、三十分ごとに起きるような夜だった。朝になっても熱は下がらずだったのですこしお昼にのぞいて、お留守番。にこにこと機嫌よくしているときもあるけれど、あっという間にぐずって眠くなる。そして長くは眠れず起きてしまう。なんとなしにきのう買ったしゃぼん玉を窓から吹いてみる。芝生などでふくしゃぼん玉は、きらきらとその日の輝きを増すスパイスのようで、きもちのよい休日、野外ライブの終盤、富士山の頂上、そんなところでふいていた。
窓からふくしゃぼん玉。連なって風に舞う姿は、あこがれ。ここにとどまるわたしの分身。ユーミンのひこうき雲があたまで流れる。ー空にあこがれて 空をかけてゆくー
お風呂につかったからか、本に書いてあったように大根のおろし汁をのんさんの鼻につけたからか、のんさんの調子がいつもに近くなった。風呂上がりはずっと起きていて、いっしょにお鍋もたべた。まだほんのりあたたかかったけれど、なにかが楽になっていそう。この調子で風邪よ、とんでゆけ。
夜ごはんは、水炊き鍋、梅ごはん。
晴れ(風がつよい)
きょうはばあちゃんのたんじょうびだ、と日記を書くとき改めて思い出して、ぼんやりと思う。痛みを和らげるために失われた意識。なにか伝えたかったんじゃないかなとか、なにか話せたらなにを話したんだろうとか、それが痛みで苦しいかおになったとしても、、なんて思ってしまう。いちばん愛したひとたちが悔いていなければそれでいいと思うけれど、いちばんびっくりしたのはばあちゃんなんじゃないかな。
きょうははらっぱ祭り二日目。パエリア屋さんで出店する日。きのうの夜から発熱ののんさん。鼻づまりや喉の痛みかな、三十分ごとに起きるような夜だった。朝になっても熱は下がらずだったのですこしお昼にのぞいて、お留守番。にこにこと機嫌よくしているときもあるけれど、あっという間にぐずって眠くなる。そして長くは眠れず起きてしまう。なんとなしにきのう買ったしゃぼん玉を窓から吹いてみる。芝生などでふくしゃぼん玉は、きらきらとその日の輝きを増すスパイスのようで、きもちのよい休日、野外ライブの終盤、富士山の頂上、そんなところでふいていた。
窓からふくしゃぼん玉。連なって風に舞う姿は、あこがれ。ここにとどまるわたしの分身。ユーミンのひこうき雲があたまで流れる。ー空にあこがれて 空をかけてゆくー
お風呂につかったからか、本に書いてあったように大根のおろし汁をのんさんの鼻につけたからか、のんさんの調子がいつもに近くなった。風呂上がりはずっと起きていて、いっしょにお鍋もたべた。まだほんのりあたたかかったけれど、なにかが楽になっていそう。この調子で風邪よ、とんでゆけ。
夜ごはんは、水炊き鍋、梅ごはん。
2016年11月5日土曜日
三二五
二〇一六年十一月五日土曜日
晴れ
はらっぱ祭りの仕込みをするの巻き。
お昼ごはんを祭りを味わいつつ、公園でたべる。どうしても毎度のケバブ。フリマでのんさんの冬服を数点購入。あったかそうなポンチョが百円だったり、スカートが十円だったり、麦わら帽子をもらったり。
公園で祭りが行なわれていようが、ひとがたくさんいようが、のんさんにはいつもの公園のようで、たったったっとどこまでもはいはいしてゆく。彼女にとっては土と草のあるところ。夕方、仕込みをしているとのんさんがぐずる。鼻がつまっているようで授乳できず抱っこで寝かせるのだけれど置いたら起きて大泣きをくりかえして一時間くらいかかったかな。
夜ごはんは、ケンタッキー、冷ややっこ、厚揚げ、レタスとツナのサラダ、たらことしらすのちらし寿司。
同じアパートのあのこの合格祝い。ああ、めでたやめでたや。小五だったあのこは、もうすぐ大学生。ひとまわりはなれた我らは三十路になり、こどもがいるのだもの。うひょ。
晴れ
はらっぱ祭りの仕込みをするの巻き。
お昼ごはんを祭りを味わいつつ、公園でたべる。どうしても毎度のケバブ。フリマでのんさんの冬服を数点購入。あったかそうなポンチョが百円だったり、スカートが十円だったり、麦わら帽子をもらったり。
公園で祭りが行なわれていようが、ひとがたくさんいようが、のんさんにはいつもの公園のようで、たったったっとどこまでもはいはいしてゆく。彼女にとっては土と草のあるところ。夕方、仕込みをしているとのんさんがぐずる。鼻がつまっているようで授乳できず抱っこで寝かせるのだけれど置いたら起きて大泣きをくりかえして一時間くらいかかったかな。
夜ごはんは、ケンタッキー、冷ややっこ、厚揚げ、レタスとツナのサラダ、たらことしらすのちらし寿司。
同じアパートのあのこの合格祝い。ああ、めでたやめでたや。小五だったあのこは、もうすぐ大学生。ひとまわりはなれた我らは三十路になり、こどもがいるのだもの。うひょ。
2016年11月4日金曜日
三二四
二〇一六年十一月四日金曜日
晴れ
新宿伊勢丹。
のんさんを妊娠してから、ときどき訪れるようになった場所。
いわゆるデパートのありがたみ、ステキな部分は、こどもがやって来てからの方が見つけられるようになった。
のんさんが生まれる前の五年くらいで、ゆっくり服装など変化していった。
そして、その流れも組みつつ、なにか別の流れが合流しはじめているような気がする。
どこかの記事でよんだ、(ナチュラルに反発してきた)という文字。
わたしは、いわゆるナチュラル・オーガニックを目指してきたわけではないのだけれど、気持ちよさ(つくられてきた流れ・生地・触り心地・身体とのバランスなど)を重視していたらそう捉えられるようなものが並ぶようになっていた。そういう意味ではとってもナチュラルになっていっている。こころに聞いていくと、あそびがほしいわ・型にきゅうくつにおさまるってもったいないなと思ってきたのだ。さらにナチュラルになっていくわたしのお家にこれからどんな洋服がならんでいくのかしら。乞うご期待。
そして、ずっと避けてきた黒、排除することをやめてみようと試みている。やわらかい黒を見つけてそろりと仲間入りしてみよう。
結婚式に着ていく一張羅を母に買っていただいた。恐縮しちゃう値段と、うきうきしちゃう可愛さと。大切に着ていくのだ。だ。
夜ごはんは、弁松のお煮染めと煮魚、カルボナーラ。
ときどき急にはじまる、あのひと研究室。このまえ急にはじまったのは、草間弥生さんとサカナクション山口一郎さん。なにかを抜けて、みらいへ種を蒔こうと生きいそいでいるくらいにアドレナリンを放出してやわらかく生産しているひと。
ああ、寝なきゃ。
晴れ
新宿伊勢丹。
のんさんを妊娠してから、ときどき訪れるようになった場所。
いわゆるデパートのありがたみ、ステキな部分は、こどもがやって来てからの方が見つけられるようになった。
のんさんが生まれる前の五年くらいで、ゆっくり服装など変化していった。
そして、その流れも組みつつ、なにか別の流れが合流しはじめているような気がする。
どこかの記事でよんだ、(ナチュラルに反発してきた)という文字。
わたしは、いわゆるナチュラル・オーガニックを目指してきたわけではないのだけれど、気持ちよさ(つくられてきた流れ・生地・触り心地・身体とのバランスなど)を重視していたらそう捉えられるようなものが並ぶようになっていた。そういう意味ではとってもナチュラルになっていっている。こころに聞いていくと、あそびがほしいわ・型にきゅうくつにおさまるってもったいないなと思ってきたのだ。さらにナチュラルになっていくわたしのお家にこれからどんな洋服がならんでいくのかしら。乞うご期待。
そして、ずっと避けてきた黒、排除することをやめてみようと試みている。やわらかい黒を見つけてそろりと仲間入りしてみよう。
結婚式に着ていく一張羅を母に買っていただいた。恐縮しちゃう値段と、うきうきしちゃう可愛さと。大切に着ていくのだ。だ。
夜ごはんは、弁松のお煮染めと煮魚、カルボナーラ。
ときどき急にはじまる、あのひと研究室。このまえ急にはじまったのは、草間弥生さんとサカナクション山口一郎さん。なにかを抜けて、みらいへ種を蒔こうと生きいそいでいるくらいにアドレナリンを放出してやわらかく生産しているひと。
ああ、寝なきゃ。
2016年11月3日木曜日
三二三
二〇一六年十一月三日木曜日
晴れ
お父さんがやって来た。
お昼をたべて、すこし公園でのんさんのはらっぱハイハイをみんなで微笑ましく眺めて、サプライズバースディーのお祝い。うふふ。
帽さんの買ってきてくれたケーキにろうそくを灯して、あのバースディソングをうたいながらお父さんの前へ。膝の上にはのんさんが座っていた。のんさんは目をまあるくして見ていた。のんさんは父からのお土産、スイートポテトをすこしいただく。夢中になっておいしいという表情でたべる姿、口のまわりちゃぶ台のまわりが芋まみれになるその光景に笑う。シャイで照れてしまうお父さんは、のんさんのちからを借りてにじみ出るうれしいきもちを声に出して笑えたのだと思う。
誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。
そうやって、一年に一回だけでもじぶんをなでられたら。
いきいき生きるのだよと思いを込めて。
夜ごはんは、おでん、ハンバーグ、ポテトサラダ、野菜炒め、ごはん。
ストーブの登場。帽さんが柵もつけてくれた。キッチンとリビングのふすまを外し、キッチンのテーブルとストーブがまんなかに並ぶ。向かい合って座り、帽さんの仕事の話などなどもももっと話した。帽さんのよきスイッチが押されたみたい。いけいけどどどどー。
晴れ
お父さんがやって来た。
お昼をたべて、すこし公園でのんさんのはらっぱハイハイをみんなで微笑ましく眺めて、サプライズバースディーのお祝い。うふふ。
帽さんの買ってきてくれたケーキにろうそくを灯して、あのバースディソングをうたいながらお父さんの前へ。膝の上にはのんさんが座っていた。のんさんは目をまあるくして見ていた。のんさんは父からのお土産、スイートポテトをすこしいただく。夢中になっておいしいという表情でたべる姿、口のまわりちゃぶ台のまわりが芋まみれになるその光景に笑う。シャイで照れてしまうお父さんは、のんさんのちからを借りてにじみ出るうれしいきもちを声に出して笑えたのだと思う。
誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。
そうやって、一年に一回だけでもじぶんをなでられたら。
いきいき生きるのだよと思いを込めて。
夜ごはんは、おでん、ハンバーグ、ポテトサラダ、野菜炒め、ごはん。
ストーブの登場。帽さんが柵もつけてくれた。キッチンとリビングのふすまを外し、キッチンのテーブルとストーブがまんなかに並ぶ。向かい合って座り、帽さんの仕事の話などなどもももっと話した。帽さんのよきスイッチが押されたみたい。いけいけどどどどー。
2016年11月2日水曜日
三二二
二〇一六年十一月二日水曜日
曇り
吉祥寺へ。父の誕生日プレゼント探し。
これかなーというものは、ぼんやりと連れていた。あれこれを見て候補を膨らませたらいいのに、ほぼはじめからそれがある店に向かう。やっぱりこれはいいな、よーく吟味してひとつ選ぶ。おめがねにかなうのか。
それから百年にて、これもぼんやりと思い浮かべていた本をみつけてそっとそえる。お店に流れる音楽。なんだ?なんだ?ときもちがそちらによそ見する。展開していくにつれて、意識はそちら、?から(いい!)に変わっていく。レジで店員さんにきいてみると、ASA-CHANG&巡礼のまほうというアルバムだそう。こういう出会い方、ひさしぶり。ときめき。ああ、うれしい。
夜ごはんは、沖縄料理屋さんにて。
ジーマミー豆腐、ゴーヤチャンプルー、餃子、しらすの炒飯、ソーミンチャンプルー、紅芋コロッケ、ガーリックポークスタミナ、マカロニグラタン、紅芋アイス。
お昼前、なんだか沖縄料理が思い浮かんでしまって、ああこりゃたべたいなと。帽さんを誘い、あいこちゃんたちまで誘って、とくべつ外食夜ごはんとなった。
ほんとうにどれをたべてもおいしいおいしい。ロフトの上はお座敷になっていてほぼ貸し切り状態だったので、のんさんもすーさんもリラックスしてのびのび。こんな夜もあってもいいじゃないのよきごはん。
曇り
吉祥寺へ。父の誕生日プレゼント探し。
これかなーというものは、ぼんやりと連れていた。あれこれを見て候補を膨らませたらいいのに、ほぼはじめからそれがある店に向かう。やっぱりこれはいいな、よーく吟味してひとつ選ぶ。おめがねにかなうのか。
それから百年にて、これもぼんやりと思い浮かべていた本をみつけてそっとそえる。お店に流れる音楽。なんだ?なんだ?ときもちがそちらによそ見する。展開していくにつれて、意識はそちら、?から(いい!)に変わっていく。レジで店員さんにきいてみると、ASA-CHANG&巡礼のまほうというアルバムだそう。こういう出会い方、ひさしぶり。ときめき。ああ、うれしい。
夜ごはんは、沖縄料理屋さんにて。
ジーマミー豆腐、ゴーヤチャンプルー、餃子、しらすの炒飯、ソーミンチャンプルー、紅芋コロッケ、ガーリックポークスタミナ、マカロニグラタン、紅芋アイス。
お昼前、なんだか沖縄料理が思い浮かんでしまって、ああこりゃたべたいなと。帽さんを誘い、あいこちゃんたちまで誘って、とくべつ外食夜ごはんとなった。
ほんとうにどれをたべてもおいしいおいしい。ロフトの上はお座敷になっていてほぼ貸し切り状態だったので、のんさんもすーさんもリラックスしてのびのび。こんな夜もあってもいいじゃないのよきごはん。
2016年11月1日火曜日
三二一
二〇一六年十一月一日火曜日
雨のち晴れ
お昼ごはんの後、公園へお散歩。きょうは寒いのでコートを着て、のんさんもコートの中に包んだ。あたまだけひょこっと出ているスタイル。ボタンもとめると、のんさんが眠るときちょうど首の部分を支えられてお互いに心地よい。後半のんさんが眠ったからよていよりもとおくまで歩いた。のんさんのすやすや具合も、歩いているときのきもちも、なんだかよかったな。こういうのなまえのない感じ、なんだろうな。うまくいえないな。
きょうは三時ころからお散歩しはじめたけれど、すぐにまっくらになるから二時くらいには出発するようにリズムをつくれるようにしたいもの。
母より旅行のお土産が届き、あいこちゃんたちの分もあったので夜渡しにゆく。すーさんも出てきてくれた。のんさんと頬をすりすりして、喜びの舞いを踊るすーさん。夜道で、ふんばるみたいにしゃがんで二回くらい屈伸して、たたたと歩いてまた同じうごきをする。いい踊りだったな。のんさんも抱っこひもをしつつもピョンピョンとんで、、うれしそうだった。すーさんが石と葉っぱをならべて、ハッピーバースデーをうたうとのんさんも声を出してうたうのだった。葉っぱや石にハッピーバースデーをうたうすーさんはさいこう。うれしそうにピョンピョンしてうたうようなのんさんもさいこう。
夜ごはんは、野菜炒め(大蒜、椎茸、小松菜、大根の葉、ブロッコリー、玉ねぎ、長葱、ぶたひき肉)、おでん、ごはん。
雨のち晴れ
お昼ごはんの後、公園へお散歩。きょうは寒いのでコートを着て、のんさんもコートの中に包んだ。あたまだけひょこっと出ているスタイル。ボタンもとめると、のんさんが眠るときちょうど首の部分を支えられてお互いに心地よい。後半のんさんが眠ったからよていよりもとおくまで歩いた。のんさんのすやすや具合も、歩いているときのきもちも、なんだかよかったな。こういうのなまえのない感じ、なんだろうな。うまくいえないな。
きょうは三時ころからお散歩しはじめたけれど、すぐにまっくらになるから二時くらいには出発するようにリズムをつくれるようにしたいもの。
母より旅行のお土産が届き、あいこちゃんたちの分もあったので夜渡しにゆく。すーさんも出てきてくれた。のんさんと頬をすりすりして、喜びの舞いを踊るすーさん。夜道で、ふんばるみたいにしゃがんで二回くらい屈伸して、たたたと歩いてまた同じうごきをする。いい踊りだったな。のんさんも抱っこひもをしつつもピョンピョンとんで、、うれしそうだった。すーさんが石と葉っぱをならべて、ハッピーバースデーをうたうとのんさんも声を出してうたうのだった。葉っぱや石にハッピーバースデーをうたうすーさんはさいこう。うれしそうにピョンピョンしてうたうようなのんさんもさいこう。
夜ごはんは、野菜炒め(大蒜、椎茸、小松菜、大根の葉、ブロッコリー、玉ねぎ、長葱、ぶたひき肉)、おでん、ごはん。
2016年10月31日月曜日
三二〇
二〇一六年十月三十一日月曜日
晴れのち曇り
なにかに焦ったり、目の前のやろうと思ったことを達成することへのきもちがつよくなりすぎると、目的をそっちのけ。ぷんすかマンのできあがり。そいつはよくないよくないなー。わらったかおにわらって返して、またわらう。そうやってギッタンバッコンわらうがいったりきたりしていくように、と。
夜ごはんは、秋刀魚の甘辛く煮たもの(もらいもの)、おでん第二弾、ごはん。
ごはんをたべながら、帽さんのおしごと悩み相談。ああだこうだそうだどうだ、と話して
(三十代にはいったからかなー)と言うから(年齢は関係ねーと思う)と。なぜだかどうしてなまってしまって帽さんは、(っくくくく)とくるしそうになりながら笑いつづけた。(すごいね)なんて言われたけれどどうしてそうなったのかわたしにもさっぱりわからなくていっしょにわらったのでした。
晴れのち曇り
なにかに焦ったり、目の前のやろうと思ったことを達成することへのきもちがつよくなりすぎると、目的をそっちのけ。ぷんすかマンのできあがり。そいつはよくないよくないなー。わらったかおにわらって返して、またわらう。そうやってギッタンバッコンわらうがいったりきたりしていくように、と。
夜ごはんは、秋刀魚の甘辛く煮たもの(もらいもの)、おでん第二弾、ごはん。
ごはんをたべながら、帽さんのおしごと悩み相談。ああだこうだそうだどうだ、と話して
(三十代にはいったからかなー)と言うから(年齢は関係ねーと思う)と。なぜだかどうしてなまってしまって帽さんは、(っくくくく)とくるしそうになりながら笑いつづけた。(すごいね)なんて言われたけれどどうしてそうなったのかわたしにもさっぱりわからなくていっしょにわらったのでした。
2016年10月30日日曜日
三一九
二〇一六年十月三十日日曜日
曇りのち晴れ
ばあちゃんの四十九日。きょうから仏の道へ。
住職さんは、(こころから思い、こころをこめてお線香をあげ、みなで集い、よい表情の彼女を思い浮かべながら過ごしてもらえたら仏の道へ歩いてゆける)と。
(お線香がごはんになり、また、我々のこころも安らげるでしょう。)というのも印象的だった。
こころをおっことしてきてはいけないよ、と思う。いくら着飾ったってね、それじゃああんまりよって。
夜ごはんは、チョリソー、チーズ、ミートソーススパゲッティー。
帽さんチョイス、そして帽さんのつくった洋食なごはん。美味。
のんさんがハロウィンしたいというなら、それはそれでたのしんだらいいなと思う。と、どんなコスチュームがいいかしらなんていう話からはじまった夜ごはん。
ぽ(サンタさんに化けるととってもややこしいよね。)
ゆ(そこに鬼のコスチュームもやって来て)
ぽ(お内裏様とお雛様なんかも・・・)
ぽ(はこべとか七草にそれぞれ化けるのも、っぷぷぷ)
ゆ(すずしろ!ほとけのざ!ごぎょう!って、それいい)
ぽ(戦隊モノみたいなポーズとってね)
ゆ(っぷ こめというのもいないと。いいね戦隊モノにするの。おもしろい。)
くだらない会話の一部でした。
ふっと数日前、本棚から手にとった草間彌生さん特集の雑誌。なんだか改めてじっくり読みたくなり、お風呂で読書。
一九二九年生まれ
一九五二年はじめての個展
戦争に向かっていき終わっていく中を生きている。けれど、この年表からは、彼女はどんな状況においても描いていた(制作していた)のだなということを思わせた。平和を願うメッセージを発信している彼女だから戦争というものが彼女に与えた影響はもちろんあると思う。そして、家庭環境などもあると思うけれど。
日々のかなしみに 憂いたり、嘆いたり、恐れたり。
そうではなくて、じぶんのやるべきことを粛々とやっていられたらと。
子育て、暮らし方、とそのかんがえを説明するような、説得力になるような、なんというかそういうしごとにしたいなあなんて。なんて。
曇りのち晴れ
ばあちゃんの四十九日。きょうから仏の道へ。
住職さんは、(こころから思い、こころをこめてお線香をあげ、みなで集い、よい表情の彼女を思い浮かべながら過ごしてもらえたら仏の道へ歩いてゆける)と。
(お線香がごはんになり、また、我々のこころも安らげるでしょう。)というのも印象的だった。
こころをおっことしてきてはいけないよ、と思う。いくら着飾ったってね、それじゃああんまりよって。
夜ごはんは、チョリソー、チーズ、ミートソーススパゲッティー。
帽さんチョイス、そして帽さんのつくった洋食なごはん。美味。
のんさんがハロウィンしたいというなら、それはそれでたのしんだらいいなと思う。と、どんなコスチュームがいいかしらなんていう話からはじまった夜ごはん。
ぽ(サンタさんに化けるととってもややこしいよね。)
ゆ(そこに鬼のコスチュームもやって来て)
ぽ(お内裏様とお雛様なんかも・・・)
ぽ(はこべとか七草にそれぞれ化けるのも、っぷぷぷ)
ゆ(すずしろ!ほとけのざ!ごぎょう!って、それいい)
ぽ(戦隊モノみたいなポーズとってね)
ゆ(っぷ こめというのもいないと。いいね戦隊モノにするの。おもしろい。)
くだらない会話の一部でした。
ふっと数日前、本棚から手にとった草間彌生さん特集の雑誌。なんだか改めてじっくり読みたくなり、お風呂で読書。
一九二九年生まれ
一九五二年はじめての個展
戦争に向かっていき終わっていく中を生きている。けれど、この年表からは、彼女はどんな状況においても描いていた(制作していた)のだなということを思わせた。平和を願うメッセージを発信している彼女だから戦争というものが彼女に与えた影響はもちろんあると思う。そして、家庭環境などもあると思うけれど。
日々のかなしみに 憂いたり、嘆いたり、恐れたり。
そうではなくて、じぶんのやるべきことを粛々とやっていられたらと。
子育て、暮らし方、とそのかんがえを説明するような、説得力になるような、なんというかそういうしごとにしたいなあなんて。なんて。
2016年10月29日土曜日
三一八
二〇一六年十月二十九日土曜日
晴れのち曇り
朝起きたのんさんに、帽さんがパンをたべさせてくれていたのでのんびり起きる。布団でごろごろ坂本龍一さんのインタビューをよむしあわせ。
毛布をクリーニングに出し、公園を散歩した。はらっぱをぐんぐん、坂もはいはいで下る。なだらかなところとおなじように、のっしのしといつものように。
夜ごはんは、じいちゃん家にてひろみちゃんのごはん。
おでん、大根と小松菜の味噌煮、たまごと人参の炒めもの、南瓜の煮物、味噌汁、ごはんなど。
晴れのち曇り
朝起きたのんさんに、帽さんがパンをたべさせてくれていたのでのんびり起きる。布団でごろごろ坂本龍一さんのインタビューをよむしあわせ。
毛布をクリーニングに出し、公園を散歩した。はらっぱをぐんぐん、坂もはいはいで下る。なだらかなところとおなじように、のっしのしといつものように。
夜ごはんは、じいちゃん家にてひろみちゃんのごはん。
おでん、大根と小松菜の味噌煮、たまごと人参の炒めもの、南瓜の煮物、味噌汁、ごはんなど。
2016年10月28日金曜日
三一七
二〇一六年十月二十八日金曜日
曇りのち雨(ひえびえ)
一枚羽織物をふやすような気温と昼過ぎからの雨。こんな日は、あんこを煮たり、ことこと時間をかけて煮る料理にうってつけ。きのう作り逃したおでん、つくるにも、たべるにも、よきコンディション。
朝ごはんを食べて、出汁をとる。唇が痛すぎて、化粧水もなくなってきていて、いつもの自然食品のお店にどうしてもきょう行こうというきもちになってしまっていたので、お昼ころ出発。ちょうど雨が降りはじめた。銀色の傘をさしておおきなマフラーの端っこを結びポンチョのようにしたものをのんさんと二人でかぶり、公園を歩く。ひとはぽつりぽつり。雨音かのんさんの声、足音くらいしか聞こえない。こんな公園を歩くのもときにはいいなと、足どりは軽やか。
リップクリームははじめてみたものにしてみた。青いパッケージのペパーミントの香りのもの(使ってみたら、しっとりとってもいい。ベリグ。)。化粧水はビワの葉エキスのもの(しっとりよいかんじ。様子みる)。
帰り道、のんさんがお喋りするのをまねるようにして、返してみた。
の(んぱっ)
ぽ(じゅじゅじゅー)
の(っで!)
ぽ(ディディディ)
こんなふうに話してみたら、のんさんはげらげらうれしそう。そんなに!というくらい。のんさんのうれしそうな顔がうれしいのと、会話ができているたのしさに、いくつもの濁音混じりの音を発して、のんさんとおはなしをした。喜ぶ音、あまり反応のない音があった。ときには拍手までしてくれて、わらっちゃった。
そこに意味はないのだけれど(わたしとしては)、音で十分に会話ができていた。そう、それは音楽のセッションのようなもの。まさにそんなもの。
わたしたち大人はまるでじぶんたちだけが言語を持っていると思い、じぶんたちの言語で話しかける。けれども、もしかしたら生まれたばかりの子どもも、ある言語を持っているのかもしれない。はじめはのんさんたちもじぶんたちの言語で喋っているけれども、大人によせて言語を習得してくれている、そしてじぶんたちの言語を失っていくのかもしれない。なんだかそんなふうに思った。
わたしものんさんがのんさんの言語を喋る短い期間、のんさんの言語で喋ってお互いの言葉でお喋りしよう、そんなことを思ったのだった。
帰ってからのんさんがお昼寝。あたまをくるるるるーっと回転させて、いまだーとおでんの仕込みをした。
・ゆで卵をつくる
・鰯のつみれをつくる(玉ねぎ、生姜を刻む。鰯をたたく。*葱がなかった)
・ゆで卵ができたら同じお鍋で、こんにゃくを下ゆで
・おでんのスープの材料を鍋にいれ火にかける
・じゃがいもを茹ではじめる
・大根、厚揚げ、がんもどき、ちくわぶを切る
・じゃがいも、はんぺん以外を鍋へ
ここまで行ったらのんさんが起きた。ほとんどやりたいことはできたので、ふーっ。
具が入りきらないので、いつもは米を炊いている無水鍋を空にして移し、さらにことこと。
火にかけてしまえば、もうすいすいすー、である。
夜ごはんは、おでん、ごはん。
弱火で三、四時間煮たので、煮崩れはなくしみしみ。のんさんは厚揚げの豆腐の部分を拍手してたべた。ほくほくなきもちでわたしと乾杯である。
職場の飲み会から帰った帽さんもおかわりしてよくたべた。
曇りのち雨(ひえびえ)
一枚羽織物をふやすような気温と昼過ぎからの雨。こんな日は、あんこを煮たり、ことこと時間をかけて煮る料理にうってつけ。きのう作り逃したおでん、つくるにも、たべるにも、よきコンディション。
朝ごはんを食べて、出汁をとる。唇が痛すぎて、化粧水もなくなってきていて、いつもの自然食品のお店にどうしてもきょう行こうというきもちになってしまっていたので、お昼ころ出発。ちょうど雨が降りはじめた。銀色の傘をさしておおきなマフラーの端っこを結びポンチョのようにしたものをのんさんと二人でかぶり、公園を歩く。ひとはぽつりぽつり。雨音かのんさんの声、足音くらいしか聞こえない。こんな公園を歩くのもときにはいいなと、足どりは軽やか。
リップクリームははじめてみたものにしてみた。青いパッケージのペパーミントの香りのもの(使ってみたら、しっとりとってもいい。ベリグ。)。化粧水はビワの葉エキスのもの(しっとりよいかんじ。様子みる)。
帰り道、のんさんがお喋りするのをまねるようにして、返してみた。
の(んぱっ)
ぽ(じゅじゅじゅー)
の(っで!)
ぽ(ディディディ)
こんなふうに話してみたら、のんさんはげらげらうれしそう。そんなに!というくらい。のんさんのうれしそうな顔がうれしいのと、会話ができているたのしさに、いくつもの濁音混じりの音を発して、のんさんとおはなしをした。喜ぶ音、あまり反応のない音があった。ときには拍手までしてくれて、わらっちゃった。
そこに意味はないのだけれど(わたしとしては)、音で十分に会話ができていた。そう、それは音楽のセッションのようなもの。まさにそんなもの。
わたしたち大人はまるでじぶんたちだけが言語を持っていると思い、じぶんたちの言語で話しかける。けれども、もしかしたら生まれたばかりの子どもも、ある言語を持っているのかもしれない。はじめはのんさんたちもじぶんたちの言語で喋っているけれども、大人によせて言語を習得してくれている、そしてじぶんたちの言語を失っていくのかもしれない。なんだかそんなふうに思った。
わたしものんさんがのんさんの言語を喋る短い期間、のんさんの言語で喋ってお互いの言葉でお喋りしよう、そんなことを思ったのだった。
帰ってからのんさんがお昼寝。あたまをくるるるるーっと回転させて、いまだーとおでんの仕込みをした。
・ゆで卵をつくる
・鰯のつみれをつくる(玉ねぎ、生姜を刻む。鰯をたたく。*葱がなかった)
・ゆで卵ができたら同じお鍋で、こんにゃくを下ゆで
・おでんのスープの材料を鍋にいれ火にかける
・じゃがいもを茹ではじめる
・大根、厚揚げ、がんもどき、ちくわぶを切る
・じゃがいも、はんぺん以外を鍋へ
ここまで行ったらのんさんが起きた。ほとんどやりたいことはできたので、ふーっ。
具が入りきらないので、いつもは米を炊いている無水鍋を空にして移し、さらにことこと。
火にかけてしまえば、もうすいすいすー、である。
夜ごはんは、おでん、ごはん。
弱火で三、四時間煮たので、煮崩れはなくしみしみ。のんさんは厚揚げの豆腐の部分を拍手してたべた。ほくほくなきもちでわたしと乾杯である。
職場の飲み会から帰った帽さんもおかわりしてよくたべた。
2016年10月27日木曜日
三一六
二〇一六年十月二十七日木曜日
晴れ
きのう置いてきてしまったのんさんの水筒を取りに、本日もまんまる食堂へゆくの巻。
布団の中(そうだそうだ、水筒水筒)と、けれどもあれもこれもしたいのうとぽわわわわ。そしてなによりきょうはのんびり、せかせかしたくないなって。なにはともあれと起きて、朝食の前にのんさんの爪を切り、床掃除も終えられた。ほう。ふっくらしたきもちでいたら前にすいすいすすんでゆく。
さらっとやりたいことも終えられたのでふっくらなきもちで食堂へ。行きの電車でのんさんににこっと笑ってくださった向かいに座っていた方、昨日のご婦人に似ていた。せっかくなのでランチもいただく。平日のお昼にいくつものおかず、そしてあたたかいままおいしくたべられるというしあわせ。きのうもお昼を食堂でたべられていたからか、いつもより穏やかでのんさんもよく笑う。平日のお昼にこうして食堂などでたべること、家にずっといないことはわたしには風が吹いてよいのだな。いいきもちでいられる方法をひとつ見つけた。
おでんにしようと朝ひらめいて、その具材を行きと帰り買ったのだけれどほかにもより道したりして家につくのは六時の手前。そこからあわてて作り、帽さんを待たせるのもよくないなーときょうはスパゲティーに変更。
夜ごはんは、レタスとわかめのサラダ、厚揚げ、鯵のたたき、しらすとやさいのスパゲッティー(大蒜、生姜、椎茸、小松菜、玉ねぎ)。
それにしても、口内炎って痛いな。胃腸が弱っているんだとか。歯磨きしよう歯磨き。
晴れ
きのう置いてきてしまったのんさんの水筒を取りに、本日もまんまる食堂へゆくの巻。
布団の中(そうだそうだ、水筒水筒)と、けれどもあれもこれもしたいのうとぽわわわわ。そしてなによりきょうはのんびり、せかせかしたくないなって。なにはともあれと起きて、朝食の前にのんさんの爪を切り、床掃除も終えられた。ほう。ふっくらしたきもちでいたら前にすいすいすすんでゆく。
さらっとやりたいことも終えられたのでふっくらなきもちで食堂へ。行きの電車でのんさんににこっと笑ってくださった向かいに座っていた方、昨日のご婦人に似ていた。せっかくなのでランチもいただく。平日のお昼にいくつものおかず、そしてあたたかいままおいしくたべられるというしあわせ。きのうもお昼を食堂でたべられていたからか、いつもより穏やかでのんさんもよく笑う。平日のお昼にこうして食堂などでたべること、家にずっといないことはわたしには風が吹いてよいのだな。いいきもちでいられる方法をひとつ見つけた。
おでんにしようと朝ひらめいて、その具材を行きと帰り買ったのだけれどほかにもより道したりして家につくのは六時の手前。そこからあわてて作り、帽さんを待たせるのもよくないなーときょうはスパゲティーに変更。
夜ごはんは、レタスとわかめのサラダ、厚揚げ、鯵のたたき、しらすとやさいのスパゲッティー(大蒜、生姜、椎茸、小松菜、玉ねぎ)。
それにしても、口内炎って痛いな。胃腸が弱っているんだとか。歯磨きしよう歯磨き。
2016年10月26日水曜日
三一五
二〇一六年十月二十六日水曜日
晴れ(あっつい)
あさこさんとまんまる食堂。講座のようなものへ。あさこさんとはお散歩しながらまたのんびりゆったりお話できたらいいな。ぱっと明るくて軽やかでいい顔をしていて、よかった。
帰りに野川公園へ行き、のんさんをはらっぱにおろすとぐんぐんすいすいすすんでゆく。狭いところで動けなかった分を発散しているように。どこかの大学生の陸上部であろう方たちがタイムを測りながらぐるんぐるんと駆けて回る。タイムを測りつづける二人のおんなのこ。そのよろこびは、どんなものだろうかと想像しながらぼーっと眺めたりした。のんさんは気になる草に立ち止まる。なにより土が顔を出していると撫でたりつかんだり。のんさんの水筒を食堂に置いてきてしまい、わたしの水筒の蓋にお茶をそそいでのませてみると興味深いのか(もう一回、もう一回)となんどもお代わりをする。視線を感じてそちらを向くと、品のあるご婦人の笑みがあった。土まみれののんさんをみて(ここはワンちゃんも散歩するでしょう。糞とかもあるかしらね。)とおっしゃられた。(洗ったらいいかなと思って。)というと(そうよね。ほんとう。)ときもちのよい声と表情で頷いてくれた。とっても気が合うような気がして、言葉を交わすほどに会話をつづけたくなる方だった。のんさんも、その方の言葉にタイミングよく声を出して相槌したり、にぎった土の塊を差し出したりしていた。一度、またねと言ったけれど、歩きはじめたらまた再会して途中までいっしょに帰った。大島を訪れたときに泊まったお宿を営む方が親戚にあたるということがわかる。そんなことってあるのだな。お茶ともだちにでもなれたらいいな。母親よりもきっとずっと年上の方だけれど、また会いたい方に会えて、るん。
夜ごはんは、鶏と蕪のグラタン、レタスとわかめのサラダ(人参、大根)、厚揚げと手羽元とやさいの炒めもの、秋刀魚(あいこちゃんのお土産でいただいていたもの)、あさりのお味噌汁、ごはん。
授乳しながら眠ってしまった。
晴れ(あっつい)
あさこさんとまんまる食堂。講座のようなものへ。あさこさんとはお散歩しながらまたのんびりゆったりお話できたらいいな。ぱっと明るくて軽やかでいい顔をしていて、よかった。
帰りに野川公園へ行き、のんさんをはらっぱにおろすとぐんぐんすいすいすすんでゆく。狭いところで動けなかった分を発散しているように。どこかの大学生の陸上部であろう方たちがタイムを測りながらぐるんぐるんと駆けて回る。タイムを測りつづける二人のおんなのこ。そのよろこびは、どんなものだろうかと想像しながらぼーっと眺めたりした。のんさんは気になる草に立ち止まる。なにより土が顔を出していると撫でたりつかんだり。のんさんの水筒を食堂に置いてきてしまい、わたしの水筒の蓋にお茶をそそいでのませてみると興味深いのか(もう一回、もう一回)となんどもお代わりをする。視線を感じてそちらを向くと、品のあるご婦人の笑みがあった。土まみれののんさんをみて(ここはワンちゃんも散歩するでしょう。糞とかもあるかしらね。)とおっしゃられた。(洗ったらいいかなと思って。)というと(そうよね。ほんとう。)ときもちのよい声と表情で頷いてくれた。とっても気が合うような気がして、言葉を交わすほどに会話をつづけたくなる方だった。のんさんも、その方の言葉にタイミングよく声を出して相槌したり、にぎった土の塊を差し出したりしていた。一度、またねと言ったけれど、歩きはじめたらまた再会して途中までいっしょに帰った。大島を訪れたときに泊まったお宿を営む方が親戚にあたるということがわかる。そんなことってあるのだな。お茶ともだちにでもなれたらいいな。母親よりもきっとずっと年上の方だけれど、また会いたい方に会えて、るん。
夜ごはんは、鶏と蕪のグラタン、レタスとわかめのサラダ(人参、大根)、厚揚げと手羽元とやさいの炒めもの、秋刀魚(あいこちゃんのお土産でいただいていたもの)、あさりのお味噌汁、ごはん。
授乳しながら眠ってしまった。
2016年10月25日火曜日
三一四
二〇一六年十月二十五日火曜日
晴れのち曇り
のんさんのようふく棚を整理。生まれてすぐのころに着ていた、あのころぶかぶかだったようふくはこんなにもちいさかったのだな。
冬ものをいれるケース人参自ら入り、ようふくにもたれかかりくつろいでいた。
手を伸ばして、行きたい方向やみたいものを指示するようになってきた。
晴れのち曇り
のんさんのようふく棚を整理。生まれてすぐのころに着ていた、あのころぶかぶかだったようふくはこんなにもちいさかったのだな。
冬ものをいれるケース人参自ら入り、ようふくにもたれかかりくつろいでいた。
手を伸ばして、行きたい方向やみたいものを指示するようになってきた。
夜ごはんは、厚揚げと手羽元とやさいの炒めもの(生姜、椎茸、青梗菜、大根、玉ねぎ、人参)、きんぴらごぼう、赤菜と人参のおひたし、肉味噌のレタス巻き、鶏と蕪のグラタン、あさりのお味噌汁、ごはん。
2016年10月24日月曜日
三一三
二〇一六年十月二十四日月曜日
晴れ
すっかり冷えてきた。いまの季節をなんというのかな。秋というには夜が早すぎるような、冬というには賑やかな色合いのような。
土日、帽さんもいっしょに過ごしたり、すーさんたちとにこにこ過ごしたり、安心のきもちが膨らんだのだと思う。のんさんはふっくらしたいい表情をしていた。
ツペラツペラのあかちゃんというえほんをよくめくっていたけれど、きょう読んだらくまさんのページでにっこり。のんさんは一度えほんを読むとき三・四回くらい連続で読む。きょう、あかちゃんを読んで三回目くらいのときあかちゃんがおっぱいをのむページでのんさんもおっぱいもかおをつけてのむ仕草をしていた。視覚的にもおっぱいというのを認識しているのだな。
夜ごはんは、きんぴらごぼう、赤菜と人参のおひたし、肉味噌のレタス巻き、鶏と蕪のグラタン(大蒜、椎茸、葱、玉ねぎ)、あさりのお味噌汁、ごはん。
晴れ
すっかり冷えてきた。いまの季節をなんというのかな。秋というには夜が早すぎるような、冬というには賑やかな色合いのような。
土日、帽さんもいっしょに過ごしたり、すーさんたちとにこにこ過ごしたり、安心のきもちが膨らんだのだと思う。のんさんはふっくらしたいい表情をしていた。
ツペラツペラのあかちゃんというえほんをよくめくっていたけれど、きょう読んだらくまさんのページでにっこり。のんさんは一度えほんを読むとき三・四回くらい連続で読む。きょう、あかちゃんを読んで三回目くらいのときあかちゃんがおっぱいをのむページでのんさんもおっぱいもかおをつけてのむ仕草をしていた。視覚的にもおっぱいというのを認識しているのだな。
夜ごはんは、きんぴらごぼう、赤菜と人参のおひたし、肉味噌のレタス巻き、鶏と蕪のグラタン(大蒜、椎茸、葱、玉ねぎ)、あさりのお味噌汁、ごはん。
2016年10月23日日曜日
三一二
二〇一六年十月二十三日日曜日
晴れ
ひろこちゃんあいこちゃんとのんびり昼ごはん。こういう日がときどきあるのはうれしい。
ゆっくりお喋りできるようにと、すーさんのんさんは父ちゃんズが過ごしてくれることに。竹取りと動物園。のんさんは初どうぶつえん。途中から合流。どうぶつに手を伸ばしては、(あー)と。話しているのか、呼んでいるのか。
夜ごはんは、吉祥寺のお好み焼き屋さんにてあいこちゃん一家と。
早い夜ごはんをたべて帰ろうと四時ころお店に入る。お店のおばさまもおおらかに(好きにさせてていいわよー)(はいはいさせていいからね)と、鉄板をつかわない机もつかわせてもらったり気遣いにありがたや。そのあともお喋りしてくださったりして居心地がよくてほっとした。ほかのお客さんもいなかったので、のんさんもはいはいしたりほかの席の青のりや塩をとっておろしてなどなどのびのび。
すーさんが(じゃんぷ・じゃんぷ)と言いながらしゃがんで伸びての踊りをして、のんさんもいっしょになってうごいて、二人とも(ぎゃーーー)(ぎー)(きゃーーー)げらげら笑う。それはわたしたちにはできない。こども同士だから、のんさんとすーさんだから通ずることばのないことばだからうまれる表情と笑い。
のんさんがすーさんのいないいないばあの途中で青のり・塩に気をとられたり、すーさんがおかあさんモードになったり、ときどき重なるというくらいなのだけれど、その点がとってもばくはつてき。
すーさんのんさんが笑って、わたしたちもみんな笑う。いい一日だったな。
晴れ
ひろこちゃんあいこちゃんとのんびり昼ごはん。こういう日がときどきあるのはうれしい。
ゆっくりお喋りできるようにと、すーさんのんさんは父ちゃんズが過ごしてくれることに。竹取りと動物園。のんさんは初どうぶつえん。途中から合流。どうぶつに手を伸ばしては、(あー)と。話しているのか、呼んでいるのか。
夜ごはんは、吉祥寺のお好み焼き屋さんにてあいこちゃん一家と。
早い夜ごはんをたべて帰ろうと四時ころお店に入る。お店のおばさまもおおらかに(好きにさせてていいわよー)(はいはいさせていいからね)と、鉄板をつかわない机もつかわせてもらったり気遣いにありがたや。そのあともお喋りしてくださったりして居心地がよくてほっとした。ほかのお客さんもいなかったので、のんさんもはいはいしたりほかの席の青のりや塩をとっておろしてなどなどのびのび。
すーさんが(じゃんぷ・じゃんぷ)と言いながらしゃがんで伸びての踊りをして、のんさんもいっしょになってうごいて、二人とも(ぎゃーーー)(ぎー)(きゃーーー)げらげら笑う。それはわたしたちにはできない。こども同士だから、のんさんとすーさんだから通ずることばのないことばだからうまれる表情と笑い。
のんさんがすーさんのいないいないばあの途中で青のり・塩に気をとられたり、すーさんがおかあさんモードになったり、ときどき重なるというくらいなのだけれど、その点がとってもばくはつてき。
すーさんのんさんが笑って、わたしたちもみんな笑う。いい一日だったな。
2016年10月22日土曜日
三一一
二〇一六年十月二十二日土曜日
曇り
朝は鉛筆のワークショプで使わなかった木の枝を返しに公園へ。帽さんがはじめて抱っこ紐でおんぶ。帰りのころには眠っていたから心地よかったのかな。
そうそう、と帽さんが行きたかったところを思い出して、昭和の暮らし博物館へ行くことに。のんさんははじめての山手線。そして三人ともはじめての東急池上線。三両の電車。椅子は緑と紫だったかな、賑やかな色合いの印象。指を挟まないようにと笑う黄色いくまの絵は、たぶん幼稚園児のころ通園で乗っていた田園都市線にも描かれていたものとそんなに変わっていないのではないかな。見るたびになつかしく思う。
来るひと来るひとが(あら、なつかしいわね)と話していたけれど、わが家の場合は(ああ、これ家にあるね。これもあったらいいかもね。これまねしてみようか。)とこんな感じであった。キッチンにはヒントがちらほらあったのでいくつかまねしてみようと思う。
のんさんは、帽さんをじっとみて笑い、すぐにわたしをじっとみて笑う。そんなふうに二人を交互に見つめる。その回数を重ねるたびに表情はゆるまってやわらかくほぐれていく。いるといないというのがぼんやり浮かんできているのかな。いないいないばあをするたびに、きもちよくいつだっていないいないと目をつむれるように安心していてほしいなーと思う。ばあーとしたときにそこに笑った顔でいてほしいひとがいることがどれだけ大切だろうとなんだかそんなことを毎回思う。
夜ごはんは、きんぴらごぼう、赤菜と人参のおひたし、ロールキャベツ、ひらまさのお刺身、ぶたと野菜の炒めもの(大蒜、青梗菜、蕪の葉と根、葱、人参)、ごはん。
曇り
朝は鉛筆のワークショプで使わなかった木の枝を返しに公園へ。帽さんがはじめて抱っこ紐でおんぶ。帰りのころには眠っていたから心地よかったのかな。
そうそう、と帽さんが行きたかったところを思い出して、昭和の暮らし博物館へ行くことに。のんさんははじめての山手線。そして三人ともはじめての東急池上線。三両の電車。椅子は緑と紫だったかな、賑やかな色合いの印象。指を挟まないようにと笑う黄色いくまの絵は、たぶん幼稚園児のころ通園で乗っていた田園都市線にも描かれていたものとそんなに変わっていないのではないかな。見るたびになつかしく思う。
来るひと来るひとが(あら、なつかしいわね)と話していたけれど、わが家の場合は(ああ、これ家にあるね。これもあったらいいかもね。これまねしてみようか。)とこんな感じであった。キッチンにはヒントがちらほらあったのでいくつかまねしてみようと思う。
のんさんは、帽さんをじっとみて笑い、すぐにわたしをじっとみて笑う。そんなふうに二人を交互に見つめる。その回数を重ねるたびに表情はゆるまってやわらかくほぐれていく。いるといないというのがぼんやり浮かんできているのかな。いないいないばあをするたびに、きもちよくいつだっていないいないと目をつむれるように安心していてほしいなーと思う。ばあーとしたときにそこに笑った顔でいてほしいひとがいることがどれだけ大切だろうとなんだかそんなことを毎回思う。
夜ごはんは、きんぴらごぼう、赤菜と人参のおひたし、ロールキャベツ、ひらまさのお刺身、ぶたと野菜の炒めもの(大蒜、青梗菜、蕪の葉と根、葱、人参)、ごはん。
2016年10月21日金曜日
三一〇
二〇一六年十月二十一日金曜日
晴れ
お昼に作ってもらったあんかけラーメン。汗をかきながらもくもくとたべられた。普段たべられないであろうものを考えて作ってくれたのだ。おいしかった。
母は火のひとだと思っていた。半分は火なのだとも思う。けれども、ああ風か。そっかそっかと、思った。どこにいてもよどみを流そうとする。風を吹かせるひと。それによって火がつくこともある。きもちのよい春風のようなこともあるし、台風にもなる。でも洗い流してぴかぴかにする。トイレ掃除をしている姿をみていたら、ひとりでどこにいても秩序を保とうとせかせか懸命にしているなーとふっとこんなことを思ったのだった。
母たちも浅草に出かけるとのことで途中までいっしょに電車に乗り、帰る。すこしでもはやいのと、ぎゅうぎゅう電車、のんさんとわたしにはどちらがいいだろうと考えて、ゆっくりでもぎゅうぎゅうしない電車を選ぶ。
(前か後ろどちらかの端っこに乗っておおきな窓から景色をみていると、あっという間にかんじるよ)と帽さんにおしえてもらってから端っこに乗るようにしている。なんとなくだいたい後ろ。荷物も立てかけられて、車掌さんのアナウンスする姿を眺めたり、景色をみつめたり、たしかによいのだ。新宿あたりから乗ってきたからっとした話し方、笑い方をする五十代くらいの女のひと、すこしふっくらしてこどもみたいな距離の取り方をする同じ年齢くらいの男のひと。のんさんはこの二人をナンパした。彼は、犬のぬいぐるみのスイカケースをつけていて、それをのんさんに伸ばしてあそんでくれていた。まだお子さんがいないであろう男のひとがあそんでくれるのは珍しい。さらに彼はものすごく気さくで(何ヶ月ですか。ぼくには妹がいて・・・)とじぶんから話してくれる方だった。こんな言い方が正しいのかわからないけれど、邪気に気がつかずに大人になってしまったというくらいにこどもみたいなひとで緊張がすこしほぐれた。電車に乗り、気がつくと、その犬のぬいぐるみのパスケースは幼稚園児の子などのおもちゃになっているんですとうれしそうに話してくれた彼にわたしは(いろんなお母さんを助けていますね)と伝えた。こういった無名のスーパーマンはいるんだなーと思う。のんさんがいるとほんとうたくさんの出会いがある。いつまでもこんなふうにはじめての方と話せたらいいな。
夜ごはんは、赤葉と人参のおひたし、肉味噌、豚ひき肉と大根の葉の炒めもの、ロールキャベツ(母より)、鮭のちゃんちゃん焼き(母より)、きんぴらごぼう(母より)、ごはん。
晴れ
お昼に作ってもらったあんかけラーメン。汗をかきながらもくもくとたべられた。普段たべられないであろうものを考えて作ってくれたのだ。おいしかった。
母は火のひとだと思っていた。半分は火なのだとも思う。けれども、ああ風か。そっかそっかと、思った。どこにいてもよどみを流そうとする。風を吹かせるひと。それによって火がつくこともある。きもちのよい春風のようなこともあるし、台風にもなる。でも洗い流してぴかぴかにする。トイレ掃除をしている姿をみていたら、ひとりでどこにいても秩序を保とうとせかせか懸命にしているなーとふっとこんなことを思ったのだった。
母たちも浅草に出かけるとのことで途中までいっしょに電車に乗り、帰る。すこしでもはやいのと、ぎゅうぎゅう電車、のんさんとわたしにはどちらがいいだろうと考えて、ゆっくりでもぎゅうぎゅうしない電車を選ぶ。
(前か後ろどちらかの端っこに乗っておおきな窓から景色をみていると、あっという間にかんじるよ)と帽さんにおしえてもらってから端っこに乗るようにしている。なんとなくだいたい後ろ。荷物も立てかけられて、車掌さんのアナウンスする姿を眺めたり、景色をみつめたり、たしかによいのだ。新宿あたりから乗ってきたからっとした話し方、笑い方をする五十代くらいの女のひと、すこしふっくらしてこどもみたいな距離の取り方をする同じ年齢くらいの男のひと。のんさんはこの二人をナンパした。彼は、犬のぬいぐるみのスイカケースをつけていて、それをのんさんに伸ばしてあそんでくれていた。まだお子さんがいないであろう男のひとがあそんでくれるのは珍しい。さらに彼はものすごく気さくで(何ヶ月ですか。ぼくには妹がいて・・・)とじぶんから話してくれる方だった。こんな言い方が正しいのかわからないけれど、邪気に気がつかずに大人になってしまったというくらいにこどもみたいなひとで緊張がすこしほぐれた。電車に乗り、気がつくと、その犬のぬいぐるみのパスケースは幼稚園児の子などのおもちゃになっているんですとうれしそうに話してくれた彼にわたしは(いろんなお母さんを助けていますね)と伝えた。こういった無名のスーパーマンはいるんだなーと思う。のんさんがいるとほんとうたくさんの出会いがある。いつまでもこんなふうにはじめての方と話せたらいいな。
夜ごはんは、赤葉と人参のおひたし、肉味噌、豚ひき肉と大根の葉の炒めもの、ロールキャベツ(母より)、鮭のちゃんちゃん焼き(母より)、きんぴらごぼう(母より)、ごはん。
2016年10月20日木曜日
三〇九
二〇一六年十月二十日木曜日
晴れ
おむつをひらくたびにうんちくん。大快便ののんさん。出発までどったんぱったん。母の家に着いて、そばをすすってふーっと落ち着く。家にひとがたくさんいるというのは、ほんとうにいいな。電車に一時間ちょっと揺られたら、こうして母たちがいるというのはほんとうにありがたいなーと改めて思ったのだった。のんさんにも安心は伝わる。よくわらう。ここ最近、のんさんの気があがっているような気がしていたけれどわたしの気もあがっているんだろうな。
夜ごはんは、大根と手羽先の煮物、南瓜の煮物、ロールキャベツ、豚汁、ごはん。
わたしが好きなもの、のんさんもいっしょにたべられるだろうものをきっとかんがえてかんがえて思ってつくってくれた献立。ありがたくておいしくて、ロールキャベツは三つも食べた。
晴れ
おむつをひらくたびにうんちくん。大快便ののんさん。出発までどったんぱったん。母の家に着いて、そばをすすってふーっと落ち着く。家にひとがたくさんいるというのは、ほんとうにいいな。電車に一時間ちょっと揺られたら、こうして母たちがいるというのはほんとうにありがたいなーと改めて思ったのだった。のんさんにも安心は伝わる。よくわらう。ここ最近、のんさんの気があがっているような気がしていたけれどわたしの気もあがっているんだろうな。
夜ごはんは、大根と手羽先の煮物、南瓜の煮物、ロールキャベツ、豚汁、ごはん。
わたしが好きなもの、のんさんもいっしょにたべられるだろうものをきっとかんがえてかんがえて思ってつくってくれた献立。ありがたくておいしくて、ロールキャベツは三つも食べた。
2016年10月19日水曜日
三〇八
二〇一六年十月十九日水曜日
曇り
このごろ顔をおおうくらいのおおきさのものを持つと、顔を隠して(ぱあー)っとするのんさん。コミュニケーションがこうやってほんわりと気がついたらどどどどっとふえてゆくのだろうな。のんさんから発信している姿をみるとうれしくてなんどもやってもらいたくて声をかけてしまう。わたしから手で顔をおおって(ばああ)としたときに鼻と鼻をくっつけた。顔が飛びこんでくるのがおもしろいのか、けらけら笑う。なんどか繰り返して、鼻をくっつけるのをやめてみたらのんさんから鼻をくっつけてきた。愛らしいとはこんな仕草のこと。
いないいないばあ いないいないばあ
わたしはいるね いないいないばあ
あなたもいたよ いないいないばあ
あなたの中にいると見つけたい
まだ目はつむれない それでも
目をつむっているあいだにせかいはぐわんと変わるかもしれない
いないいないばあ いないいないばあ
よそ見してない? いないいないばあ
こぼさないでね いないいないばあ
いつかは目をつむりたい だから
くりかえしてくりかえして ひたひたになっていく
夜ごはんは、冷奴、肉味噌のレタス巻き、寒い日の炒め煮、焼豚、ごはん。
ふたりでいると、なかなかはなれないこのごろ。お風呂場を洗っているだけでとびらの前で泣かれるのだもの。トイレに行くときもぬき足差し足しのび足。わるいことするわけではないのだけれど。夜はふーっとあたまがオフになるからこうしていつまでもだらだらしてしまう。ぼくのりりっくのぼうよみという方の音楽が気になってきいている。
曇り
このごろ顔をおおうくらいのおおきさのものを持つと、顔を隠して(ぱあー)っとするのんさん。コミュニケーションがこうやってほんわりと気がついたらどどどどっとふえてゆくのだろうな。のんさんから発信している姿をみるとうれしくてなんどもやってもらいたくて声をかけてしまう。わたしから手で顔をおおって(ばああ)としたときに鼻と鼻をくっつけた。顔が飛びこんでくるのがおもしろいのか、けらけら笑う。なんどか繰り返して、鼻をくっつけるのをやめてみたらのんさんから鼻をくっつけてきた。愛らしいとはこんな仕草のこと。
いないいないばあ いないいないばあ
わたしはいるね いないいないばあ
あなたもいたよ いないいないばあ
あなたの中にいると見つけたい
まだ目はつむれない それでも
目をつむっているあいだにせかいはぐわんと変わるかもしれない
いないいないばあ いないいないばあ
よそ見してない? いないいないばあ
こぼさないでね いないいないばあ
いつかは目をつむりたい だから
くりかえしてくりかえして ひたひたになっていく
夜ごはんは、冷奴、肉味噌のレタス巻き、寒い日の炒め煮、焼豚、ごはん。
ふたりでいると、なかなかはなれないこのごろ。お風呂場を洗っているだけでとびらの前で泣かれるのだもの。トイレに行くときもぬき足差し足しのび足。わるいことするわけではないのだけれど。夜はふーっとあたまがオフになるからこうしていつまでもだらだらしてしまう。ぼくのりりっくのぼうよみという方の音楽が気になってきいている。
2016年10月18日火曜日
三〇七
二〇一六年十月十八日火曜日
晴れ
眠くて眠くて眠いきょう。
のんさんも眠そうなのだけれど、なんだか寝つけずそんなときは不安感があるのかな。ひとりで遊んでいる時間がほとんどなかった。
太陽が外に連れ出してくれて、公園に行くことにした。二時台に外に出るとまだ居残りした夏がいた。このくらいに出るのがよさそうな季節なのだな。夕暮れをみると、雲たちが夕焼けのまんなかにいる真っ赤な穴に向かっていくように、吸い込まれていくようにみえる。雲のおうちはたいようかしら、なんて。
帰りにスーパーへ寄って焼きイモを買った。のんさんと分け合いながら帰る。きょうは、焼きイモ記念日。
夜ごはんは、かまぼこ(たこ)、肉味噌のレタス巻き(大蒜、生姜、人参の葉、玉ねぎ、じゃがいも、人参、牛蒡)、ごはん。
ごぼうって、なんで牛という字をつかうのでしょう。あて字かしら。
晴れ
眠くて眠くて眠いきょう。
のんさんも眠そうなのだけれど、なんだか寝つけずそんなときは不安感があるのかな。ひとりで遊んでいる時間がほとんどなかった。
太陽が外に連れ出してくれて、公園に行くことにした。二時台に外に出るとまだ居残りした夏がいた。このくらいに出るのがよさそうな季節なのだな。夕暮れをみると、雲たちが夕焼けのまんなかにいる真っ赤な穴に向かっていくように、吸い込まれていくようにみえる。雲のおうちはたいようかしら、なんて。
帰りにスーパーへ寄って焼きイモを買った。のんさんと分け合いながら帰る。きょうは、焼きイモ記念日。
夜ごはんは、かまぼこ(たこ)、肉味噌のレタス巻き(大蒜、生姜、人参の葉、玉ねぎ、じゃがいも、人参、牛蒡)、ごはん。
ごぼうって、なんで牛という字をつかうのでしょう。あて字かしら。
2016年10月17日月曜日
三〇六
二〇一六年十月十七日月曜日
雨
どこかに遠出した次の日などはできたら長くよこになっていたくなる。まだまだ眠れる疲れた躰と雨模様。ひとりだったらお休みの連絡をしてしまっていたかもしれない。そんな要素が揃っていた。けれども、あいこちゃんたちといっしょに行く約束をしていたので、帽さんを見送ったまま準備をした。
長靴を履いてバスに乗って、公民館へ向かう。はじめて向かったそこは知っているけれどなんだろうと思っていたまあるいかたちの建物。こじんまりした図書館も入っている。ひともあまりいなくてたまに来るにはよさそう。
さらしの抱っこひもをつかって、しばらく。抱っこの仕方をおしえてくれた方がひらいたさらしの草木染めの会へ参加。茜の根っこで染める。
洋服と薬を服用するの(服)は同じ漢字であり、服も薬として身に纏った、というお話はとても印象的だった。
色味がきれいだからというだけではなくて、アトピーによいから肌着を染めるなどどんな作用があるというのを知った上で、染めるものを決める。そこまでの意味があったのだな。古いとかあたらしいではなく、ひとつひとつ知恵のひそむわくわくするほうを選びたい。
ほとんどの工程はおしえてくれる方にやっていただいたのだけれど、模様をつくる工程は手をうごかした。すわっていいよと言ってもらえるけれどどうも立ってしまうのは暗室作業の名残かしら。エプロンをすると、キッチンより暗室が思い浮かぶ。できあがりをぼーんやりイメージしながらもくっきりしない曖昧さとどうなるかわからないものをなるべく選びながらつくっていった。迷いなく、どんどん手をうごかしていていいですね、と同じテーブルの方に言われる。
たかくんがいてくれたので、のんさんをみていてもらえてありがたかった。つくるに集中できるありがたさ。
濃い橙とピンクのあいだのようないろに染まった。あいこちゃんとわたしを知っているひとがみたら、すぐにどちらのさらしがどちらのものかわかる模様になった。
帰りにフルーツ大福を買って、あいこちゃん家でお茶をする。のんさんとすーさんはときどき交わるところがあって笑い合ったりしながらも、それぞれにちがうことをして各々に過ごしている。なんだかその感じがよかった。性格もきっととってもちがうのだろうな、と思わせる。
夜ごはんは、かまぼこ、人参サラダ、ひき肉のぺったんこ焼き、野菜炒め(大根、ごぼう、人参、玉ねぎ、豆)、鍋焼きうどん雑炊。
雨
どこかに遠出した次の日などはできたら長くよこになっていたくなる。まだまだ眠れる疲れた躰と雨模様。ひとりだったらお休みの連絡をしてしまっていたかもしれない。そんな要素が揃っていた。けれども、あいこちゃんたちといっしょに行く約束をしていたので、帽さんを見送ったまま準備をした。
長靴を履いてバスに乗って、公民館へ向かう。はじめて向かったそこは知っているけれどなんだろうと思っていたまあるいかたちの建物。こじんまりした図書館も入っている。ひともあまりいなくてたまに来るにはよさそう。
さらしの抱っこひもをつかって、しばらく。抱っこの仕方をおしえてくれた方がひらいたさらしの草木染めの会へ参加。茜の根っこで染める。
洋服と薬を服用するの(服)は同じ漢字であり、服も薬として身に纏った、というお話はとても印象的だった。
色味がきれいだからというだけではなくて、アトピーによいから肌着を染めるなどどんな作用があるというのを知った上で、染めるものを決める。そこまでの意味があったのだな。古いとかあたらしいではなく、ひとつひとつ知恵のひそむわくわくするほうを選びたい。
ほとんどの工程はおしえてくれる方にやっていただいたのだけれど、模様をつくる工程は手をうごかした。すわっていいよと言ってもらえるけれどどうも立ってしまうのは暗室作業の名残かしら。エプロンをすると、キッチンより暗室が思い浮かぶ。できあがりをぼーんやりイメージしながらもくっきりしない曖昧さとどうなるかわからないものをなるべく選びながらつくっていった。迷いなく、どんどん手をうごかしていていいですね、と同じテーブルの方に言われる。
たかくんがいてくれたので、のんさんをみていてもらえてありがたかった。つくるに集中できるありがたさ。
濃い橙とピンクのあいだのようないろに染まった。あいこちゃんとわたしを知っているひとがみたら、すぐにどちらのさらしがどちらのものかわかる模様になった。
帰りにフルーツ大福を買って、あいこちゃん家でお茶をする。のんさんとすーさんはときどき交わるところがあって笑い合ったりしながらも、それぞれにちがうことをして各々に過ごしている。なんだかその感じがよかった。性格もきっととってもちがうのだろうな、と思わせる。
夜ごはんは、かまぼこ、人参サラダ、ひき肉のぺったんこ焼き、野菜炒め(大根、ごぼう、人参、玉ねぎ、豆)、鍋焼きうどん雑炊。
2016年10月16日日曜日
三〇五
二〇一六年十月十六日日曜日
晴れと曇り
夜ごはんは、熱海のお土産の生姜と蓮根のかまぼこ、銀杏のかまぼこ、ちくわのかば焼き、鍋焼きうどん。
駅まで迎えに来てくれた帽さん。歩きながらきのう観た映画の話を聞いて、夜ごはんをたべながら後ろと前といまの話をして、そうしながら解凍されてゆくように身体がここにもどってくる。帽さんと出会って、(ああ、ようやく息ができるようになった)なんて思ったのだけれど、やっぱりそうだなーと身体でずんとわかるのだった。帰って来るところは、ここなのだ。なんだか変に生まれていた不安感は帽さんと話していたら溶けてひたひたになった。
はじめてというくらいのとつぜんの大泣きをごはんの手前、目覚めてしたのんさん。なにかが不安だというのが伝わってきた。満月だからかしら。のんさんがきょう十ヶ月を迎えたねと話をしたらすーっとして眠れた。
そんなこんなでうどんはのびて汁はつんつるてん。
けれども帽さんが作ってくれたごはんは、おいしくおいしくて、ゆっくりと身体ぜんぶ指先まで沁みわたってゆく。
晴れと曇り
夜ごはんは、熱海のお土産の生姜と蓮根のかまぼこ、銀杏のかまぼこ、ちくわのかば焼き、鍋焼きうどん。
駅まで迎えに来てくれた帽さん。歩きながらきのう観た映画の話を聞いて、夜ごはんをたべながら後ろと前といまの話をして、そうしながら解凍されてゆくように身体がここにもどってくる。帽さんと出会って、(ああ、ようやく息ができるようになった)なんて思ったのだけれど、やっぱりそうだなーと身体でずんとわかるのだった。帰って来るところは、ここなのだ。なんだか変に生まれていた不安感は帽さんと話していたら溶けてひたひたになった。
はじめてというくらいのとつぜんの大泣きをごはんの手前、目覚めてしたのんさん。なにかが不安だというのが伝わってきた。満月だからかしら。のんさんがきょう十ヶ月を迎えたねと話をしたらすーっとして眠れた。
そんなこんなでうどんはのびて汁はつんつるてん。
けれども帽さんが作ってくれたごはんは、おいしくおいしくて、ゆっくりと身体ぜんぶ指先まで沁みわたってゆく。
2016年10月15日土曜日
2016年10月14日金曜日
三〇三
二〇一六年十月十四日金曜日
晴れ
夕方、散歩をした。のんさんははじめに下ろしたところからずんずんずっととおくまではいはいするようになっている。きょうは、草っぱらの中ひとが歩いてできた土の道のほうへ向かいひざ小僧もお手ても土まみれ。土まみれになった後草っぱらをはいはいしたら土がおちてきれいになっていった。
疲れて眠そうになってきたので抱っこをして歩く。隣の公園までひさしぶりに長く歩いた。のんさんは眠った。
だれかは綿あめみたいと言った
口をあけてレンズの向かう方向は空
同じ方向を見上げる
流れるような白い雲
夕方と夜のマーブルが重なり重なり描くおおきなカーブ
逆の空はまだもうすこしきょうにしがみついている
きらりきらり
夜をまだ知らないのかもしれない雲のいろ
鼻がつんとするすこし手前
あれこれはあれだ
朝霧JAMのさむくなりはじめたときときっと同じくらいの気温なのだな
こうやってあの場所に会えるのか
夜ごはんは、鯖の味噌煮、しらすと小松菜の煮浸し、白菜のお漬物、胡麻和え、ごはん。
FUNKY FRIDAYをひさしぶりに一日聞いた。タイムフリー機能によってラジオを聞く時間がますますふえる。
晴れ
夕方、散歩をした。のんさんははじめに下ろしたところからずんずんずっととおくまではいはいするようになっている。きょうは、草っぱらの中ひとが歩いてできた土の道のほうへ向かいひざ小僧もお手ても土まみれ。土まみれになった後草っぱらをはいはいしたら土がおちてきれいになっていった。
疲れて眠そうになってきたので抱っこをして歩く。隣の公園までひさしぶりに長く歩いた。のんさんは眠った。
だれかは綿あめみたいと言った
口をあけてレンズの向かう方向は空
同じ方向を見上げる
流れるような白い雲
夕方と夜のマーブルが重なり重なり描くおおきなカーブ
逆の空はまだもうすこしきょうにしがみついている
きらりきらり
夜をまだ知らないのかもしれない雲のいろ
鼻がつんとするすこし手前
あれこれはあれだ
朝霧JAMのさむくなりはじめたときときっと同じくらいの気温なのだな
こうやってあの場所に会えるのか
夜ごはんは、鯖の味噌煮、しらすと小松菜の煮浸し、白菜のお漬物、胡麻和え、ごはん。
FUNKY FRIDAYをひさしぶりに一日聞いた。タイムフリー機能によってラジオを聞く時間がますますふえる。
2016年10月13日木曜日
三〇二
二〇一六年十月十三日木曜日
曇り
あるひとはだれかに仕えるような存在で、またそのひとはまた別のだれかに仕えてもらったりしている。きょうはなんだかそんなような気がした。仕えといういい方が合っているかなやましいけれど。
あの子がどのような方向にすすみ、どの道を選んでもよい。あの子のいまのこのときに、のんさんとわたしはなんだかひつようなんだなというのをかんじる。しぜんと深いところからちからになれたらいいなと思うのだもの。もしかしたらとおくどこかからみているその子がそうしてと頼んでくれているのかもしれない。
夜ごはんは、白菜のお漬物、水炊き鍋、ごはん。
鶏や椎茸だけではなくてはじめから白菜もいれてくたくたに煮ると甘みが出るのだな。
鰯のつみれもまたいれよう。三日目のお鍋、きゅうっとしみる。
曇り
あるひとはだれかに仕えるような存在で、またそのひとはまた別のだれかに仕えてもらったりしている。きょうはなんだかそんなような気がした。仕えといういい方が合っているかなやましいけれど。
あの子がどのような方向にすすみ、どの道を選んでもよい。あの子のいまのこのときに、のんさんとわたしはなんだかひつようなんだなというのをかんじる。しぜんと深いところからちからになれたらいいなと思うのだもの。もしかしたらとおくどこかからみているその子がそうしてと頼んでくれているのかもしれない。
夜ごはんは、白菜のお漬物、水炊き鍋、ごはん。
鶏や椎茸だけではなくてはじめから白菜もいれてくたくたに煮ると甘みが出るのだな。
鰯のつみれもまたいれよう。三日目のお鍋、きゅうっとしみる。
2016年10月12日水曜日
三〇一
二〇一六年十月十二日水曜日
晴れ
携帯電話は復活したけれど、パソコン中心でゆこうとスイッチを押すといつものログイン画面。パスワードをいつものようにいれる。
???はいれない。
あれもこれもそれもして、appleのお兄さんことたかくんにも手を尽くしていただいたけれど、さっぱり。
こまったこまった。
携帯電話がないよりよっぽどこまったな、きもちがおおきいよ。ヲンヲン。
日記をこうして携帯電話で、書くのもうむむむむ。
はてさてどうしたものかしら。
夜ごはんは、白菜のお漬物、水炊き鍋(手づくりいわしのつみれ入り)、ごはん。
晴れ
携帯電話は復活したけれど、パソコン中心でゆこうとスイッチを押すといつものログイン画面。パスワードをいつものようにいれる。
???はいれない。
あれもこれもそれもして、appleのお兄さんことたかくんにも手を尽くしていただいたけれど、さっぱり。
こまったこまった。
携帯電話がないよりよっぽどこまったな、きもちがおおきいよ。ヲンヲン。
日記をこうして携帯電話で、書くのもうむむむむ。
はてさてどうしたものかしら。
夜ごはんは、白菜のお漬物、水炊き鍋(手づくりいわしのつみれ入り)、ごはん。
2016年10月11日火曜日
三〇〇
二〇一六年十月十一日火曜日
曇り
いよいよ携帯電話を買いました。
携帯電話の会社や値段を調べ、携帯電話のない生活を過ごし、うーんと考えた。
このまま持たなくていいのではと思ったのだけれど、のんさんといて急なことのためのでんわというのはあったほうがいいのかなーと持つことにしたのでした。
けれども、どちらがたのしいかといったら持たないだったかもしれない。
次の契約の更新時には解約して、家電生活にしてゆけたら。
黒電話さがそう。
夜ごはんは、白菜のお漬物、いつかの胡麻和え、水炊き鍋、ごはん。
曇り
いよいよ携帯電話を買いました。
携帯電話の会社や値段を調べ、携帯電話のない生活を過ごし、うーんと考えた。
このまま持たなくていいのではと思ったのだけれど、のんさんといて急なことのためのでんわというのはあったほうがいいのかなーと持つことにしたのでした。
けれども、どちらがたのしいかといったら持たないだったかもしれない。
次の契約の更新時には解約して、家電生活にしてゆけたら。
黒電話さがそう。
夜ごはんは、白菜のお漬物、いつかの胡麻和え、水炊き鍋、ごはん。
2016年10月10日月曜日
二九九
二〇一六年十月十日月曜日
曇り
延期になった仕事のため、帽さんは早起き。世は三連休だけれど、我が家は平日運転。
床に散らばる本、えほん、おもちゃ、靴下、お菓子などなど、快便さんの布おむつ とうんちくんのついた仲間たちの手洗い、流しでくつろぐ朝ごはんの食器たち、そしてきょうは床の拭き掃除をしたいところ。そんな中でもあたまの中で日記を綴りはじめていて、ほんとうはすぐにメモしたい。あたまで書き喋りはじめて、あゝするりと風に乗ってゆくよ。こうしてやることが一度に並んでみえていると(いっぱいだ!)(えっとえっとえっとえっとどれから、らららー)となり、つーつーつー。
えいやーと身体をうごかしはじめるしかなくて、うごくとすすすい進みだすもんだ。のんさんが眠っているすき、のんさんが起きていてはやりにくいことからすすすいすい。こうして一時間くらい風呂掃除まで完走。(ふー)
きょう見つけてしまった板橋区立美術館での長谷川町子展。きょうまでだって。(うう)携帯電話を持たず、ということはマップと乗り換え案内なしではじめてのところへ行くのはあらこれどきどきするもんだなー。どうしようどうしようとくるくるしている。
と、これもえいやとゆきました。
ひさしぶりにここにゆきたいというきもちにつよくなったのだもの。わたしのどきどきをキャッチしなくては。
乗り換えをメモして(きもちとしてはぎゅっと握りしめて)どきどききょろきょろしながら電車に乗る。のんさんはとなりのおばさまににこおっと笑い、お話してもらいわたしがほわっと和らぐ。胸元に抱かれているのんさんに励まし付き添ってもらっているようにかんじる。
着いたときのうれしさったら。両手をあげて入り口をくぐりたくなるような達成感。うひゃーひょーひゅーふー。
はじめて訪れた板橋区立美術館は、ごはんで言うとおかあさんのつくるお弁当みたいな。おうちの味というかんじがした。愛がある。もうそれだけでも行ってよかった。
のんさんがおおきな声を出したりするので(それはしかたなし。よくいっしょに来てくれた。)さささっとみてまわった。のんさんに「あら。お喋りしてるのー。」「将来はこんなふうに描くのかな。」「お喋り上手ねー。おかあさんといっしょでいいねー。」なんてにこにこげらげらわらいながら話しかけてくれたエプロンをしたおばさまたち、ありがとうございます。
帰りの乗り換えた駅であいこちゃんたちにばったり。
夜ごはんは、白菜のお漬け物、重ね煮のお味噌汁、手羽元と青梗菜と葱の中華丼。
おおげさでおおげさでしかたない言い方だけれども生きているをかんじる。
ひとつひとつがくっきりして、こころがうごいている。
携帯電話がこわれてからなんだろうたのしい。
曇り
延期になった仕事のため、帽さんは早起き。世は三連休だけれど、我が家は平日運転。
床に散らばる本、えほん、おもちゃ、靴下、お菓子などなど、快便さんの布おむつ とうんちくんのついた仲間たちの手洗い、流しでくつろぐ朝ごはんの食器たち、そしてきょうは床の拭き掃除をしたいところ。そんな中でもあたまの中で日記を綴りはじめていて、ほんとうはすぐにメモしたい。あたまで書き喋りはじめて、あゝするりと風に乗ってゆくよ。こうしてやることが一度に並んでみえていると(いっぱいだ!)(えっとえっとえっとえっとどれから、らららー)となり、つーつーつー。
えいやーと身体をうごかしはじめるしかなくて、うごくとすすすい進みだすもんだ。のんさんが眠っているすき、のんさんが起きていてはやりにくいことからすすすいすい。こうして一時間くらい風呂掃除まで完走。(ふー)
きょう見つけてしまった板橋区立美術館での長谷川町子展。きょうまでだって。(うう)携帯電話を持たず、ということはマップと乗り換え案内なしではじめてのところへ行くのはあらこれどきどきするもんだなー。どうしようどうしようとくるくるしている。
と、これもえいやとゆきました。
ひさしぶりにここにゆきたいというきもちにつよくなったのだもの。わたしのどきどきをキャッチしなくては。
乗り換えをメモして(きもちとしてはぎゅっと握りしめて)どきどききょろきょろしながら電車に乗る。のんさんはとなりのおばさまににこおっと笑い、お話してもらいわたしがほわっと和らぐ。胸元に抱かれているのんさんに励まし付き添ってもらっているようにかんじる。
着いたときのうれしさったら。両手をあげて入り口をくぐりたくなるような達成感。うひゃーひょーひゅーふー。
はじめて訪れた板橋区立美術館は、ごはんで言うとおかあさんのつくるお弁当みたいな。おうちの味というかんじがした。愛がある。もうそれだけでも行ってよかった。
のんさんがおおきな声を出したりするので(それはしかたなし。よくいっしょに来てくれた。)さささっとみてまわった。のんさんに「あら。お喋りしてるのー。」「将来はこんなふうに描くのかな。」「お喋り上手ねー。おかあさんといっしょでいいねー。」なんてにこにこげらげらわらいながら話しかけてくれたエプロンをしたおばさまたち、ありがとうございます。
帰りの乗り換えた駅であいこちゃんたちにばったり。
夜ごはんは、白菜のお漬け物、重ね煮のお味噌汁、手羽元と青梗菜と葱の中華丼。
おおげさでおおげさでしかたない言い方だけれども生きているをかんじる。
ひとつひとつがくっきりして、こころがうごいている。
携帯電話がこわれてからなんだろうたのしい。
2016年10月9日日曜日
二九八
二〇一六年十月九日日曜日
雨のち曇り
はてさて携帯電話と離れて二日目。
あれあれ、むむ。なければないでこりゃいいぞ。
持っているときには理想のうわごとのように話していたガラケーにするは、けっこういいのではないかな、これ。
友人におしえてもらってここかなというのは決めていたけれど、帽さんがわたしの説明では理解できていないようで携帯ショップへ行くことにした。
けれども早々に手元に携帯電話が戻ってきてしまうのはなんだかむむむ、この状態の方がいいなーなんて思っているよ、わたし。ちなみに帽さんの携帯電話は画面がばっきばき。
《メモ》
・YモバイルiPhone5s
ソフトバンクからの番号移行の場合 1G4,298円/月、3G4,838円/月
新規 2G3,758円/月、6G4,298円/月
・Yモバイルポケットwifi 7G2,480円/月
・ポケットwifiは、だいたいつかい放題で約3,500円くらいが相場
・ドコモのガラケー 2,200円/月
・Yモバイルガラケーケータイプラン 1,381円/月
*Yモバイル同士通話無料、Eメール使い放題、パケット定額
*+スーパーだれとでも定額1,500円 /月というのもある
たとえばガラケーにしたとしての妄想がひろがる。つかわなくなっていた古いあのかわいいデジカメあの箱に入っているはず。SDカードだったからいけるいける。あの子を連れて歩くのけっこういいんじゃないか。調べ物やSNSはパソコン、写真はデジカメ、動画撮影だけどうしよう、そんなふうにひとつひとつがくっきりする。わるくないんじゃないかしら、と。変化にわくわくたのしそうをかんじている。
ぼんやりなんとなくだったところを虫眼鏡でのぞいて、きゅっきゅと掃除をしはじめるとでるはでるはの埃祭り。ブラックボックスをあけてマスクしてハタキではたいてひとつひとつの輪郭をくっきりさせていくのはきもちよく、わたし自身もくっきりすっきりする。
夜ごはんは、胡麻和え、母お手製の焼豚、冷奴、秋刀魚とエリンギのパエリア。
なんだかよい夜ごはんだったな。
暮しの手帖に載っていたパエリアを帽さんが作ってくれた。これが絶品。感想が口からとびでるとびでるというおいしさだった。きっとこれはにんにくがポイント。洋食にも和食にもかんじるはじめての味。つかう素材・調味料・手数の少ない料理は、ひとつひとつがそこにいる・ある必要をぐっとかんじられる。なんとなしにそこによっかかって立っているわけではなくて、ぜんぶひとつの調味料に丸め込まれたのではなくて、それぞれがいないといけないんだつよく思わせる。なんでもそういうのはいい。
雨のち曇り
はてさて携帯電話と離れて二日目。
あれあれ、むむ。なければないでこりゃいいぞ。
持っているときには理想のうわごとのように話していたガラケーにするは、けっこういいのではないかな、これ。
友人におしえてもらってここかなというのは決めていたけれど、帽さんがわたしの説明では理解できていないようで携帯ショップへ行くことにした。
けれども早々に手元に携帯電話が戻ってきてしまうのはなんだかむむむ、この状態の方がいいなーなんて思っているよ、わたし。ちなみに帽さんの携帯電話は画面がばっきばき。
《メモ》
・YモバイルiPhone5s
ソフトバンクからの番号移行の場合 1G4,298円/月、3G4,838円/月
新規 2G3,758円/月、6G4,298円/月
・Yモバイルポケットwifi 7G2,480円/月
・ポケットwifiは、だいたいつかい放題で約3,500円くらいが相場
・ドコモのガラケー 2,200円/月
・Yモバイルガラケーケータイプラン 1,381円/月
*Yモバイル同士通話無料、Eメール使い放題、パケット定額
*+スーパーだれとでも定額1,500円 /月というのもある
たとえばガラケーにしたとしての妄想がひろがる。つかわなくなっていた古いあのかわいいデジカメあの箱に入っているはず。SDカードだったからいけるいける。あの子を連れて歩くのけっこういいんじゃないか。調べ物やSNSはパソコン、写真はデジカメ、動画撮影だけどうしよう、そんなふうにひとつひとつがくっきりする。わるくないんじゃないかしら、と。変化にわくわくたのしそうをかんじている。
ぼんやりなんとなくだったところを虫眼鏡でのぞいて、きゅっきゅと掃除をしはじめるとでるはでるはの埃祭り。ブラックボックスをあけてマスクしてハタキではたいてひとつひとつの輪郭をくっきりさせていくのはきもちよく、わたし自身もくっきりすっきりする。
夜ごはんは、胡麻和え、母お手製の焼豚、冷奴、秋刀魚とエリンギのパエリア。
なんだかよい夜ごはんだったな。
暮しの手帖に載っていたパエリアを帽さんが作ってくれた。これが絶品。感想が口からとびでるとびでるというおいしさだった。きっとこれはにんにくがポイント。洋食にも和食にもかんじるはじめての味。つかう素材・調味料・手数の少ない料理は、ひとつひとつがそこにいる・ある必要をぐっとかんじられる。なんとなしにそこによっかかって立っているわけではなくて、ぜんぶひとつの調味料に丸め込まれたのではなくて、それぞれがいないといけないんだつよく思わせる。なんでもそういうのはいい。
2016年10月8日土曜日
二九七
二〇一六年十月八日土曜日
雨のち曇り
帽さんは早起きの日。起きれるかしらと思っていたら、ちょうどのんさんが目覚めたので、みんなで早起きになった。
お見送りをして二度寝。九時ころのんびり朝ごはんをたべているころ帽さんは帰宅。予定は月曜日に延期になった。
とうとう携帯電話の充電が切れた。切れる前はどうにかと、充電器と携帯電話をなんども繋いでみたりしていたのだけれど切れてしまったけれどそんなに焦らないもので(まあいいか)というきもち。
もともと約束をしていたので、夕方着になってしまったけれど母のところへ。
夜ごはんは、水炊き、海鮮丼べんとう。
雨のち曇り
帽さんは早起きの日。起きれるかしらと思っていたら、ちょうどのんさんが目覚めたので、みんなで早起きになった。
お見送りをして二度寝。九時ころのんびり朝ごはんをたべているころ帽さんは帰宅。予定は月曜日に延期になった。
とうとう携帯電話の充電が切れた。切れる前はどうにかと、充電器と携帯電話をなんども繋いでみたりしていたのだけれど切れてしまったけれどそんなに焦らないもので(まあいいか)というきもち。
もともと約束をしていたので、夕方着になってしまったけれど母のところへ。
夜ごはんは、水炊き、海鮮丼べんとう。
2016年10月7日金曜日
二九六
二〇一六年十月七日金曜日
晴れ
携帯電話が充電されたりされなかったりのこのごろ。
充電器がくっついていることにすら気づかずぼおーっとしてしまうわたしのけいたいさん。何回に一回される充電のときにさわらずそっと置いて百パーセントにしてどうにかほそぼそここまで持っている。どうにもこうにも充電されなくて困ったなーというときに思わずふーっとスーファミにやるみたいなあれをやってしまうのはなぜでしょう。それで時々できたりもするから不思議なもんだ。スーファミでゲームなんてほとんどしたことないのにな。のんさんたちもふーっとやるのかしら。かしら。
そんなこんなで携帯電話を買い換えようとすこし調べたりしている。いまの料金サービスを眺めて、もっとシンプルにならないかしらと調べてみたり。そうしたら、夢をみた。いつもどおりな携帯の契約を終えてから見つけたキティーちゃんの携帯。赤のパカパカ。キティカラーでとってもかわいく、(あ、これにしたい)と思った。目覚めてからそんなものあるのだろうかと調べてみるとあるのだった。しかも今年の一月発売。あるとしてももっと古くていまはないものだと思っていたのに、あらびっくり。
iPhoneの登場で、携帯電話のデザインの工夫はなんだか止まってしまったようにみえる。キティーちゃんみたいにもっとせめせめのがあったらいいな。届くかな届かないかなヤギさん携帯、したためて送る伝書鳩携帯。おもちゃをつくるような会社につくってもらえないものかしら、なんて妄想を膨らませる。いでよ、へんてこけいたい。
夜ごはんは、お刺身の盛り合わせ、胡麻和え、あんかけ焼きそば(舞茸、青梗菜、葱、人参、ぶた肉)。
晴れ
携帯電話が充電されたりされなかったりのこのごろ。
充電器がくっついていることにすら気づかずぼおーっとしてしまうわたしのけいたいさん。何回に一回される充電のときにさわらずそっと置いて百パーセントにしてどうにかほそぼそここまで持っている。どうにもこうにも充電されなくて困ったなーというときに思わずふーっとスーファミにやるみたいなあれをやってしまうのはなぜでしょう。それで時々できたりもするから不思議なもんだ。スーファミでゲームなんてほとんどしたことないのにな。のんさんたちもふーっとやるのかしら。かしら。
そんなこんなで携帯電話を買い換えようとすこし調べたりしている。いまの料金サービスを眺めて、もっとシンプルにならないかしらと調べてみたり。そうしたら、夢をみた。いつもどおりな携帯の契約を終えてから見つけたキティーちゃんの携帯。赤のパカパカ。キティカラーでとってもかわいく、(あ、これにしたい)と思った。目覚めてからそんなものあるのだろうかと調べてみるとあるのだった。しかも今年の一月発売。あるとしてももっと古くていまはないものだと思っていたのに、あらびっくり。
iPhoneの登場で、携帯電話のデザインの工夫はなんだか止まってしまったようにみえる。キティーちゃんみたいにもっとせめせめのがあったらいいな。届くかな届かないかなヤギさん携帯、したためて送る伝書鳩携帯。おもちゃをつくるような会社につくってもらえないものかしら、なんて妄想を膨らませる。いでよ、へんてこけいたい。
夜ごはんは、お刺身の盛り合わせ、胡麻和え、あんかけ焼きそば(舞茸、青梗菜、葱、人参、ぶた肉)。
2016年10月6日木曜日
二九五
二〇一六年十月 六日木曜日
晴れ
ねむくてねむくてねむくって。よく晴れてうれしいと思いながら布団を(えいやっ)と干す踏ん切りがつかない。はなれたくなくてもぞもぞくよくよ掛け布団を干すことにした。きもちを知ってか知らぬかのんさんはそんなに眠らないのだ。顔をぱしぱしされてもうとうと。のんさんは飽きてどこかへ行ったみたいだなーと思っているうちに夢の扉手前。(あ)と起きたときにはおそく湯飲みはたおれじゃぶじゃぶ池。ちょっとおおきい声を出してからのんさんはわるくないなーと思う。すべてはねむいさんのせい。
指からすり抜けるばなな
つるんつつ
するっぬめ
小悪魔なばなな
あつすぎる愛はにがて
あたたかさに溶けてゆく
手のなかに訪れたらいそげ
こぼれ落ちる前にゴールテープを切れ
夜ごはんは、胡麻和え(しめじ、小松菜、人参)、鰯の南蛮漬け、ピーマンの肉詰め、ごはん。
晴れ
ねむくてねむくてねむくって。よく晴れてうれしいと思いながら布団を(えいやっ)と干す踏ん切りがつかない。はなれたくなくてもぞもぞくよくよ掛け布団を干すことにした。きもちを知ってか知らぬかのんさんはそんなに眠らないのだ。顔をぱしぱしされてもうとうと。のんさんは飽きてどこかへ行ったみたいだなーと思っているうちに夢の扉手前。(あ)と起きたときにはおそく湯飲みはたおれじゃぶじゃぶ池。ちょっとおおきい声を出してからのんさんはわるくないなーと思う。すべてはねむいさんのせい。
指からすり抜けるばなな
つるんつつ
するっぬめ
小悪魔なばなな
あつすぎる愛はにがて
あたたかさに溶けてゆく
手のなかに訪れたらいそげ
こぼれ落ちる前にゴールテープを切れ
夜ごはんは、胡麻和え(しめじ、小松菜、人参)、鰯の南蛮漬け、ピーマンの肉詰め、ごはん。
2016年10月5日水曜日
二九四
二〇一六年十月五日水曜日
曇り
とある用事で午前中、下北沢へ。
平日朝十時ごろの下北沢にはそういえばあんまり訪れたことがなかったのかもしれない。昨日から明け方までの夜の薫りを残している時であり、あるひとたちはきょうを開きはじまりに向かっていく。ぼんやりしている、活気が眠っている下北沢。なんだかすっぴんを見ているような、そんな空気が妙でおもしろかった。
行きの井の頭線、おおきなiPad(のようなもの)をひろげる四〇代くらいの男性が隣にすわった。すこし経ちのんさんが飽きて声をあげた。持っていたえほんをよんで落ち着いていたのだけれどふっとおおきなiPadの紳士の方を向くとアンパンマンを検索して画像をたくさんひろげていた。(どうしてこどもは見るのでしょうねー)とさらっと話しかけてくれながらのんさんに見せてくれた。アンパンマンのパロディを拡大してくれたりもした。ユーモアがあるけれど押し付けもしないいい距離感を持つ、これぞ紳士だった。あの方はどんなお仕事をしているのだろう。帰りの井の頭線では、五十代くらいのくしゃっと笑う仕事着の男性が話しかけてくれる。(何ヶ月?)(いつからじっとものを見るようになるの?)(おれのことじっと見るのよ。好かれちゃったみたい。)気さくでかわいらしいひとだったな。バスで隣になるおばさまも話しかけてくれた。きょうはのんさんに話しかけてくれるひとが多くて、あっという間のたのしい移動だった。ああ、素敵。
ごはん支度をしているとのんさんはわたしを追いかける。流しにいると見つけると、流しにやって来て、つかまり立ちをする。(いったいなにをやっているの?)というようなようすで上を覗こうとする。冷蔵庫になにか取りに行くと、(あら。そっち。)とゆっくり慎重にお尻を床につけて座り、はいはいで移動する。そこにいていいよ、と言っても彼女は律儀にいっしょに移動する。冷蔵庫でぱっと取ってまた流しに戻るなんてこともある。それでも、健気に真剣な表情のまま、ぷるぷるしながらお尻をゆっくり床につけて、移動する。立つことも座ることも時間もかかれば容易でもないだろうに、臆することなくなんどもきもちにまっすぐに繰り返す。作ることに夢中になっていて、思い出したときにのんさんを見つめるとものすごい笑顔をみせてくれる。なんて健気でしょう。彼女はきっといっしょに作ってくれていた。だからきょうのごはんはおいしい。おおきくなってもいっしょに作りましょうね。
夜ごはんは、青梗菜とあさりの炒めもの、かつおのお刺身、鰯の南蛮漬け、ピーマンの肉詰め、ごはん。
曇り
とある用事で午前中、下北沢へ。
平日朝十時ごろの下北沢にはそういえばあんまり訪れたことがなかったのかもしれない。昨日から明け方までの夜の薫りを残している時であり、あるひとたちはきょうを開きはじまりに向かっていく。ぼんやりしている、活気が眠っている下北沢。なんだかすっぴんを見ているような、そんな空気が妙でおもしろかった。
行きの井の頭線、おおきなiPad(のようなもの)をひろげる四〇代くらいの男性が隣にすわった。すこし経ちのんさんが飽きて声をあげた。持っていたえほんをよんで落ち着いていたのだけれどふっとおおきなiPadの紳士の方を向くとアンパンマンを検索して画像をたくさんひろげていた。(どうしてこどもは見るのでしょうねー)とさらっと話しかけてくれながらのんさんに見せてくれた。アンパンマンのパロディを拡大してくれたりもした。ユーモアがあるけれど押し付けもしないいい距離感を持つ、これぞ紳士だった。あの方はどんなお仕事をしているのだろう。帰りの井の頭線では、五十代くらいのくしゃっと笑う仕事着の男性が話しかけてくれる。(何ヶ月?)(いつからじっとものを見るようになるの?)(おれのことじっと見るのよ。好かれちゃったみたい。)気さくでかわいらしいひとだったな。バスで隣になるおばさまも話しかけてくれた。きょうはのんさんに話しかけてくれるひとが多くて、あっという間のたのしい移動だった。ああ、素敵。
ごはん支度をしているとのんさんはわたしを追いかける。流しにいると見つけると、流しにやって来て、つかまり立ちをする。(いったいなにをやっているの?)というようなようすで上を覗こうとする。冷蔵庫になにか取りに行くと、(あら。そっち。)とゆっくり慎重にお尻を床につけて座り、はいはいで移動する。そこにいていいよ、と言っても彼女は律儀にいっしょに移動する。冷蔵庫でぱっと取ってまた流しに戻るなんてこともある。それでも、健気に真剣な表情のまま、ぷるぷるしながらお尻をゆっくり床につけて、移動する。立つことも座ることも時間もかかれば容易でもないだろうに、臆することなくなんどもきもちにまっすぐに繰り返す。作ることに夢中になっていて、思い出したときにのんさんを見つめるとものすごい笑顔をみせてくれる。なんて健気でしょう。彼女はきっといっしょに作ってくれていた。だからきょうのごはんはおいしい。おおきくなってもいっしょに作りましょうね。
夜ごはんは、青梗菜とあさりの炒めもの、かつおのお刺身、鰯の南蛮漬け、ピーマンの肉詰め、ごはん。
2016年10月4日火曜日
二九三
二〇一六年十月四日火曜日
晴れ
この夏はフィルムカメラで記録していた。たまたま帽さんが実家に眠っていたものを発見して、そこからそのカメラで撮っていた。そのフィルムは、五年前に製造を終えているそうで、流通ももうしていないと写真屋さんがおしえてくれた。先週撮り終えて現像に出していたものを取りに行った。二十五枚取り、四本で約八千円!たまげた。五千円くらいかなーと思っていたらいやはや上をゆくのだった。そのカメラにはスイッチがあり、三種類のサイズで撮ることができる。鞄の中でスイッチが押されたりして、何枚もパノラマがあったり値段は膨れ上がったようだった。ありゃりゃとも思ったけれど、たまたまそうなってしまったトリミングはへんてこでおもしろくそれはそれでいいかと思った。コントロールできない不自由さというのはなにごとにおいてもなんだか魅力的でわくわくして、ついつい選んでしまう。ああ、たのしい。
夜ごはんは、豆乳味噌グラタン、青梗菜とあさりの炒めもの、ポテトサラダ、いつぞやの煮物、すじこ、ごはん、重ね煮のお味噌汁、ごはん。
眠ろうとしたころ、のんさんが起きて授乳。このまますーっと眠ると思いきや帽さんを見つけて興奮。すっかり目が覚めてしまったようで起きている。神棚を巡り、籠のかばんに入っているものをひとつひとつチェックしているところ。さて、どのくらいで眠くなるかしら。
晴れ
この夏はフィルムカメラで記録していた。たまたま帽さんが実家に眠っていたものを発見して、そこからそのカメラで撮っていた。そのフィルムは、五年前に製造を終えているそうで、流通ももうしていないと写真屋さんがおしえてくれた。先週撮り終えて現像に出していたものを取りに行った。二十五枚取り、四本で約八千円!たまげた。五千円くらいかなーと思っていたらいやはや上をゆくのだった。そのカメラにはスイッチがあり、三種類のサイズで撮ることができる。鞄の中でスイッチが押されたりして、何枚もパノラマがあったり値段は膨れ上がったようだった。ありゃりゃとも思ったけれど、たまたまそうなってしまったトリミングはへんてこでおもしろくそれはそれでいいかと思った。コントロールできない不自由さというのはなにごとにおいてもなんだか魅力的でわくわくして、ついつい選んでしまう。ああ、たのしい。
夜ごはんは、豆乳味噌グラタン、青梗菜とあさりの炒めもの、ポテトサラダ、いつぞやの煮物、すじこ、ごはん、重ね煮のお味噌汁、ごはん。
眠ろうとしたころ、のんさんが起きて授乳。このまますーっと眠ると思いきや帽さんを見つけて興奮。すっかり目が覚めてしまったようで起きている。神棚を巡り、籠のかばんに入っているものをひとつひとつチェックしているところ。さて、どのくらいで眠くなるかしら。
2016年10月3日月曜日
二九二
二〇一六年十月三日月曜日
雨と曇り
きょうものんさんはよく喋る。
ヴゥヴゥヴゥヴゥヴゥーっと唇を震わせて音を出しているのか、話しているのか。顔の前でもおかまいなし。
本棚から本を出しながら、なにか愛らしい音が口からぽろりぽろりとこぼれている。
抱っこをしていると、手を伸ばす。手の先へ連れて行くと壁にかかっている刺繍で描かれた絵。じーっと見つめている。じーっと見つめている顔を見つめていたら、ゆっくりわらった。どんなうれしいことがあったのか、なにをみつけたのか、意味なんてないのか。なにか喜びがそこにあったのか、彼女を笑わせた。
そのとき、ふっと思う。(同じ言語を持って話さない期間は、はやくて一年。長くて二、三年しかないなー)と。たったそれだけの時間。
きょう、ちゃぶ台によじ登れるようになった。ちゃぶ台に置いてあるパソコンにさわりたくて、爪先立ちして左足を何度もひっかけようとする。決して長くない足を一生懸命ぼんやり曲げて、まずはちゃぶ台に片足乗っけるだけでもうまくいったりいかなかったり。そこから、乗っかった足でふんばってももう片足がうまく上がらない。なんどもできなくて、でも彼女の表情は変わらなくて唇を鼻につけた顔をして、それだけをただただ続けてひょいっと登った。一度登ると、二度目からはらくらくひょいっと。身体が覚えた。
言語も意味を伴って覚えてしまえば、もうあとには戻らない。異なる言語を話すいまだからできる会話をわすれないように味わっておきたいなーと思う。
ふしぎなことに、 二人で過ごしているとのんさんと喋れている感覚になっている。同じ言語で話せているという感覚になっていて、帽さんやあいこちゃんやだれかと話してふっとのんさんはまだ意味を伴う同じ言語では話していないんだということを思い出す。この感覚はなんなのだろう。共感してくれるひとはいるのかしら。
夜ごはんは、ポテトサラダ、豆乳味噌グラタン(大蒜、生姜、葱、ブロッコリー、南瓜、鶏肉)、オイルサーディンスパゲッティー。
雨と曇り
きょうものんさんはよく喋る。
ヴゥヴゥヴゥヴゥヴゥーっと唇を震わせて音を出しているのか、話しているのか。顔の前でもおかまいなし。
本棚から本を出しながら、なにか愛らしい音が口からぽろりぽろりとこぼれている。
抱っこをしていると、手を伸ばす。手の先へ連れて行くと壁にかかっている刺繍で描かれた絵。じーっと見つめている。じーっと見つめている顔を見つめていたら、ゆっくりわらった。どんなうれしいことがあったのか、なにをみつけたのか、意味なんてないのか。なにか喜びがそこにあったのか、彼女を笑わせた。
そのとき、ふっと思う。(同じ言語を持って話さない期間は、はやくて一年。長くて二、三年しかないなー)と。たったそれだけの時間。
きょう、ちゃぶ台によじ登れるようになった。ちゃぶ台に置いてあるパソコンにさわりたくて、爪先立ちして左足を何度もひっかけようとする。決して長くない足を一生懸命ぼんやり曲げて、まずはちゃぶ台に片足乗っけるだけでもうまくいったりいかなかったり。そこから、乗っかった足でふんばってももう片足がうまく上がらない。なんどもできなくて、でも彼女の表情は変わらなくて唇を鼻につけた顔をして、それだけをただただ続けてひょいっと登った。一度登ると、二度目からはらくらくひょいっと。身体が覚えた。
言語も意味を伴って覚えてしまえば、もうあとには戻らない。異なる言語を話すいまだからできる会話をわすれないように味わっておきたいなーと思う。
ふしぎなことに、 二人で過ごしているとのんさんと喋れている感覚になっている。同じ言語で話せているという感覚になっていて、帽さんやあいこちゃんやだれかと話してふっとのんさんはまだ意味を伴う同じ言語では話していないんだということを思い出す。この感覚はなんなのだろう。共感してくれるひとはいるのかしら。
夜ごはんは、ポテトサラダ、豆乳味噌グラタン(大蒜、生姜、葱、ブロッコリー、南瓜、鶏肉)、オイルサーディンスパゲッティー。
2016年10月2日日曜日
二九一
二〇一六年十月二日日曜日
晴れ
はけのおいしい朝市に出店。
のんさんは朝も昼も眠っているところを途中で抱っこされて起こすことになってしまったけれど、ぐずることもほぼなくいっしょに過ごしてくれた。
シートの上のものを片付け終えたので、のんさんを下ろすとゆっくりにこおっとわらう。動けなかった分を取り戻すみたくシートの上に収まらず土の上、神社の石畳の上もはいはいしていった。ちいさな段もよじ登り、服は泥だらけ。土だらけの手を口に入れようとして口のまわりも泥だらけに。パワフルのんさん。
夜ごはんは、手巻き寿司。
藤原家といっしょに。
晴れ
はけのおいしい朝市に出店。
のんさんは朝も昼も眠っているところを途中で抱っこされて起こすことになってしまったけれど、ぐずることもほぼなくいっしょに過ごしてくれた。
シートの上のものを片付け終えたので、のんさんを下ろすとゆっくりにこおっとわらう。動けなかった分を取り戻すみたくシートの上に収まらず土の上、神社の石畳の上もはいはいしていった。ちいさな段もよじ登り、服は泥だらけ。土だらけの手を口に入れようとして口のまわりも泥だらけに。パワフルのんさん。
夜ごはんは、手巻き寿司。
藤原家といっしょに。
2016年10月1日土曜日
二九〇
二〇一六年十月一日土曜日
曇り
いくこさんとアンスティチュ・フランセ東京へ。
いくこさんが手に取るもの、みつけるものは、わたしの目玉の穴になっているものばかり。改めて手にとってみると素敵なはじめましてが待っている。せかいがぐわんとひろがっていく。いろんなところを巡っていっしょにみてみたくなる。
二階堂和美さんのライブは、それはそれはもう。のんさんにパンをちぎりちぎりあげながらではあったけれどきもちよかった。ちがうせかいへポンといざなうことのできるひと。落ち着きのない話し具合も、告知のいいかげんさも、うたってしまえば手のなるほうへ。おおきな懐と茶目っ気がくるりんぱ。女はつらいよ、もサイコウだった。角張さんが隣にいて涙目でちいさな声で(すげえ)と言っていたような気がした。その純粋さがこのイベントでいちばん印象に残っている。
夜ごはんは、ケンタッキーのチキンとポテト。
このごろ、ごはんをたべるころにはばったんきゅーと帽さんはすぐに眠る。きょうは休日なこともありひさしぶりにのんびりごはんをたべながら話したな。きょうのわたしは機嫌がいい。
(やみすらアニミズムで捉えて、せかいをあかるく捉えるひと)
(神話の中を生きるひと)
メモ
身近とあこがれ
曇り
いくこさんとアンスティチュ・フランセ東京へ。
いくこさんが手に取るもの、みつけるものは、わたしの目玉の穴になっているものばかり。改めて手にとってみると素敵なはじめましてが待っている。せかいがぐわんとひろがっていく。いろんなところを巡っていっしょにみてみたくなる。
二階堂和美さんのライブは、それはそれはもう。のんさんにパンをちぎりちぎりあげながらではあったけれどきもちよかった。ちがうせかいへポンといざなうことのできるひと。落ち着きのない話し具合も、告知のいいかげんさも、うたってしまえば手のなるほうへ。おおきな懐と茶目っ気がくるりんぱ。女はつらいよ、もサイコウだった。角張さんが隣にいて涙目でちいさな声で(すげえ)と言っていたような気がした。その純粋さがこのイベントでいちばん印象に残っている。
夜ごはんは、ケンタッキーのチキンとポテト。
このごろ、ごはんをたべるころにはばったんきゅーと帽さんはすぐに眠る。きょうは休日なこともありひさしぶりにのんびりごはんをたべながら話したな。きょうのわたしは機嫌がいい。
(やみすらアニミズムで捉えて、せかいをあかるく捉えるひと)
(神話の中を生きるひと)
メモ
身近とあこがれ
2016年9月30日金曜日
二八九
二〇一六年九月三十日金曜日
晴れのち曇り
二年ぶりくらいに会うそのひとは、まいにちのように顔を合わせて、よく乾杯していた。
わたしがお酒を解禁したときには三人でげらげら笑って、だれかにでんわをかけたりしちゃってのみたいな。
気がつくととなりをそっと歩いているところすら変わっていなかった。
ふっくら満たされ、たのしいまあるい日は、どうしてだかうまく日記が書けない。
日記を書かなくてもいいかな、なんてきもちになったりもする。
きょうはそういう日だ。
夜ごはんは、秋の煮物、ポテトサラダ、海老とブロッコリーの炒めもの、お昼のお寿司、あったかいうどん(茄子、大根、しめじ、玉ねぎ、葱、生姜)。
晴れのち曇り
二年ぶりくらいに会うそのひとは、まいにちのように顔を合わせて、よく乾杯していた。
わたしがお酒を解禁したときには三人でげらげら笑って、だれかにでんわをかけたりしちゃってのみたいな。
気がつくととなりをそっと歩いているところすら変わっていなかった。
ふっくら満たされ、たのしいまあるい日は、どうしてだかうまく日記が書けない。
日記を書かなくてもいいかな、なんてきもちになったりもする。
きょうはそういう日だ。
夜ごはんは、秋の煮物、ポテトサラダ、海老とブロッコリーの炒めもの、お昼のお寿司、あったかいうどん(茄子、大根、しめじ、玉ねぎ、葱、生姜)。
2016年9月29日木曜日
二八八
二〇一六年九月二十九日木曜日
雨が降っていたと思ったら日差しが見えて、晴れたらすかっと雨が降った。
綿をやわらかく引いたような雲、いわゆるうろこと言われるようなちいさなしろいタイル並ぶような雲、濃い灰色の重そうな雲・・・ゆったりしているけれどなんだか落ち着きのない空だった。
手帖に書いていたきょうの予定は、3月のライオン発売日。
のんさんに付き合ってもらい、駅の方へ。
帰ってきてのんさんが眠り、遅いお昼をたべながらすららーっと読んでしまった。羽海野さんの漫画は、時々記念写真みたいな一ページがある。じんわり。
火曜日に買ってから宇多田ヒカルさんのアルバムをくりかえしくりかえし。これについてだれかと話したい。これに限っては音楽家・評論家の方の意見も聞いてみたいなーなんて思う。こんなに同じアルバムをかけ続けているのはいつぶりだろうか。すでに口ずさめるようになってきている。歌詞をよまなくてもうたえるようになるうたは、いいなと思う。
夜ごはんは、海老とブロッコリーの炒めもの、ポテトサラダ、秋の煮物、雲丹の塩辛、すじこ、ごはん。
雨が降っていたと思ったら日差しが見えて、晴れたらすかっと雨が降った。
綿をやわらかく引いたような雲、いわゆるうろこと言われるようなちいさなしろいタイル並ぶような雲、濃い灰色の重そうな雲・・・ゆったりしているけれどなんだか落ち着きのない空だった。
手帖に書いていたきょうの予定は、3月のライオン発売日。
のんさんに付き合ってもらい、駅の方へ。
帰ってきてのんさんが眠り、遅いお昼をたべながらすららーっと読んでしまった。羽海野さんの漫画は、時々記念写真みたいな一ページがある。じんわり。
火曜日に買ってから宇多田ヒカルさんのアルバムをくりかえしくりかえし。これについてだれかと話したい。これに限っては音楽家・評論家の方の意見も聞いてみたいなーなんて思う。こんなに同じアルバムをかけ続けているのはいつぶりだろうか。すでに口ずさめるようになってきている。歌詞をよまなくてもうたえるようになるうたは、いいなと思う。
夜ごはんは、海老とブロッコリーの炒めもの、ポテトサラダ、秋の煮物、雲丹の塩辛、すじこ、ごはん。
2016年9月28日水曜日
二八七
二〇一六年九月二十八日水曜日
ひと差し指を切った。
利き手ではない方のひと差し指。
包丁で切れた瞬間、(あ、)すぐにわかった。いつもならすぐに切れた部分をぎゅっと押さえる。切り傷はだいたいぎゅっと押さえたらすぐにくっつく。絆創膏いらず。
けれどもきょうは、わかったけれどぎゅっとしなかった。(いいか)と思った。なんでだろう。(いいか)と思った。
利き手ではない 方のひと差し指は、実はとてもよく使うようで、まあ沁みる。切るときも、お皿を洗うときも、髪の毛を洗うときも、のんさんにごはんを食べさせるときも。
痛みはいつもよりひと差し指の存在感をおおきくする。いつもありがとうとか、たまにはそう思いなさいよ、言いなさいよ、とかんじるひと差し指のつよがり乙女心。
ひと差し指って、おかあさん指と言う。
あの比喩はなんだろう。
わたしの手に住むかぞく。
ずっとおかあさんなあなたよ、
たまには赤い紅ひいて、マニュキュアぬって、お洒落して、わがまま言ったらいい。
変わる顔への違和感をかんじてから薄くなっていき、とうとう化粧をしなくなっている。
さらに産後、化粧品をつけるとひりひりするようになってしまった。
なんだかわたしの中にちいさくいる乙女は肩身の狭い思いをしているな、とふと思う。
乙女をのびのびさせてあげたくなっている。
結婚式にも呼んでもらったことだし、まずはマニュキュアを。
いきなりぜんぶの指に色がついたらどきどきしてしまうからいくつかにだけそろりとぬる予定。
ひと差し指にはぬる。お洒落しましょう、おかあさん。
(びんかん肌によき化粧品あるかしら。ら。)
夜ごはんは、秋の煮物(しめじ、さつまいも、蓮根、牛蒡、ぶた肉、生姜)、冷奴、丸茄子味噌(中身をくりぬいて、玉ねぎと炒めて、茄子の器に盛ってトースト)、ごはん。
初回を聞いた大宮エリーさんのラジオ。日記を書いていたらたまたま最終回を聞けた。
ひと差し指を切った。
利き手ではない方のひと差し指。
包丁で切れた瞬間、(あ、)すぐにわかった。いつもならすぐに切れた部分をぎゅっと押さえる。切り傷はだいたいぎゅっと押さえたらすぐにくっつく。絆創膏いらず。
けれどもきょうは、わかったけれどぎゅっとしなかった。(いいか)と思った。なんでだろう。(いいか)と思った。
利き手ではない 方のひと差し指は、実はとてもよく使うようで、まあ沁みる。切るときも、お皿を洗うときも、髪の毛を洗うときも、のんさんにごはんを食べさせるときも。
痛みはいつもよりひと差し指の存在感をおおきくする。いつもありがとうとか、たまにはそう思いなさいよ、言いなさいよ、とかんじるひと差し指のつよがり乙女心。
ひと差し指って、おかあさん指と言う。
あの比喩はなんだろう。
わたしの手に住むかぞく。
ずっとおかあさんなあなたよ、
たまには赤い紅ひいて、マニュキュアぬって、お洒落して、わがまま言ったらいい。
変わる顔への違和感をかんじてから薄くなっていき、とうとう化粧をしなくなっている。
さらに産後、化粧品をつけるとひりひりするようになってしまった。
なんだかわたしの中にちいさくいる乙女は肩身の狭い思いをしているな、とふと思う。
乙女をのびのびさせてあげたくなっている。
結婚式にも呼んでもらったことだし、まずはマニュキュアを。
いきなりぜんぶの指に色がついたらどきどきしてしまうからいくつかにだけそろりとぬる予定。
ひと差し指にはぬる。お洒落しましょう、おかあさん。
(びんかん肌によき化粧品あるかしら。ら。)
夜ごはんは、秋の煮物(しめじ、さつまいも、蓮根、牛蒡、ぶた肉、生姜)、冷奴、丸茄子味噌(中身をくりぬいて、玉ねぎと炒めて、茄子の器に盛ってトースト)、ごはん。
初回を聞いた大宮エリーさんのラジオ。日記を書いていたらたまたま最終回を聞けた。
2016年9月27日火曜日
二八六
二〇一六年九月二十七日火曜日
ひとつのショーを見せているような夕方の空だった。
夜ごはんは、ぶたと野菜の炒めもの、焼き秋刀魚、重ね煮のお味噌汁、沖平目のお刺身、秋刀魚のお刺身(あいこちゃんより)、とろろ、ごはん。
暮しの手帖の秋刀魚特集「・・・七輪などでなくても、フライパンでもおいしく・・・」と書いてあるのを読み、(そうか!)と帽さんはなった。(七輪で焼いたらいいじゃん!)そうして、お風呂から上がるとコンロのあるはずのところに七輪がおり火のよい音がしていましたとさ。
いやあ、おどろいた。でも、これは大正解で七輪で焼いた秋刀魚は薫っておいしいものだった。あいこちゃんたちとの夜ごはんで、日本酒が吸い込まれるようにみんなの身体に流れていっていた。
日本酒のアテに、雲丹の塩辛、蟹味噌、筋子。
みなさまとてもとてもたのしそうな夜。(あした、遠足にいこうー!)とあいこちゃんが言っていた。のんさんはよおく眠る。
ひとつのショーを見せているような夕方の空だった。
音はない
ただ移り変わる
いつ練習をしているのでしょう
淡い紫のような橙色と夜を混ぜた青色のストライプ
太陽は空を焼く
筆を止めずに息をとめて雲と舞う
空がまあるいことがわかるようなおおきな弧を描いた雲
公園の木々がそっといい助演俳優
吸い込まれるみたいに地平線のあかるい穴めがけて楽隊は行進してゆく
ヘッドホンしてあんぱんかじってる自転車こいでるにいさまも
花柄のシャツ着たおばさまも
赤子を抱いたわたしも
みんな空を見上げる
時々そうやって諭しておくれ
また見せてね
チケットしのばせ待っています
夜ごはんは、ぶたと野菜の炒めもの、焼き秋刀魚、重ね煮のお味噌汁、沖平目のお刺身、秋刀魚のお刺身(あいこちゃんより)、とろろ、ごはん。
暮しの手帖の秋刀魚特集「・・・七輪などでなくても、フライパンでもおいしく・・・」と書いてあるのを読み、(そうか!)と帽さんはなった。(七輪で焼いたらいいじゃん!)そうして、お風呂から上がるとコンロのあるはずのところに七輪がおり火のよい音がしていましたとさ。
いやあ、おどろいた。でも、これは大正解で七輪で焼いた秋刀魚は薫っておいしいものだった。あいこちゃんたちとの夜ごはんで、日本酒が吸い込まれるようにみんなの身体に流れていっていた。
日本酒のアテに、雲丹の塩辛、蟹味噌、筋子。
みなさまとてもとてもたのしそうな夜。(あした、遠足にいこうー!)とあいこちゃんが言っていた。のんさんはよおく眠る。
2016年9月26日月曜日
二八五
二〇一六年九月二十六日月曜日
晴れと曇りをいったりきたり
きのうから全身に湿疹ののんさん。
熱の後だから突発性発疹かしら。
夕方四時ころ外に出るともう暗い。曇っていたというのもあるかもしれないけれど、いよいよのんさんが生まれるまでに歩いたあの季節が巡ってくる。
散歩から帰り眠そうなのんさんを何度よこにしても、うとうとしたのに起き上がる。そしてびっしょりと汗をかく。暑くて眠れないのかなとうちわで扇いでも汗を拭ってもくるんと起きる。
帽さんは打ち合わせで遅い。これはのんさんと夜ごはんたべてしまおうと様子をみながら作り盛ってたべはじめる。できるだけはやく食べはじめられるように(ちゃぶ台の上につかまり立ちして手を伸ばす=ひっくり返す)、冷奴はもはや切らずにどぶんっとお皿に流した。ふー。
ぱくりぱくりとたべて眠そうにうなだれて、するりとバンボを降りると立ち上がりお皿に手を伸ばす。あゝ、じぶんでたべたいのだな。
木の器にたべられるものをよそうと、汗をかきかき一生懸命つまんで口にほおばる。口にはいる量の倍以上床やおなか、足などについてお米マンになっているのだけれど、ひたすらに手、指をつかってたべる。感触を味わい、距離をゆっくりはかり、往復する。そして時々わたしの視線に気がつくとにっこりとうれしそうに笑う。じぶんで食べられるということは喜びだ。
たべている最中、その覚悟をせずにはじめてしまったからべっとべとのぽろぽろの掃除をしながらじぶんのごはんがたべている気がしなくてなんだか疲れてしまったけれど、こうやって書き出すとなんて大事な行為だろう。やりきって、ようやく眠った。おつかれさま。
夜ごはんは、冷奴、すじこ、ぶたと野菜の炒めもの(しいたけ、大根、さつまいも、玉ねぎ、人参)、重ね煮のお味噌汁、梅じゃこごはん。
晴れと曇りをいったりきたり
きのうから全身に湿疹ののんさん。
熱の後だから突発性発疹かしら。
夕方四時ころ外に出るともう暗い。曇っていたというのもあるかもしれないけれど、いよいよのんさんが生まれるまでに歩いたあの季節が巡ってくる。
散歩から帰り眠そうなのんさんを何度よこにしても、うとうとしたのに起き上がる。そしてびっしょりと汗をかく。暑くて眠れないのかなとうちわで扇いでも汗を拭ってもくるんと起きる。
帽さんは打ち合わせで遅い。これはのんさんと夜ごはんたべてしまおうと様子をみながら作り盛ってたべはじめる。できるだけはやく食べはじめられるように(ちゃぶ台の上につかまり立ちして手を伸ばす=ひっくり返す)、冷奴はもはや切らずにどぶんっとお皿に流した。ふー。
ぱくりぱくりとたべて眠そうにうなだれて、するりとバンボを降りると立ち上がりお皿に手を伸ばす。あゝ、じぶんでたべたいのだな。
木の器にたべられるものをよそうと、汗をかきかき一生懸命つまんで口にほおばる。口にはいる量の倍以上床やおなか、足などについてお米マンになっているのだけれど、ひたすらに手、指をつかってたべる。感触を味わい、距離をゆっくりはかり、往復する。そして時々わたしの視線に気がつくとにっこりとうれしそうに笑う。じぶんで食べられるということは喜びだ。
たべている最中、その覚悟をせずにはじめてしまったからべっとべとのぽろぽろの掃除をしながらじぶんのごはんがたべている気がしなくてなんだか疲れてしまったけれど、こうやって書き出すとなんて大事な行為だろう。やりきって、ようやく眠った。おつかれさま。
夜ごはんは、冷奴、すじこ、ぶたと野菜の炒めもの(しいたけ、大根、さつまいも、玉ねぎ、人参)、重ね煮のお味噌汁、梅じゃこごはん。
2016年9月25日日曜日
二八四
二〇一六年九月二十五日日曜日
晴れと曇り
甘いお菓子にご用心
帽さんは光明さんと自転車ランデブー。寝坊をしたようで、言葉のとおり飛び起きて十分くらいで出発していた。
晴れと曇り
甘いお菓子にご用心
ぷんすかおばちゃんお出まししちゃう
あたまの会話にご用心
火の種のもと こねてまるめて
帽さんは光明さんと自転車ランデブー。寝坊をしたようで、言葉のとおり飛び起きて十分くらいで出発していた。
公園へゆこうと玄関をあけたら帽さんがちょうど帰ってきた。あれまびっくり。おむすびをにぎって、公園でお昼ごはんをたべる。
のんさんはどんな状況のときでも全力で最大限味わって夢中になってよく笑う。それでも、三人でシートの上でごろんとしたりたべたりしているとき一段とにっこりしていたような気がする。
長野から帰ってきた藤原家と家の前でお喋り。公園で三人で話しているだけでも身体にたまっていたガスが出ていっていた。けれどまだなんだかおなかにはもんやりがいたみたい。あいこちゃんと会って喋ったらまあるくおさまっていくのをかんじる。
あまりに降りたそうなのですこし路に座らせる。コンクリートロードをはいはいして、歩くすーさんを追いかけはじめた。すーさんはとびきりの速さでずんずん行くのだけれどふり返る。のんさんはあるときまですーさんを見ていたのだけれど視界にはいるひとつひとつが気になったりお休みしたりして、はいはいをしはじめた目的のことを忘れて目の前に夢中になっていた。(たねみたいだね)とあいこちゃんは言っていた。
夜ごはんは、秋刀魚のお刺身、ほうれん草のお浸し、ブロッコリーとひき肉のスパゲッティー、スープカレー(レトルト)、ごはん。
ほうれん草のお浸しというのは、ひさしぶりに食べると(おいしいなあ)ってしみじみ思う。
二十一時になる前に帽さんは眠る。のんさんはうんちくんが出ていたり、暑かったり、なかなか眠くて眠れない。スパッツを薄手のものにして、うちわであおぎながら授乳をして二十二時過ぎにようやくすやすや。そうしてオレオをたべながら日記を書く。
長野から帰ってきた藤原家と家の前でお喋り。公園で三人で話しているだけでも身体にたまっていたガスが出ていっていた。けれどまだなんだかおなかにはもんやりがいたみたい。あいこちゃんと会って喋ったらまあるくおさまっていくのをかんじる。
あまりに降りたそうなのですこし路に座らせる。コンクリートロードをはいはいして、歩くすーさんを追いかけはじめた。すーさんはとびきりの速さでずんずん行くのだけれどふり返る。のんさんはあるときまですーさんを見ていたのだけれど視界にはいるひとつひとつが気になったりお休みしたりして、はいはいをしはじめた目的のことを忘れて目の前に夢中になっていた。(たねみたいだね)とあいこちゃんは言っていた。
夜ごはんは、秋刀魚のお刺身、ほうれん草のお浸し、ブロッコリーとひき肉のスパゲッティー、スープカレー(レトルト)、ごはん。
ほうれん草のお浸しというのは、ひさしぶりに食べると(おいしいなあ)ってしみじみ思う。
二十一時になる前に帽さんは眠る。のんさんはうんちくんが出ていたり、暑かったり、なかなか眠くて眠れない。スパッツを薄手のものにして、うちわであおぎながら授乳をして二十二時過ぎにようやくすやすや。そうしてオレオをたべながら日記を書く。
2016年9月24日土曜日
二八三
二〇一六年九月二十四日土曜日
帽さんはりんごのあの店へ相棒の修理
ほんとうはひさしぶりのあの方と会う約束
身体がぽかぽかののんさん
しかたなし お留守番
すりおろしりんごをゆっくりすいすいぱくりぱくり
いつもよりごくりごっくりのむ番茶
身体のほしいにしごく忠実
よこになる ごろり
汗をかいて
あの熱のきもちわるさ
幾度と声をあげる
ちいさな身体からはみ出す熱さ
ぎゅうっと包んで包んで昇華
午後二時とすこし 夢と現をぬけて目を覚ます
やり遂げてかえってきたそんな顔
体温計はもういらないみたい
汗をかいた服を着替えて 彼女のいつもの温かさをたしかめる
おつかれさまおつかれさま
ああがんばったがんばった
よき書店をみつけたとほくほくして帰ってきた帽さん。
暮らし・火・遊び・環境・こども
こんなキーワードの本たちが鞄から出てくる。
夜ごはんは、キムチ、冷奴、いつかの煮物、お味噌と酒粕の鍋(三日目)、ごはん。
わたしはこの雨にとじ込もっていたあいだに、3月のライオンのせかいにどっぷり。
出ているすべてを読んで、ようやく水面から顔を出して息をした。
こんなふうに書いてみて、わたしはいろいろおざなりにしていたなとはんせい。
うっす おっすおっす。
帽さんはりんごのあの店へ相棒の修理
ほんとうはひさしぶりのあの方と会う約束
身体がぽかぽかののんさん
しかたなし お留守番
すりおろしりんごをゆっくりすいすいぱくりぱくり
いつもよりごくりごっくりのむ番茶
身体のほしいにしごく忠実
よこになる ごろり
汗をかいて
あの熱のきもちわるさ
幾度と声をあげる
ちいさな身体からはみ出す熱さ
ぎゅうっと包んで包んで昇華
午後二時とすこし 夢と現をぬけて目を覚ます
やり遂げてかえってきたそんな顔
体温計はもういらないみたい
汗をかいた服を着替えて 彼女のいつもの温かさをたしかめる
おつかれさまおつかれさま
ああがんばったがんばった
よき書店をみつけたとほくほくして帰ってきた帽さん。
暮らし・火・遊び・環境・こども
こんなキーワードの本たちが鞄から出てくる。
夜ごはんは、キムチ、冷奴、いつかの煮物、お味噌と酒粕の鍋(三日目)、ごはん。
わたしはこの雨にとじ込もっていたあいだに、3月のライオンのせかいにどっぷり。
出ているすべてを読んで、ようやく水面から顔を出して息をした。
こんなふうに書いてみて、わたしはいろいろおざなりにしていたなとはんせい。
うっす おっすおっす。
2016年9月23日金曜日
二八二
二〇一六年九月二十三日金曜日
ほんとうは約束があったけれど、のんさんが発熱していたのでまた今度にしてもらった。
機嫌はよくて彼女はいつもどおりのように過ごしている。すこし甘えんぼでいつもよりおっぱいをよくのみ、その分おしっこの量が多い。
彼女にとっては微熱くらいの温度なのだけれど、38.3℃ある。首元やおなかがあっつくて、抱くと熱をじんじんと感じる。
熱よ、さがれー
熱よ、さがれー
と祈りまくりながら彼女のにっこりに励まされる。まったくかなわない。
ときどき口をすぼませて、きもちわるいというかおをする。のどが痛むのかな。
のどが痛むという現象も、発熱も、はじめてのこと。彼女にはなんだかへんなかんじ。きもちがわるい。というふうなのだろうか。
宇多田ヒカルさんがゲストのSONGSを見た。彼女はこどもを育ててみて、失われていたじぶんの2,3年を取りもどせるようだというようなことを言っていた。じぶんの記憶にはないほんとうにはじめのころのこと。父や母がどんな顔をして、どんな声をかけて、育ててくれていたのかを覚えていない。それが根っこになるのに、覚えていなくて闇にもなる。それを、こどもに声をかけながらすーっと見えてくるのだろう。
父や母がじいちゃんばあちゃんになって、のんさんと接するときこんなにやさしい目をするんだなーというかおに出会う。はじめ、なんだか照れてじっと見つめられなかったけれど最近はその表情をじっと見つめる。
こんなふうに愛でてもらっていたのだな、と。
のんさんを見つめる父母をみながら、幼いわたしを見つめる父母に会っているよう。
夜ごはんは、キムチ、お味噌と酒粕のお鍋二日目、ごはん。
2016年9月22日木曜日
二八一
二〇一六年九月二十二日木曜日 秋分の日
雨。(ほんとうによく降る。泣きたいだけ泣いたらいいというきもちになってくる。)
下北沢のいつもの美容室へ。のんさんに付き合ってもらう。いつもだけれど、ありがとう。のんさんに声をかけてくださったり、おむつ替えの場所を貸してくださったり、それだけではなくて話すことひとつひとつにやさしいが溢れている、愛のあるひとだなーと話すほどに思う好口さん。大変お世話になりました。いつもありがとうございます。
雨。(ほんとうによく降る。泣きたいだけ泣いたらいいというきもちになってくる。)
下北沢のいつもの美容室へ。のんさんに付き合ってもらう。いつもだけれど、ありがとう。のんさんに声をかけてくださったり、おむつ替えの場所を貸してくださったり、それだけではなくて話すことひとつひとつにやさしいが溢れている、愛のあるひとだなーと話すほどに思う好口さん。大変お世話になりました。いつもありがとうございます。
叱ることについて、ゴシップ、身体、たべることについて、寝具について・・・ひろくて深くて、ふふふと笑えて。いやはや、愛だなー愛。
実ははじめてのダーウィンルームに立ち寄り、古本を三冊。深くて密度が濃ゆいのに風通しがよくて、こどももいられてこれはなにかのヒントになりそうだな。よきところだった。
帽さんが選んだのは井上ひさしさんと虫にまつわる本。わたしは瀬戸内晴美さんの本。さて、ダーウィンと通づるところとは。
夜ごはんは、小松菜と厚揚げの煮浸し、キムチ、お味噌と酒粕の鍋(せり、えのき茸、椎茸、白菜、鮭、鶏肉、豆腐、葱、牛蒡)、ごはん。
眠るとき、のんさんを触ると熱い。これは熱かもしれない。体温計の音で起こすのもわるいので計らなかったけれどこれは着込みすぎて熱いとはちがう身体の熱さだ。
夜ごはんは、小松菜と厚揚げの煮浸し、キムチ、お味噌と酒粕の鍋(せり、えのき茸、椎茸、白菜、鮭、鶏肉、豆腐、葱、牛蒡)、ごはん。
眠るとき、のんさんを触ると熱い。これは熱かもしれない。体温計の音で起こすのもわるいので計らなかったけれどこれは着込みすぎて熱いとはちがう身体の熱さだ。
2016年9月21日水曜日
二八〇
二〇一六年九月二十一日水曜日
ほんのすこし日差しがみえた。曇り。
夜ごはんは、冬瓜と鶏肉の煮物、厚揚げと小松菜の煮浸し、重ね煮のお味噌汁、オムライス。
ほんのすこし日差しがみえた。曇り。
3月のライオンをふっと読みはじめたら、ひびいてしまってすき間を見つけてはぐんぐん読む。五巻まで読んでとまっていた。いまちょうどいい温度みたい。
夜、とある二人からメールが届く。それぞれずっと会っていない大切なひと。あゝ会えるのだ。会えるのだ。うれしい。合わない時間はたっぷり会ったけれど会うときにはこんなにさくっと会うことになる。
なにかが動いている
とくとくとく とくとくとく
夜ごはんは、冬瓜と鶏肉の煮物、厚揚げと小松菜の煮浸し、重ね煮のお味噌汁、オムライス。
たまごは帽さんが焼いてくれた。
おおきなおおきなオムライス
お店ならば半分かそのまた半分
お上品にはいられないのよ
愛しのあの子を思ってオムライス
ちいさなひと口をゆっくり運ぶ
みているだけでオムライス
わたしのおなかは満たされる
ちいさな理由はそれかしら
ちいさな理由はそれかしら
そんなときだけレディーファースト
大盛りはプラス二百円
家ならおおきなオムライス
だれかに笑われたっていい
たまごは三つオムライス
ケチャップできょうはなにを描く
2016年9月20日火曜日
279
二〇一六年九月二十日火曜日
雨。たいようは大型連休中。
みえそうでみえなくて
なんだかまったくつかめない
温度計はこわれているのか あつくもなくてさむくもない
ぼんやりと ただぼんやりと
すこしながく横になりたいなと思う
夕方、のんさんが眠った。夜ごはんの支度もほぼできていたので、ふっとコースターを縫いはじめる。刺繍枠を買ったのに、出番がやってこなくてずいぶん経っていたけれどようやく。なんて縫いやすいのだろう。これならばいままでよりほんのすこしじょうずにできそう。これはこれはよく考えられている発明品。
夜ごはんは、冬瓜と鶏肉の煮物(椎茸、牛蒡)、厚揚げと小松菜の煮浸し、焼きほっけ、重ね煮のお味噌汁、ごはん。
きょうはのんさんもいっしょに夜ごはんを囲む。お米と冬瓜、おさかな、味噌汁とよくたべた。
雨。たいようは大型連休中。
みえそうでみえなくて
なんだかまったくつかめない
温度計はこわれているのか あつくもなくてさむくもない
ぼんやりと ただぼんやりと
すこしながく横になりたいなと思う
夕方、のんさんが眠った。夜ごはんの支度もほぼできていたので、ふっとコースターを縫いはじめる。刺繍枠を買ったのに、出番がやってこなくてずいぶん経っていたけれどようやく。なんて縫いやすいのだろう。これならばいままでよりほんのすこしじょうずにできそう。これはこれはよく考えられている発明品。
夜ごはんは、冬瓜と鶏肉の煮物(椎茸、牛蒡)、厚揚げと小松菜の煮浸し、焼きほっけ、重ね煮のお味噌汁、ごはん。
きょうはのんさんもいっしょに夜ごはんを囲む。お米と冬瓜、おさかな、味噌汁とよくたべた。
2016年9月19日月曜日
278
二〇一六年九月十九日月曜日
昨日と一昨日は、黒い服に包まれていた。
黒いカーディガン、襟のおおきな白いブラウス、黒い太めのパンツ、黒いタイツ、黒い靴。
大学生のころくらいからすこしずつ黒い服を着なくなり、いまは下着くらいしかない。ありものではどうにもできなくて、母が揃えてくれた。将来白髪まじりのショートカットで着こなせたら素敵そうなそんな服たち。
式とつくもので身につける服と、日々の服とのあいだに距離があるとなんだかそれだけで疲れてしまう。それはそれとして特別なものを味わえたらいいのだろうと思うのだけれど、日々のわたしを消してどこかに追いやってしまうようで、どうにもでこぼこしたきゅうっときもちになる。
母が揃えてくれたそれらは、日々のわたしのままでいられる服だったので身につけていてきもちがよかった。けれどもやはり黒。わたしはまだこの色をなんだか着られそうにないな。(せっかく揃えてもらったので靴やパンツは身につけようと思っている。)
その反動のようなものが上下生成りになったのかもしれない。
やわらかく、どういても受け入れてもらえるような、受け入れられるような。
この時期がやってきたとたのしみになるえみおわすの展示へ、かわいいあのこと行く。
そのひとの元へ行くべきだったのだよね、というところへそれぞれは流れつく。あのこの選んだかごもそうだった。
夜ごはんは、冷奴、肉味噌レタス巻き、重ね煮のお味噌汁(琥珀茸、キャベツ、南瓜、玉ねぎ)、納豆キムチ丼。
食後、帽さんとそれぞれの地図を描いた。ふるまうというのがわたしのキーワード。
しとしと雨。空は暗い。(すかっと晴れてくれないかな。)
しずかな、フラットな、 きもちのおちつく服を探したら上下生成り色になった。
昨日と一昨日は、黒い服に包まれていた。
黒いカーディガン、襟のおおきな白いブラウス、黒い太めのパンツ、黒いタイツ、黒い靴。
大学生のころくらいからすこしずつ黒い服を着なくなり、いまは下着くらいしかない。ありものではどうにもできなくて、母が揃えてくれた。将来白髪まじりのショートカットで着こなせたら素敵そうなそんな服たち。
式とつくもので身につける服と、日々の服とのあいだに距離があるとなんだかそれだけで疲れてしまう。それはそれとして特別なものを味わえたらいいのだろうと思うのだけれど、日々のわたしを消してどこかに追いやってしまうようで、どうにもでこぼこしたきゅうっときもちになる。
母が揃えてくれたそれらは、日々のわたしのままでいられる服だったので身につけていてきもちがよかった。けれどもやはり黒。わたしはまだこの色をなんだか着られそうにないな。(せっかく揃えてもらったので靴やパンツは身につけようと思っている。)
その反動のようなものが上下生成りになったのかもしれない。
やわらかく、どういても受け入れてもらえるような、受け入れられるような。
この時期がやってきたとたのしみになるえみおわすの展示へ、かわいいあのこと行く。
そのひとの元へ行くべきだったのだよね、というところへそれぞれは流れつく。あのこの選んだかごもそうだった。
夜ごはんは、冷奴、肉味噌レタス巻き、重ね煮のお味噌汁(琥珀茸、キャベツ、南瓜、玉ねぎ)、納豆キムチ丼。
食後、帽さんとそれぞれの地図を描いた。ふるまうというのがわたしのキーワード。
277
二〇一六年九月十八日日曜日
お酒をのむひとも少なく
お喋りもにがてな親族にはひろすぎる会食の部屋
きもちが鎮まってゆきにくい形式への緊張
儀式への感心と、一方でこんなときにはただただゆっくりとこじんまりと狭い部屋でぎゅうぎゅうに、黒い服なんて脱ぎ捨てたらいいのにというきもちになった
車いすに乗る彼のうしろ姿
父と三人のこどもが並んで座るうしろ姿
病院でさすった彼女の手の感触
車いすに乗る際ふんばるために握る彼の手の感触
彼の肌のつめたさ
五人兄弟の二番目である彼女
四番目の妹は彼女と同じ目をしていた
彼女よりすこし細いシルエットだけれどよく似ていて彼女の妹を見ると、彼女に会えているようだった
夜ごはんは、家でつくった醤油ラーメン(もやし玉ねぎ大蒜を炒めたもの、焼豚)。
帽さんがつくってくれた。なんだかとってもおいしかったな。帽さんがラーメンたべたいと言って、味噌がいいなと言いつつ冷凍庫にあったのは醤油。
ひと口目をずずっとすすった瞬間あ、きょうのごはんはこれだった。ラーメンなのも、醤油なのも、正解だ、と思った。
2016年9月17日土曜日
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二〇一六年九月十七日土曜日
そのひとには、三人のこどもがいた。しずかな愛のひとである兄、お喋りで彼女によく似た弟、やさしさの外側できもちが波うってしまう妹。
せっかちで、落ち着きがわるく、「じっとしてなよ」と都度言われていた彼女。
冬に遊びに行くと、外の段ボールの中からみかんを出して「食べな。」と言い、食べているとおせんべいを盛った皿を出しながら「こんなんしかないけどー」と言ってケケっと笑い、また台所へ。
兄弟はいつでもすこしあきれたように彼女にそう言った。
「もういいから。じっとしてなよ。」
そんな会話をよく聞いた。
聞き役の兄はそんなことはなかったけれど、弟と妹は彼女と喧嘩をした。歳を重ねても喧嘩をよくしていた。いっしょに暮らしていた妹とはとくに。口喧嘩の末、彼女は近所に住む長男の家に家出したりした。
それでもふりかえったとき、彼らに写る彼女はやさしい母、だった。
妹はちいさく、でもしっかり伝え涙を流す。「怒ってばかりいてごめんね。ありがとう。」
そして口下手な旦那がいた。家事には非協力的、頑固が故聞く耳を持たなかったりした。晩年別の部屋で過ごす時間も増えていた。
彼女の手をさする彼すべてから愛が伝わった。だれよりもなんどもタオルで目元をふき、あたまを抱えていた。
みているだろうか、彼女は。
三人のこどもは力を合わせて協力した。お互いを思い、父を思い、そして母を思いながら。
彼女は三人のこどもに恵まれ愛されつづけた。それは彼女の成し得たものであり、宝。
(わたしはなぜだか涙は出なかった。ごめんなさいとありがとう、それから言ってもらった言葉を思い返したりしていた。)
それぞれが彼女を見つめながらどんな思いを話し、どんな風景を思い浮かべていただろう。
彼女はどんなきもちでいるだろう。
おーい、聞こえているかな。
あなたを思っているよ。
彼らの声がどうか届きますように。
そしてあなたの声が彼らに届きますように。
夜ごはんの記録はなし。
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